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2021年9月の記事一覧

映画「ウォリアーズ」をPrime Videoで見ました。特殊撮影でない肉弾戦。

映画「ウォリアーズ」を見ました。ニューヨークのストリートギャングのいちチーム「ウォリアーズ」が、ストリートギャングの集会で、ギャングたちを集めたサイラス殺害容疑をかけられ、追われる物語。チームの根城である、コニーアイランドを目指しての逃走。

オープニングの画像が格好いいですよね。「ウォリアーズ」が地下鉄に乗って、集会の場所に目指すわけですが、その電車のカットの合間合間に、ウォリアーズ以外のチーム

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映画「ザ・ウォーカー」をPrime Videoで見ました。移動する映画。

映画「ザ・ウォーカー」を見ました。主人公のイーライが西に歩き続ける。それだけの映画です(途中から、ソラーラという少女がついてきます)。主人公のイーライはめちゃくちゃ強いけど、ただ強いだけなんですかね? 強さの理由として、神様の加護を受けているとかではないんですかね。明らかに腹を撃たれても、生きていましたが。アクションはすごく面白い、のだけれどイーライが無敵なのか、それとも死ぬ存在なのかがいまいちわ

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映画「クーリエ:最高機密の運び屋」を見てきた。演出が良いのだろう。

映画「クーリエ:最高機密の運び屋」を見てきました。クーリエとは「外交文書を本国と各国の大使館・公使館等の間、あるいは大使館・公使館相互間などで運搬する業務のこと(Wikipediaより引用)」らしい。冷戦当時グレヴィル・ウィンという英国のセールスマンが、ソビエトのペンコフスキー(GRU)から情報をもらい、CIAやMI6にその情報を渡していたという実話を元にした作品。この情報によってキューバ危機は免

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映画「宇宙戦争」をPrime Videoで見ました。画面の落差が大きいと動きが感じられて良いですね。

映画「宇宙戦争」を見ました。宇宙戦争と言いながら、地球を宇宙人が襲う話ですが(アメリカ軍が宇宙人たちと戦っているけれど、宇宙人にはバリアとかあって、戦いになってない)。面白かったです。スケールが大きいといいですね。動きも派手になる。人々の動きも派手になりますし、画面の落差も大きくなります。心の動きも派手ですが、これはこの主人公レイが激情型の人間だからでしょう。2度目の鑑賞です。話の細かい筋はほとん

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映画「SF/ボディ・スナッチャー」をGYAOで見ました。解決が見えない。

映画「SF/ボディ・スナッチャー」を見ました。宇宙人の地球侵略ものです。といっても、派手に攻めてくるのではなく、人類に化けて少しずつ少しずつ街が侵略されていくところがこの映画では、描写されます。SFといえば、設定からしてSFなのですが、プロットの立て方はホラーでしたね(ゾンビ映画みたいでもある。といっても私はゾンビ映画多分見たことないけど)。この映画も登場人物に成長要素などありません。テーマは探れ

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映画「パルプ・フィクション」をU-NEXTで見ました。時間軸がずれている話をどう思う。

映画「パルプ・フィクション」を見ました。また、エンターテイメントに成長要素など必要ないと証明されてしまった。まあ、この作品は会話劇を楽しむ作品だよね。会話劇をするために出来事があるという感じで。コメディとかの構造に近いのかな? でもこれなんで時系列バラバラなんだろう? 最後にひとつひとつのエピソードが集約されるわけでもないし。成長要素がないというのは、最初のエピソードに出てくるヴィンセントとジュー

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映画「田園に死す」をU-NEXTで見ました。幻想的な映像ですね。

映画「田園に死す」を見ました。この映画は「何のために映画なんだ」とは思わなかったです。しかし「何のための映画か」と問われると、よくわかりません。「考えてみようと」もあまり感じなかったです。その意味で「また、違うタイプの映画に出会ってしまった」という感じです。以前「映画は見終わった後考えるものだと」書いたわたしが「考えてみようと」思わなかったでしょうか(実際には感想書いてるから、考えるけど)。この映

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映画「ラストタンゴ・イン・パリ」をU-NEXTで見ました。どう解釈していいかわからなかった。

映画「ラストタンゴ・イン・パリ」を見ました。難しい映画ですね。当時、衝撃的な映画として見られていてたらしく、現代の私から見て「そんな、衝撃的な場面あったか?」と思ってしまいましたが、バター使っている場面ってそういう意味だったのねと、視聴してからwikipediaを見てわかりました。この場面の後に、男は女に自分の尻の穴に指を入れることを要求してますね。

中年男ポールと20歳のジャンヌの恋模様を描い

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映画「戦場のピアニスト」をU-NEXTで見ました。ひとりのユダヤ人ピアニストから語られるポーランドの歴史。

映画「戦場のピアニスト」を見ました。第二次世界大戦当時の、ナチスドイツ支配下のポーランドを舞台に、ピアニストであるポーランド在住のユダヤ人ウワディスワフ・シュピルマンの体験と目線を通して、ポーランドの歴史、ユダヤ人迫害を描いています。

ポーランド侵攻から、終戦までをシュピルマン視点で描いています。時間の流れの瞬間を切り取るタイプの作品です。これはエンターテイメントではないと思います。シュピルマン

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映画「ワイルドバンチ」をU-NEXTで見ました。暗示の意味を考える。

映画「ワイルドバンチ」を見ました。19歳頃に一度見てます。その時は、この映画の紹介の「スローモーション」に感動した記憶があるけれど、今回は特に何も感じませんでした。銃撃戦は絵とし素晴らしいですが、こと「スローモーション」に関しては、よくある表現ですしね(この映画に影響受けて作る映画が多いからなので、昔の映画に対して「よくある」はおかしいですが)。「エンターテイメント」の条件として、以前「人の内面の

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映画「トゥモロー・ワールド」をU-NEXTで見ました。長回しは迫力がありますね。

映画「トゥモロー・ワールド」を見ました。2度目です。原題は「CHILDREN OF MEN(人の子供たち)」です。邦題もこれで良かったと思ってしまいます。「子供」がテーマってわかりやすいですよね。「トゥモロー・ワールド」でも、未来を示唆していることはわかりますが、この映画のテーマとはあまり関係ないような気がします。

出産能力が失われた世界で。セオは反政府グループ「FISH」に拉致される。首謀者は

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映画「新幹線大爆破」をU-NEXTで見ました。本編に入るのが早い。

映画「新幹線大爆破」を見ました。新幹線に爆弾(80キロまで速度を落とすと爆破する爆弾)を仕掛けた犯人たちの動向と、新幹線の乗客や、乗務員、新幹線を裏から支える人たちを描いた物語です。設定からして、面白そうですよね。「新幹線大爆破」ですよ。最初犯人が「1日」と言います。「タイムリミット1日か」と思いきや、東京、博多間9時間(最終的に博多にはつかないけど)がタイムリミット。時間が区切られると、面白くな

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映画「ライアンの娘」をU-NEXTで見ました。一人の女性の人生から、アイルランドの歴史の一幕を描く。

映画「ライアンの娘」を見ました。アイルランド独立戦争前のアイルランド島の寒村を舞台に、駐在しているイギリス軍将校ドリアン少佐と、その村に住む人妻ロージーとの不倫を描く(wikipedia より引用)。これぞ映画の教科書だと思える作品です(長いけど)。説明的なセリフは全くありません。登場人物たちの演技から、その微妙な感情が読み取れます。物語としては不倫を描いていますが、不倫がテーマというわけではない

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映画「映画に愛をこめて アメリカの夜」をU-NEXTで見ました。映画作りって大変ですね。

映画「映画に愛をこめて アメリカの夜」を見ました。映画作りをテーマにした映画です。この作品自体は、フィクションだと思いますが、映画作りのドキュメンタリーを見ているように見ました。映画作りがテーマとわかってしまえば、なんのために映画かわかりやすいので、用意されたテーマに乗って視聴すればいいので見るのは楽です(エンターテイメント映画でない、映画としては)。

昔、心を病んでしまった女優。映画スタッフに

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