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子育てしながら働くために重要なポイント

ジャンル:家族 ✖️ 仕事


この記事は、以前Instagram(Facebook)に投稿したものを、最近の自分の環境変化を踏まえて加筆したものになります。


そもそも私がどのように投稿しているかはこちら↓


ということで、今回は以前この本について書いたことの再掲載+αです。


著者は大学在学中に長男を出産し、卒業後大手監査法人に就職。
3人の子育てと仕事を並行しながら、 転職・起業した自身の経験をもとに、女性のキャリアや仕事と家庭の両立に関するノウハウをWebサイトや 著書を通じて発信しているそうです。


今さらながら感&自営業の私にはあまり当てはまらないことを承知の上で読んだ本ですが、内容としては読みやすく納得できるいい本でした。

これから子供を考えている女性や復帰を考えている方には参考になると思います。

しかし、この著者がかつて勤めていたのは大手監査法人でそれなりにシステムが整っていて人もまともなところだけど、

田舎の中小企業で意地悪な人がいる環境で通用するかという気はします(笑)


とにかく自営業の私にはあまり関係のない話でしたが、参考になることもありました。

・スケジュールを1ヶ月単位くらいで決めておく。見えるようにしておくとさらによい。

一応、週単位でやろうとはしています。

日曜日には月〜金曜日にやることをカレンダーに入力しています。

ただ、子供の具合が悪くなるとなし崩しになるのであまりちゃんとはできません。


ちなみに私が考える小さい子供がいるときの自営業のメリットとデメリットは、やはり時間や都合に関することに尽きます。


メリットとしては、子供が熱を出して休んだりしょっちゅう早退して迎えに行くことになっても、誰にも「すみません、ご迷惑おかけします」と肩身の狭い思いをしなくていいことです。

夜泣きで寝不足の日でも午前中仮眠してから仕事をしたり昼寝をしたりできて、対外的なことを除きどうしてもこの時間に行かなければいけないということはありません。

その点は気楽ですが、仕事を休んだところで他にやってくれる人はいないので、しょっちゅうになればモヤモヤが積もってだんだん平常心ではいられなくなります。


デメリットはスケジュール管理が難しいところです。

自営業の中でもお店を開けにいったり、農家のように他のものの状況に合わせてやらなくてはいけないという職種では、規則正しいリズムができて管理しやすいと思います。

私はそうではない極めてゆるい環境なので、これはもう自分の性格と気持ち次第。

締め切り期限はあるけど極端にいえば年に一回だったりするので、誰かに急かされることもなく自分で考えて立て直さなければいけません。

これが結構つらくて(笑)

気持ち的な面では、朝から車をぶつけたりショッキングなことがあるともうやる気がしなかったりします。

やることがいっぱいで忙しないときでもなんとか詰め込まないといけないときは、もう毎日強制的に出勤していたほうが楽なのでは…と思ったり。

余計なことを考えずにすむからね。


まぁ子育てのイライラの8割は時間に関することが原因だと思っているので、子供が小さいときは自分で時間を使いやすい自営業の方がメリットが大きいかなと思っています。

ちなみに親が急いでいるのに子供がダラダラしたり言うことを聞かないのは「子供には早くしないといけない理由がないから」だそうです笑。

確かに時間の概念なさそうだもんね。うらやましいです。

もう頭が勝手に時間を意識するようになってるからその頃に戻ってみたいです(笑)


あと、私はあまり「両立」という言葉が好きではありません。

かっこよくしようとしすぎな感じで。

もう毎日ぐちゃぐちゃでも、それなりに楽しく健康に育っていってくれてたらいいです。


と、ここまでが以前S N Sに投稿したことで、ここからは今の話になります。

その後、子供が少し大きくなり、私は自営業をやめこの著者がかつて勤めていたような大手監査法人系の税理士法人に勤めることにしました。

そうしようと思った理由は、またどこかで詳細を記事にしようと思っています。

大きな組織でありますしシステムが整っていてリモートワークも取り入れられたり、外資的な要素もありますのでやることさえやっていれば細かいことはいわれないので、今のところなんとかやっています。

実際働いてみて、これって子供がいる人が働く上で結構重要なことだと思います。

冒頭でも、著者が勤めていたような大手監査法人と中小企業は違うと述べました。

第一に、リモートワークができるにはシステム環境が整っている必要があります。

システム環境を整えるのも莫大なお金と手間がかかりますので、中小企業ではあまり整っていないことが多いです。

私の職業で大半を占める個人会計事務所・中小税理士法人もそうです。

個人情報や企業機密を扱っていることが多いので、資料を家に持って帰ることは基本的にできませんから、ペーパーレス化などのシステム環境が整っていないと出勤せざるを得ません。

転職活動時、エージェントの方の話にもありましたが、会計事務所の仕事自体は子供が小さいときにちょっとだけ働きたい人にはちょうどいいです。

でも会計事務所ではリモートできるところもほぼないし、中小企業ならではの「みんなそうだから」という雰囲気で融通がきかないところが多いです。


第二に、やることをちゃんとやるかという人間的な面。

外資のように細かいことをいわれず、男性でも育休が取りやすかったり家族のイベントで仕事を休んだりできるのは、普段はきちんと業務を遂行しているということが前提です。

リモートを取り入れたらみんなちゃんとやらなくてリモートを廃止しようという流れの会社もあります。

外資とかはできなければ切られるUp or Outの風潮がありますが、日本の企業のようにそうでなければサボる人が出てくるのは必然で、個人の自由を優先させるという環境は難しくなります。


つまり、本日のテーマ『子育てしながら働くために重要なポイント』は、そういう環境が整っている会社に入るのが楽かもしれないということです。

なぜなら、入社してからそういう環境を希望しても組織を変えることは難しく、変わるのもすごく時間がかかるからです。

男女平等が進み共働きも普通の時代ですが、なんやかんや社会では男性中心、男性優位と感じる場面もあります。

子育ては自分のペースでやっていくことはほぼ無理で、会社の環境を自分の力で変えることはほぼ無理なので、それだったらそういう環境があるところで働くというのが重要なポイントだと思います。


働く上で何を優先させたいかは人それぞれです。

でも、もし子育てをしながら働き続けたい人ならこういったことも意識する必要があります。

それは入社前に会社情報であったり既に働いている人の生活を聞くことでわかることです。

中小企業は嘘をいっているブラックな会社である可能性もありますが、最近はS N Sなどで検索するとある程度の情報は出てくると思います。

なのでこれから就職活動をする方は、入ってからそういう環境がないと嘆くよりは入る前に確認しておくのがオススメです。

すでにそうでない会社で働いている方も道はあると思います。

「あんたは資格があるからそういうことができるんだろ」と思われるかもしれませんが、重要なのは資格ではないと思いますし、他の方法もあります。

これについては、またどこかで記事を書きたいと思っています。

手軽な方法であれば、知り合いのめっちゃ融通がきく会社で働かせてもらうとか(笑)

ちなみになんですが、今勤めている会社のグループに、グループ内の総務や研修をする会社があって、そこは私の感覚では9割以上が女性です。

グループでもそれぞれの会社で使える制度が違ったりして情報としては見られるようになっているのですが、その会社が一番ベビーシッターの補助とか福利厚生が充実しています(笑)

まあ、そうなりますよね。

福利厚生の手続きするのがお手のものの人たちがいる会社なので、自分たちのとこめっちゃ手厚くできますよね(笑)

そういう会社で働いたらいいんだろうなと思います。


娘たち、
自分だけの力で何かを変えるというのはなかなか難しいことです。
自分の生活やライフプランを見据えて、適した環境にいくというのも大事です。


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