帰郷日記 【 富山県 】
ここ数年、故郷に帰れず寂しい日々を過ごしておりました。ですが今年3月、数年ぶりに故郷である【富山】に帰郷しました。空気も街並みも懐かしく、産まれてからの色んな記憶がスーッと蘇りました。
自分自身が歳を重ねるということは、家族もおなじ。けれど家族みんなで食べるご飯はいくつになっても楽しい。こういうのを”幸せ”って言うんだろうか。
さて、そんな故郷には観光スポットや美術館、路面電車にホールなどなど楽しめる場所も多いのです。
その中の一つ、今回は富山市美術館に初めて行ってきました!こんな素敵なところがあるんやなぁって、故郷の魅力を再発見。ほんとに、灯台もと暗しですね。
富山市美術館には常設展示と企画展示と様々な催し物が行われております。私が行った日は、ちょうど企画展の入れ替えのため、常設展のみでした。
常設展だけでも充分楽しめるので、フラッと行くにはちょうど良い。
屋上にはオノマトペ広場があり、子どもたちと一緒に遊べるのです。可愛らしい遊具はオノマトペを元に作られたのだとか。言語を体感できる遊びに変化させちゃうのも芸術のなせる技なのかなって感じてみたり。
中の常設展も見応えがあって、特にポスターの展示は印象深かったです。画像で見せることは出来ないのですがおすすめの展示です。また、期間毎に展示するポスターも変えてるのだそう。
次に行ったら、また新しい出会いがあるかもしれないなぁ。
棟方志功さんの版画をモデルにしたスタンプのワークショップも行われるとのこと。この日はまだ開催日ではなかったですがお話を伺い、少しだけさせていただきました。ご厚意に感謝です。
美術館の屋上からは、環水公園と雲と雲の間から剱岳が見えました。あいにくの曇り空だけれど、剱岳が見れたのはなんだかホッコリ。
実はもうひとつ行きたい美術館があったのですが、時間が間に合わず。次に帰ったときはぜひ行こう。
ときどき、時間を飛び越えた感覚に陥ります。気づいたら未来にいるような感覚と言えば良いのかなぁ。それは帰郷したときにより強く感じます。けれどその感覚は何故か懐かしくもあって、とっても不思議。そういう不思議な感覚が起こるのも旅の魅力かもしれない。
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