旅日記と物語置き場

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旅人への第一歩

2022年5月末〜6月末。私は初めてGeorgia🇬🇪へ行きそこに滞在していました。 なぜGeorgiaなのかといえば、とても素敵な友達に会いに行くため。それで国境を越えてしまっただけの話ですが、その旅の最中に感じたことや経験したことを皆さまに少しずつお届けしていこうと思います。 今回はその第一弾です。 Georgiaにはいろんな観光名所があり、友達に様々連れて行ってもらいました。今回はその中の一つ、ウシュグリの街へ向かったときの話です。ウシュグリはGeorgiaでも有名

    • チクタクチクタク

      ここ数年、故郷に帰れず寂しい日々を過ごしておりました。ですが今年3月、数年ぶりに故郷である【富山】に帰郷しました。空気も街並みも懐かしく、産まれてからの色んな記憶がスーッと蘇りました。 自分自身が歳を重ねるということは、家族もおなじ。けれど家族みんなで食べるご飯はいくつになっても楽しい。こういうのを”幸せ”って言うんだろうか。 さて、そんな故郷には観光スポットや美術館、路面電車にホールなどなど楽しめる場所も多いのです。 その中の一つ、今回は富山市美術館に初めて行ってきま

      • ラストGeorgia🇬🇪旅日記

        いつか旅が終わるように、旅日記も今回がラスト。 ラストを飾るのはジョージア旅の中でも一番長く居た場所” 首都トビリシ ”のお話です。 初めて降り立ったトビリシは『空が大きいなぁ』という印象でした。ここは僕にとって観光地であり、生活の拠点であり、旅の始発点そして終着点でした。果たして、この国でこの街でどんなことが待っているんだろうか?観光地もたっぷりあって1ヶ月で足りるのか。 最初の一週間は友だちに連れられて歩いてました。 ほんとに丁寧に色んなことを教えてもらい、お金の引

        • 第二の都市クタイシ

          クタイシは第二の都市と言われているけど、首都トビリシと全く違う空気感。 なんと言ったら良いのかなぁ。クタイシは観光地という側面もありますが、トビリシより少し落ち着いていて時間の流れは緩やか、街の人も落ち着いている感じがしたからかもしれない。 僕の中でクタイシは3回訪問している感覚です。回数で言うとちょっと意味不明ですよね。クタイシを起点に様々な観光地に行き、戻ってくるたびに心の何かが変わっていったのを覚えているます。詳しくはよくわからないけれど、確実に僕の中身が変化していく

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        • 旅行日記
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          旅は乗って歩いてまた乗って

          今回の旅日記はジョージアで訪問した観光地や街のお話です。自然に触れ続けたウシュグリ旅日記と違う側面が満載です。 この日、僕たちが向かう目的地は『カツヒピラー』 ジョージア第二の都市クタイシからバスで向かい、途中で降ろしてもらって歩いて目指します。 ジョージアには教会が至る所に存在しています。 首都はもちろん町外れなど至る所に大小さまざまな教会がありました。その中でも異彩をはなつ教会があります。そこが今日の目的地「カツヒピラー」。 写真の奥にぽつんと岩の柱があるのがおわ

          旅は乗って歩いてまた乗って

          始まりの地 メスティア

          ぼくらはメステイアを出発して、四日間かけウシュグリへ向かいました。そのための準備をしていた街が”始まりの地メスティア”です。 ウシュグリに行く直前のお話をお届けします。 メスティアに行くには、Georgiaの第二の首都クタイシから乗り合いバスで向かいます。 ただただ、長い距離、長い時間(5,6時間くらい)かけ登ってきました。休憩もありつつ、外の景色を楽しみつつ(岩肌と睨めっこだったw)、そんなこんなで始まりの地メスティアにつきました! 長時間乗っていたから、身体は硬くなっ

          始まりの地 メスティア

          ぼくらは旅人

          ここは、ウシュグリです。 四日間にわたり、山登りを続けた先に広がる雄大な自然と人の生活が重なるところ 自然と共存ってどんな感じなんだろう? ちなみにここは観光地ということもあり電気も電波もバッチリでした。 なんなら、宿のそばに電波塔建ってた。 そう、僕らの山登り中に見かけました、”岩”。それらは家の作りに応用されているのです。壁や屋根に使うことで、頑丈な作りになり寒さも凌げているのだろうと推測します。ここに住んでいる方からすると当たり前のことでも、なんだか心に残る光景でした

          旅人への第四歩

          旅人への第三歩はこちらから 旅人への第三.五歩はこちらから おはよう朝日さん。 ついに今日、僕らは目的地である"ウシュグリ"に到着予定! どんなところなのかな? あの都市伝説は本当なのかな? ここまで、僕らを応援してくれた大自然に感謝しつつ、さぁ四日目の始まりです。 本日は一番わかりやすい道を僕らは歩いていきます。が、これも結構エグかった。 到着するまで気は抜けません。 それにしても昨日の雨なんてどこ吹く風。 今日は太陽が見守ってくれています。 電柱がある。この電柱の

          旅人への第三.五歩

          三日目の前半はこちらから デケェ川を渡り、ゲリラ豪雨にさらされたぼくたち 三日目はとても長い一日なのです。 一日目、二日目とおんなじ24時間だよね?ほんとに?ドッキリじゃない?むしろ「ドッキリ大成功!」と言ってほしい。その方が清々しい! 僕らは時空の狭間に迷い込んでるんじゃないかってくらい本当に長い一日でした。 ゲリラ豪雨に打たれ身も心も水浸しなわたしたち。 歩く道のそばは緩やかな谷。 もし、落ちたら……そんな " if " 想像したくないほど深い谷。水の流れはエグい速さ

          旅人への第三.五歩

          旅人への第三歩

          二日目はこちらから 二日目が終わり、朝早く起きて準備を始めます。 水を準備、荷物を準備、ルートも確認。 今日は背負う荷物を交換して進みます。 僕らはこんな過酷なトレッキングになるとは全く思っていなかったのでかなりの荷物を持ち歩いていました。そこでお互いの体力を維持するためにも背負う荷物を交換して三日目を登り切ることを決めました。 二人で元気にウシュグリに到達するために!!! さぁ、出発!! 僕らは山登りに慣れていないので早朝から出発です。 きっとどんどん追い越していく旅人

          旅人への第二歩

          一日目はこちらから 一日目が終わり、二日目が始まります。流石に疲れてます(笑)。 初めてだし緊張するし。けれど支えてくれる友達のおかげで楽しくて、疲れは吹っ飛ぶしワクワクも2倍です。 ホントに一人では無理な山登りです。 さぁ、今日もウシュグリへ向けて出発です 宿から、軽く舗装された道を歩いていくと何やら入口のようなところが見えてきました・・・?え?ここ?と困惑していると、旅慣れしている友達も少し困惑気味。 調べてもらうとルートに問題はなく、また道しるべとなるマークも発見し

          アモルファスの憂鬱

          ここからは動けない。 身体をとおった光が言う。 「今日もありがとう。通りやすくて助かるよ」 「こちらこそありがとう。そう言ってもらえて嬉しいよ」 「またお願いね」 身体にぶつかる水たちが言う。 「今日は風のやつが元気で勢いよくぶつかってしまったよ、平気かい?」 「うん、全く痛くないよ、僕の身体でたくさん遊んでいきなよ」 「よかった、それじゃお言葉に甘えて」 身体を触る手の持ち主が言う。 「わたしたちの境界線。この境界線を越えることはできないだろうか」 「二人の温もりと気

          アモルファスの憂鬱

          旅行日記⑤

          出雲に来たら「出雲そば」 初めて出雲大社を訪れた日に友達に紹介された、出雲そばの美味しいお店「田中屋」さんに行ってみたら・・・本日定休日の文字。とても悔しかったので最終日に再チャレンジして行ってきました。 「ついに!来たぜっ!」と心躍りながら、三つの味を堪能し友達にも報告。また食べたい。 出雲でクラフトビール 島根の友達のお知り合いの方が営業されている、「Izumo Brewing Co. TAISHA」さんに行ってきました。爽やかな味の「Citrus Kiss IPA

          旅行日記④

          目覚めの昼食 出雲大社への参詣も終わり、さてどうしたものか。 島根での大きな目的は達成できたので、ひとまず来た道を引き返し歩きながら考えることにしました。 そうしているとあるお店の中から声をかけられ誘われるまま、店内を覗くとそこにはカカオカレーの文字が。初めて聞いたカレーの名前と店員さんの元気な声に誘われ、この店でのランチを決めました。 お店の名前は「 okinogami blue cacao's 2号店」(お店のHPは下のリンクから) 閑静な店内、元々はメガネ屋さんだった

          旅行日記③

          いよいよ、島根に向かいます。島根編は前後半の二部構成。 さて、広島県から島根県に移動する方法はいくつかあるのですが、私は高速バス(大体2時間半くらい)を利用しました。 瀬戸内海側から陸路で日本海側の島根県へいざ出発です。 白い世界に迷い込んでいた。まるで物語のよう。 そこを抜けると今度は広大な緑の世界に。 太陽と雲と緑と山と全ての俳優がそれぞれの場所で輝いていて、どんどんこの風景に、この光景に引き込まれて、ずーっと空とか遠くを見つめてました。 時々くるトンネルタイムが暗転の

          旅行日記②

          日本三景の一つ「宮島」へ。 初めての厳島神社はあいにく工事中でしたが、でも工事中しか見れない光景だったのでそれはそれで感動でした。でも一番は案内をしてくれた友達がとてもとても優しくしてくださったこと。思い出すだけでも嬉しくて泣きそうです。 本当に感謝です。ありがとうございました。 この日は朝から 空路 > 陸路 > 海路 と全ての移動手段をフルに使い宮島に上陸。 とにかく美しくて、どこを見ても自然が美しくて。 そして入口付近に鹿!あっちにもこっちにも鹿!近くで見ると大きい