悩みの答えは、鎌倉にある。

今、鎌倉にいます。
最近、毎週末鎌倉に行くという奇行に走り始めました。

「そうだ、鎌倉に行こう」

と毎週末思い立っています。
思い立つ頻度が病気です。

（ここ京都、京都も行きたい、鎌倉の次に）

鎌倉、凄いんです。

どれだけ心がモヤモヤしていても、抱えきれない悩みや不安があっても、もうどうしたら良いのか分からない状態でも、鎌倉に行くと、全て解決するんです。なんだか「こいつ、なんか、危ない宗教にでもハマってるんじゃね？」感が漂ってきました。

鎌倉で何をしているのかというと、北鎌倉駅で降り、自然に浸かりながら禅寺で1-2時間ボーッとして、古民家カフェでのんびりして、由比ヶ浜に移動し、浜辺に座り夕暮れ時の海と空をボーッと眺め、ちょっと散歩して、海が見れるカフェでお茶をしています。

平和ボケの骨頂。

ですが、鎌倉から帰る頃には、心がスッキリして、生きる力が湧いてくるのです。なぜでしょう。鎌倉には何があるのでしょう。


鎌倉には、自然があります。
そして、何も考えない時間が生まれます。


何も考えず、自然に浸かります。ただ、ボーッとするのです。
禅寺の庭園を見て、自然を見て、ボーッとするのです。
何も考えない時間。自然と呼吸が整う感覚。


最高に心が洗われます。心の中にあった、色んな問題達が消えていきます。仕事でミスしてばかりな事、居場所が無いように感じる事、これからどうしていけば分からない事、どうしたいのかも分からない事、何からしたら良いのか分からない事、ただ焦ってばかりな事、人間関係がうまくいかない事、なんとなく不安な事、、、心の中にあったモヤモヤが全て洗い流されます。ゴチャゴチャに散らかった部屋が綺麗になるような。そして、心がすっきり、クリアに。心が整う。

そして、自分の心の声が聞こえ始めてきます。

「本当は〜したい」
「ああいう事は嫌だ」
「あの時嬉しかった」
「本当は心から悲しかった」
「あの時本当にありがとう」

感じないようにしていた感情が爆発します。


社会人になると、自分の心の声に疎くなってしまうような気がします。自分が何が嬉しくて、悲しくて、が分からなくて。やりたいと思う事も分からなくて。自分の心の声を感じれない事は無いのですが、感じ方が薄くて。感情がどんどん無くなっていく、可も無く不可も無く、ただ平然と日常が過ぎていく、常に灰色の生活、映画を見ても本を読んでもニュースを見ても、感じる事が少なくなっていく気がして。
自分の意思で動き続ける事に疲れてしまって、自分の意思を捨てて働き始めると、自分の心の声に疎くなり始めます。「自分が何を感じて、どうしていきたいのか」センサーを壊す事になるからかな。

鎌倉は、そんな壊れかけの心を癒し、心の声が聞こえるようにしてくれます。

「自然に浸かり、ただ何も考えない時間」が、心を癒し、心の声を聞こえるようにしてくれるのかなと。
鎌倉には、この「自然に浸かり、ただ何も考えない時間」があるのです。
だから、鎌倉にいると、自分の心の声が聞こえてきます。

抱えている悩みのほとんど答えは「自分がどうしたいのか」ではないでしょうか。

絶対的な答えは無いんです。正解なんて無いと思うのです。

大企業で働こうが、ベンチャーで働こうが、
友達が多かろうが、少なかろうが、
思い描いた夢へ突き進もうが、別の道を歩もうが、
結婚しようが、しまいが、

全部間違いじゃない。正解なんて無いと思うのです。
もしあるとすれば、「自分がどうしたいのか」だと思います。
自分の中にしか答えはありません。

誰かに答えを教えてもらったら楽です。でもそれは自分の正解ではありません。

時には「自分がどうしたいか」で進み、痛い目見たり、苦しんだり、失敗したりするかもしれません。
でも、それで良い。
その時、学び得た事は、財産だと思うから。
自分が幸せに生きる為の材料になると思うから。

だから私は来週も、心を癒し心の声を聞きに鎌倉に行きます。

（そろそろくどいぞ、この画像）

何かに悩んでいる人
心がモヤモヤする人
どうやって生きていったら分からない人
自分の気持ちが分からない人
とりあえず疲れた人

鎌倉で寺を巡り、自然に浸かり、何も考えず、ボーッとしてみてはいかがでしょうか。

（また出てきたな、コノヤロー）

答えは鎌倉にあると、思います。

鎌倉の自由な雰囲気も、訪れた人を包み込んでくれます。
「自由に生きたらいいよ」と、抱きしめてくれます。

お店もほとんど21時閉店。
店主が疲れちゃった日には、店はおやすみ。

それでは、最後に、