セックスレスの問題①産後女性の視点から

こんばんは^ ^マッチングカウンセラーのkeinaです。

ここのところ、色々な媒体を見ていても頻繁に目に入ってくるワード。「セックスレス」

実際、「夫婦愛に関する調査」（2016年・アンファー調べ）によると、じつに30代で47.0%、40代で59.0%、50代では71.3%がセックスレスなんだとか。
それから5年経ってますから、さらに増えてる気がする。

年代が上がるにつれその割合が高くなっていることがわかります。

今回は、とことん女性側の視点から、セックスレスの原因を探っていきたいと思います。

男性の言い分は次回にでも述べるとして、今回は完全に女性側で吠えます！
実体験ありすぎです！笑

結婚後、誉めない・アゲない・与えないの三拍子揃った場合なんかは論外ですが、、、
産後をきっかけに、セックスレスになるケースが本当に多いんです。

①女の顔に戻る、時間が必要。

お互いの愛情や、思いやりを持つことはもちろん大切。

産後は、特に身体は戦場で傷ついた兵士のような瀕死の状態です。
また、ホルモンバランスが崩れているため、神経や心が極限まで過敏になっている。

この事を念頭において読んでみてください^ ^

結論)母としての役割を全集中して行っている配偶者を共にサポートする姿勢がなく、配慮に欠けていた。
女を取り戻すための時間や、切り替える時間を与えなかったことに大きな原因があると分析する。

家事育児も、「手伝う」という部外者のスタンスで、感謝を強要してきたのでは。
やってあげたよ、なんて。

予防策としては、次の日の仕事を考えれば夜間協力出来ないことは仕方ない。



だけど、極力家事を共に担い、たまには妻をまとまった時間寝かせてください。
出産と睡眠不足により、心身がバラバラに傷付いています。

そして、月に1日で良いから、妻が一人になる時間、オンナを取り戻す時間を作ることです。

1日、必ず夫が子どもを見るんです。自分の実家に預けたりしたらダメ。かえってストレスになるから。

しかも、何してるか詮索したり、子どもが騒いでどうしたとか、帰ってこいとか、余計な電話やLINEしたりしないでね。笑

いつも、お疲れ様！との感謝と共に、朝から夜まで、自分の意図で行動できる余白を作ってあげてほしい。
これだけで、かなり女のゲージは回復。
夫への愛情やリスペクトは持続します。

ちなみに、女性が様々な顔を使い分けているのをご存知ですか。

女、妻、母、嫁、または勤め人、少なくとも4つくらいは顔を持っている。
対して、男性はタイプにもよるが、そこまでではない。内か外かくらいじゃないか。

産中、産後というのは、余計に「母」の顔がほとんどを占めます。本能的にそうなりますね。

目を離したら死ぬかもしれない生き物を24時間体制で見ているのだ。
多少なりとも、尋常ではない精神状態になるはず。私は産後うつだった。



一人になると涙が止まらない。
産後3ヶ月の時、「1日、家にいるから楽してるんだろ？そろそろ、家事をちゃんとやれよ」と言われ、反論を知らない、若くて従順だった私は、ひっそりと泣いた。

子どもを階段から叩き落として、自分も死んだ方が良いだろう、そのくらい追い詰められていた。

そういう状態であることを全く配慮せずに、いきなり身体を弄られ、オンナを求められて拒絶が起こらない訳がない。

私は4000g近い子を産んだため、会陰切開の跡がなかなか治らなかった。


4ヶ月過ぎても糸がつる感覚。余計拒絶する私に、夫は油やローションを塗って挿入。
それから、夫に触れられても濡れなくなった。

今思うと、本当に後悔している。
自分の心と身体を守らなかったことを。
きちんと、自分の心身の状態を伝えて、夫と対話しなかったことを。
即ち、自己責任である。

②セックスについてとことん話し合う。

痛みが無ければ、産後1ヵ月くらいから再開して良いとされていますが、だいたい3ヶ月くらいは、もうそんな気にならないと思う。

縫合糸はつるし、悪露は出続けてるし、もう恐怖でしかない。
その辺、うやむやにせずに、コミュニケーションを取ってほしいです。

身体はどんな状態なのか、メンタルはどうなのか、性欲があるか、挿入はまだ無理だけど、キスやハグなら出来るとか、愛撫なら受け入れられる、など、きちんと対話が必要です。

女性にとって、そういう時期にどうするのがベストかと言うと、ワガママですけど、とにかく無理強いせず、寄り添ってもらいたい。

挿入して発射するためのセックスをされるよりも、抱きしめて、言葉やボディタッチで、愛情を再確認したいの。

そういうやり取りが出来ると、愛情が高まるのもそうだけど、あなたの存在がより大きな安心と尊敬になるのよ。
一生、女性は離れないでしょう^ ^

男性の性欲もあるとは思いますが、その時のコミュニケーションや対応が、一生を通じての夫婦仲やセックスに大きな影響を及ぼします。

③妻は、あなたの母親ではない。

まずは呼び方。パパ、ママと呼び合う夫婦、危険です。きちんと名前で呼ぼう。
あっという間に、男女ではなくなる恐れあり。

あとは、身の回りの世話をさせないことね。あなたが、大きな息子に見えると言われたらおしまいです。

メシはとか、皿はとか、言わない。
家事もそうだけど、
愚痴を聞かせたり、メンタルのケアまで要求するオトコいるからね。
自分の面倒を自分で見れない男は、男としては認識されなくなる。

きっと昭和の置き土産だけど、
内助の功とか、糠味噌のナントカとか、男の胃袋を掴めとか、そういう風潮はもう無理ゲーですよ。
自分の尻は自分で拭きましょう。

長いこと妻に自分の面倒を見させて、母ちゃんにしてしまうと、二度と女の顔も、メスの顔も見られなくなってしまうよ。

そういや、義理の母も、義理父から触られると鳥肌が立つって言っていたわ。
子ども出来るまでは耐えてたけど、もう生理的に無理なんですって。

このジジイも、身の回りの世話一切を妻に見させているし、オカアサンって呼んでる。

その夫婦から産まれたのが、うちの夫です。
自分の親父と同じことしてやがる。

何度か警告して話し合いを試みたが、
未だに私を自分の母親にしてる。
やはり、蛙の子は蛙なのだ。

現在の私は、義理の母と同じように夫との間には愛も尊敬もなく、夫という人間は私にとってただただ、子どもという存在だけで繋がっている同居人だ。

喧嘩もしない。要求もしない。だけど、全く興味もない。

私の実体験から来る仮説は、あながち出鱈目でもないと、理解していただけるだろう。
どうか手遅れにならないうちに、修正して。

④子どもがいる部屋ではセックスに誘わない

当たり前のことと思いますけど、それすら理解できない男性がたくさんいます。

母の顔からの切り替えが出来ないんです。
罪悪感と、嫌悪感が生まれる。
川の字にするなら、別室に誘うことです。

または、たまに託児所に子どもを預けて、ホテルに誘ったりするのも有効。
(これは、まだ冷め切っていない場合のみ、応じてくれるでしょう。)

また、人にもよると思うが、授乳中はあんまり男におっぱいを吸われたくないです。子どもの為の機能に切り替わっているから。
また、乳児に、菌を送りたくないという母性本能からです。

そこら辺の気持ちを、少し配慮していただけたら、大変感謝の念がわきます。笑

どうか、あなたをリスペクトさせていて欲しい。
それが女としての本望なんです。

⑤産後セックスレスにならないために。まとめ。

1.出来る限り家事もサポートし、とにかく睡眠を取らせる。

2.月一で良いから、丸一日女に戻る時間を過ごしてもらう


3.コミュニケーションが大切。セックスに関する話し合いもして、じっくり妻の要望を聞く。擦り合わせる。絶対に強要はしない。

4.名前で呼び合う。自分のことは自分でやる。身の回りの世話をさせたり、妻を母親にしない。

5.子どものいる空間で、性的な行為を要求しない。

いかがでしょうか？
男性の皆さま、好き放題言わせていただきましたが、他人事ではない方も多いよね。
ぜひ、受け止めていただけたら幸いです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました😊keina