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拝啓。会社や場所に縛られず「自分のチカラ」で稼げるようになってみたかった頃の僕へ

「僕も、自分の力で稼げるようになりたいんです。ゆうとさんのような、会社や場所に縛られない働き方に憧れます。」


先日、新しくできた友人から、そんなことを言われて気づいた。

「(そうか。僕はいつの間にか、あの頃抱いていた「夢」を叶えていたのか・・・)」

ーー脱サラしてから、早6年。

僕は今、「好きなときに、好きな場所で、好きな人とだけ働き、時間にも、場所にも縛られない働き方」という、どこかでよく聞くキャッチコピーのような生き方をしている。

6年間。ガムシャラに生きて来たから、すっかり忘れていたけれど、言われてみればたしかに、今の僕は、あの頃の僕の「憧れの姿」だ。

パソコン1台あれば、カフェや旅先が「職場」に変わるし、嫌な上司や、ムカつくお局さんみたいな存在は一人もいない。

愛する妻と子どもたちに囲まれた、穏やかな暮らしができている。

だから、ストレスにまみれだった会社員の頃に比べてみたら、控えめに言っても「幸せ」だ。



でも、誤解してほしくないのは、僕は「大金持ち」ではないということだ。

たしかに、会社員の頃よりも収入は3〜4倍に増えたけれど、もっと「稼ぐ」をしないと、まだまだ未来に不安が残る状態にある。

子どもが2人いるし、自分の老後のこともあるから。

それに、たった1度の人生だから、もっと「面白いこと」にお金を使える余裕と豊かさだって欲しい。


だから、僕はまだ「大金持ちのなり方」は、教えられない。

だけど、友人が気づかせてくれたように、「時間にも、場所にも縛られない働き方」についてなら、教えることができるよな〜。なんてことを、再確認した。


ちなみに、6年前「脱サラをしようと、もがいていた頃の僕」に、「今の僕」からアドバイスを送れるとするなら、


「『稼ぎ方』よりも『生き方』を大切にしなよ〜」


と、伝えたい。

「生き方」さえ決まれば、「稼ぎ方」なんて消去法で考えても、必然的に決まってくるからだ。

「自分の力で稼ぐ」というのは、誰でもできることだと思う。

簡単ではないけれど。不可能ではない。

だって、かく言う僕自身が、たった6年前までは、「介護」の仕事でしか「稼ぐ」をしたことがない、知識・経験0のビジネス未経験者だったのだから。

これからは「生き方」優先で「働き方」を考える時代が来る

というか、もう来ているとは思うんだけれど。

益々、そういう時代になって来ると僕は確信している。

でも、今「会社員」という働き方をしていて、起業に憧れている状態の人なら、「自分の力で稼ぐ」という働き方なんて「不可能だ」と思うだろう。

その気持ちは、よ〜〜くわかります。

僕も「不可能だ」という思い込みを乗り越えて、初めて自分の力で稼いだ10円の感動は、今でも忘れられないほどの喜びと衝撃があったことを覚えているから。

でもね。今ならわかるんだけど。

僕らは「稼ぎ方」よりも「生き方」を優先にして、人生設計を考えた方が、圧倒的に幸せになれると思う。

例えば、もしも今のあなたが、冒頭で紹介した僕の友人のように、

「会社や場所に縛られない生き方」

がしたいなら、その「理想の生き方」を実現できる「働き方」を選べば良いだけなんだ。

ちなみに、僕はそんな働き方がしたくて、フリーランスとして「下請け」の仕事をしてみた経験もある。

個人や法人からの依頼を受けて、仕事をするスタイルだ。

「雇われる」という関係性ではないから、「上司や部下」という対人関係から卒業できるし、仕事内容がパソコン1台でできるものであれば、「場所」の不自由からも解放される。

でも、僕はこの「働き方」がイマイチ合わなかった。

その原因は、「時間」と「人間」を選べなかったからだ。

「下請け」という関係上、「納期」がある。だから、仕事が増えれば増えるほど、収入は増えるけれど「自分の時間」がなくなるというストレスがあった。

さらに、取引先の担当者を選べないという「人間」に対するストレスも残った。

でも、その経験のおかげで、僕の理想とする「生き方」は、「会社や場所に縛られない」だけではなく「時間や人にも縛られない」という要素が必要であることがわかった。

だから「下請け」という役割はやめて、お客様と対等の関係性でのみ「働く」をすることを選んだ。

すると、さらにストレスがなくなり、「自分らしさ」を存分に発揮できるようになった!

そのおかげで、さらに収入は増えたし、「自分の時間」も大切にできるようになった。


ちなみに、もしかしたら、ここまで僕の話を聞いて(読んで)くださったあなたは今、「私も、下請けはしたくない!」なんて思っているかもしれない。

だけど、「やらずに判断する」というのは、機会損失になる可能性があるから、あまりオススメはしない。

あなたにあった「働き方」が、どんなものなのか?は、「やってみる」をしない限り、わかりっこないからだ。

実際に、僕の起業仲間の中には「下請け」で、幸せに働いている人だって、たくさんいる。

「下請け」をすれば、仕事がもらえるし、スキルを高めることもできるというメリットだってあることを忘れてはいけない。


話を戻すと。ここで、僕があなたに提案したいのは、「生き方」を軸に「働き方」を「選ぶ」(調整する)をし続けることなんだ。

「会社員」という「働き方」を「やってみる」をした結果、「合わない」と思っているから、「起業」に憧れているのではないかな?と思うんだけど、

「起業」の先にも、まだまだ「選択肢」は無数にあるから、それらを存分に楽しもうとして良いんだよ。ということをお伝えしたい。


例えば、もしあなたが今「会社や場所に縛られない働き方」を望んでいるのに、起業して、もし「カフェ」を開いたら?

「雇われ」という役割からは抜け出せるけれど、「会社や場所に縛られない」という理想は叶わないことになる。

そりゃそうだろ。と思われたかもしれないけれど、意外と多くの人が、こういう選択ミスをしがちだ。

「本当は、家族と一緒にのんびり日本中を旅しながら暮らしてみたいんだよね〜」なんて言っているわりに、「職場」がないと仕事が成り立たないような働き方をしているなら、残念ながらその夢は叶わない。

もしその夢が本気なら、今すぐ「日本中を旅する」という「生き方」にフィットする「働き方ができる自分」を育てはじめたら良いだけなんだ。


余談だけど、「本気」とは、ガムシャラに「がんばる」をすることじゃない。

「本気」とは、=「自分の本当の気持ちに従うこと」だ。

本当の気持ちに従ってさえいれば、「がんばる」なんてしなくても、人生はちゃんと進みたい方向に進めるようになっている。

逆に言えば、本当の気持ちに従っていないから、人生が辛くなるんだ。

「じぶん」は、自分が思っている以上にすごいやつですよ。あなどっちゃいけない。


というわけで、せっかくあなたの貴重な時間をかけて、ここまで読んでしまったのだから、もう少しだけお付き合いいただきたい。

せっかくなので、こんな「問い」に答えてみませんか?

問:あなたの理想の「生き方」は?

もしも、お金も時間も無限に使える状態だとしたら、本当の本当の本当のあなたは、どんな「生き方」がしたいでしょうか?

では、その「生き方」をするためには、どんな「働き方」ができる自分になることが理想的ですか?





考えてみましたか?

最初は、ぼんやりと妄想できればそれでOKです。

ご存知ですか?人間の脳は「知らないもの」は「認識できない」という仕様があるんです。

だから「働き方」も、「知る」をしないと、そもそも「選ぶ」なんてできないんですよ。

ちなみに、僕の場合は、両親も親戚も身の回りにいる「大人」がやっていた「働き方」は、全員が「会社員」でした。

だから「起業家」という働き方を「知る」ができないまま大人になったため、他の選択肢がなかった僕は、もれなく「会社員」になりました。


もちろん。「世の中には、会社員以外の働き方をしている人が、存在している」という事実は知っていましたよ。

でも、身近にそういう人がいないと、現実味が持てないから、やっぱり「選ぶ」はできなかったんです。

もしかしたら、あなたも同じですか?


あなたには今、身近に「会社員」以外の働き方をしている人はいますか?

僕の記事を読んでくださっている時点で、実は、あなたと僕は、画面一つ挟んだ距離にいるんだけれど。きっと、現実味が持てるほどの距離ではないですよね?

だから、もしあなたが今「こちら側」に来たいと望んでいるなら、僕のオススメは「あちら側」で「働く」をしている人たちに、一人でも多く会ってみることです。

すると、「思い込み」が外れて、自分にもできるかも?と思えるようになってきます。

ちなみに、僕の場合は「あちら側」に行く心の準備を整えるために、オンラインコミュニティーに入りました。

その結果、1年後には脱サラを果たして、高級車が買えるくらいの月収を手にする経験をすることになったのですが・・・

ちょっと長くなって来たので、この話は、次の記事でご紹介しますね。

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