思想で食べないこと。

思想で食べないこと。

私のように食事指導をしていると

必ず思想で食べ方を決めている人に出会います。

病気や症状の改善を目的に

一時的な玄米菜食や社会毒の排除

動物性食材の大量摂取

サプリメントの使用などをすることはお勧めしますが

基本的な考え方としては、

「自分が食べたい」と思うものを食べられる環境作り。

「人は雑食である」

「毒の摂取量を自分でコントロールできるようにする」

です。

これには

日本には四季があり、四季の間に季節が変わっていく時期が４つ、

全部で８つの季節の中で採れる食材（野菜、果物、魚、肉、卵）や特徴が存在しています。

特に今の「なんでもある時代」なんてここ数十年であり

昔は旬のもの

自分の周りで育ち採れるものしか口にすることができませんでした。

その中で

命の価値を知り

自然に、周りに生かされていることを実感し、

「とりすぎないこと」

「欲をかきすぎないこと」

などを学んで

（人は欲望のままであれば他人や他の生物を食いつぶすので）

初めて他の生物を共存することができるのだと思うからです。

しかも

人の身体は昔と何も変わっていませんし。

【思想で食べないこと】

これは私の食事指導では最初に言うことです。

一時的ならまだしも永続的にすることは

「別の病気や症状の元です」

人は無知であればあるほど

自分に都合よく解釈しそれを盲信するという自己中心的な考え方をします。

だから人類が地球のがん細胞というと思うのです。

病気や症状がなく思想で食べ方を決めているなら

それは病気だと思います。

【大森裕介】

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