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書評からの〜勉強は楽しいか

ジャンル:家族 – 子育て


さてさて、これまでの投稿でこのアカウントの趣旨や私のことを一通りわかっていただけたと思います。

えっ何者(笑)?

というのも、この「note」というサイトは、クリエイター向けのプラットフォームで、文章を書くことに特化しているなどの独自の特徴はありますが、いろんな情報や作品を発信できるもので作者に焦点を当てているものなのです。

なので、自己紹介をさせてもらいました。


私がnoteを始めたのは、子育て本をよく読んでいてその要約をInstagram(Facebook)に投稿していたら、友達に好評だったからです。

本を読む時間がない人やこういう本の嗜好でない人もいますからね。

実用本ってたくさん読んでたら書いてあること結構同じだったりするので読むの早くなってきており、人の役に立つのならやりましょう!ってわけです。

あと自分の子供へのメッセージでもあります。
詳しくはこちら↓


なので、本の要約と私の持論が投稿の中心となりますので、ここからが真骨頂ですよ。

えっ何者(笑)?

Instagram(Facebook)にはすでにいくつか投稿していて(非公開)、それもそのうち再掲しようと思っていますが、初回なので今まで出てきていない本をとりあげます。


『子育てで絶対やってはいけない35のこと』
アグネス・チャン、金子アーサー和平 著

アグネス・チャンさんといえば、香港出身で1970年代に日本でも歌手デビューして芸能活動した後、カナダのトロント大学で社会児童心理学を学び、米国スタンフォード大学で教育学博士号を取得されています。

息子さんも3人とも米国スタンフォード大学卒だそうです。

右が長男さんかな

ガッツリ本気!

子育てを学びつつの子育て、楽しかったでしょうね。

それがよくわかる本です。


子育て本は数多くあれど、その方法で育てられた子供が実際どんな子供に育ったかや、子供側がどう思っていたかを書いた本はほぼありません。

そんな中、この本は一つ一つのテーマに母アグネス・チャンさんの記述の次に、長男の金子アーサー和平さんの視点が書かれているのです。

息子さんの書いていることを読むと、アグネス・チャンさんの子育ては確かにうまくいっておられるように感じます。

一つ一つは子育て本をよく読んでいる私にとってはそんなに新発見があることではなかったですが、一つおもしろいなと思ったところがありました。

勉強についてです。

母アグネスは、

勉強と遊びを区別してはいけない

「子供に、勉強はつらいもの遊びは楽しいものという印象づけをしてはいけません。私は、勉強も遊びも両方楽しいと思ってほしいと考えていました。

新しい知識を得ることは面白いものです。子供のもっと知りたい、もっと学習したいという気持ちを育てるためにも、遊び感覚で勉強に取り組ませることが大事なのです。
では、どうしたら自ら勉強したくなるような学習習慣をつけることができるのか?
…」

と記述しているのですが、

息子の視点

「勉強と遊びを区別しないとはいえ、実際には、学校の宿題は普通にこなしていた。母はよく『私は勉強が大好き』と言っていた。14歳で歌手デビューし、17歳で来日。だから勉強できることは、母にとって苦痛などではなく、ある意味、非日常的な特権だったのだろう。そんな母に対して『宿題やりたくない』などと文句を言っていられる立場ではなかったのだ。」


めちゃくちゃしっかりした息子さん(笑)

母を客観的に見て、見透かしている気がします。

どちらかというと息子さんのいう通りだと思います。

はっきり否定していないけど、「学校の宿題は普通にこなしていた」とは、「宿題は楽しくないけどしょうがないからやっていた」ということでしょう。

子供に遊びと同じくらい勉強を楽しいものと根付かせるのは難しいです。

佐藤ママ(子供4人を東大理Ⅲに合格させた佐藤亮子さん)も、

「子供はもともと、なまけもの、嘘をつく、勉強は嫌いなんだと気がつくと、子供だから勉強をするのは当たり前だと思うのは間違いなのだ、と認識を新たにしました。そして小さい頃に勉強の習慣をつけることで、親子共々で楽になりました。」

『教えて!佐藤ママ 18歳までに親がやるべきこと』

と書いていました。

大人になると勉強が楽しい人や、した方が得なのがわかっているから自発的にする人は大勢いるでしょうが、義務教育で必然的に勉強しないといけない立場にある日本の子供には難しいでしょう。


話は少しそれますが、子役の人や若くから活躍している人って、やっぱりちょっと偏りがある気がします。

子役でヒットして大人になってからも第一線で活躍している人はレアですし、両親がお金を手にして人生おかしくなって家族崩壊している人が多いです。

私的には人生の最初の方で輝きすぎたのでバランスを崩しているように思います。

今っぽい成功例は、芦田愛菜ちゃんかなと思います。

芦田愛菜ちゃんは子役で活躍していましたが、一時期消えていたときがありました。

小学校高学年のときには、芸能活動と両立できるような環境にするために中学受験に取り組んでいたようです。

結果、慶応で内部進学をしつつも、またC MやT V番組で活躍しています。

インテリの雰囲気を身につけて。


そんなふうに、時にはオンとオフ、低空飛行と羽ばたきのバランスをとりながら勉強に向き合っていくのがいいかなと思います。


娘たち、
勉強は避けて通れません。どうせやらないといけないことだったら、ちゃんとやった方が楽です。


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