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記事一覧

【開催報告】名城大学サマープログラム2024

去る6月25日(火)に始まった名城大学サマープログラム2025は、7月15日(月、祝)に全ての課程を修了しました。

今回は4か国6大学から19名が参加するとともに、私も講義科目である"Invitation to International Japanese Studies"とフィールドワークの引率を行いました。

日本の文化や歴史に強い興味と関心を持つ皆さんとの3週間は、交換留学生の皆さんとの1

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【開催報告】名城大学オープンキャンパス2024(ナゴヤドーム前キャンパス)

【開催報告】名城大学オープンキャンパス2024(ナゴヤドーム前キャンパス)

昨日と本日、2日間にわたり名城大学ナゴヤドーム前キャンパスにおいて、オープンキャンパスが開催されました。

私が名城大学外国語学部に着任してから、今年で6年目となります。

この間、新型コロナウイスる感染症の感染拡大によるオンライン形式による開催があったり、来場者の滞留による感染症の拡大を防止するため、各会場の滞在時間を制限したりすることがあるなど、名城大学のオープンキャンパスは他大学と同様にその

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【参加報告】名城大学難民映画祭2024

去る7月15日(月、祝)、名城大学難民映画祭2024に参加しました。会場は名城大学ナゴヤドーム前キャンパスDS101教室でした。

今回初めて開催された映画祭は、名城大学外国語学部の同僚であり国際協力や平和構築を専門とする宮下大夢先生のゼミが主催したもので、在日ミャンマー人一家に起きた出来事を通して日本における難民問題を考える映画『僕の帰る場所』(監督:藤元明緒、2017年製作)が上映されました。

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【実施報告】桜丘高等学校における模擬講義

本日は愛知県豊橋市の桜丘高等学校で模擬講義を行いました。

今回は「歴史で読み解く国際社会の「いま」」と題し、人間社会が経てきた変遷や発展の経過ないしその記録としての歴史を知ることが、現在の国際社会において課題となっている事柄をよりよく知るためにどのように役立つかについてお話ししました。

具体的には、今年11月5日(火)に投票が行われる米国大統領選挙について取り上げるとともに、しばしば問題とされ

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名城大学サマープログラム2024の開始

名城大学サマープログラム2024の開始

去る6月25日(火)、名城大学サマープログラム2024が始まりました。

今回は4か国8大学から20名の皆さんが参加され、7月16日(火)まで3週間にわたり開催されます。

私も期間中"Invitation to International Japanese Studies"の講義とフィールドワークを合計30コマ分担当します。

期間中、参加された皆さんが充実した日々を過ごすとともに、日本の歴史や

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【開催報告】国際日本学フィールドワーク(II)(名城大学)

【開催報告】国際日本学フィールドワーク(II)(名城大学)

去る6月15日(土)、16日(日)、私が本務校である名城大学で担当する科目"Fieldwork for International Japanese Studies II"(国際日本学フィールドワーク(II))の現地研修を実施しました。

交換留学生を対象に、日本の文物をよりよく理解するとともに、日本の社会や文化の多様性を実際に体験することを目的とするのが「国際日本学フィールドワーク」の目的であり

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何故"Diet"は国会か--ある留学生からの問い

今学期に私が名城大学の交換留学生向けの講義MEP-Eで担当している科目の一つに、"Modern and Contemporary History of Japan"があります。

この講義は1780年代から日本の近代化の歩みとその後の歴史を現在に至るまで辿るもので、私にとっては法政大学の交換留学生プログラムであるESOP以来担当している科目となります。

先週の講義の主題のひとつは自由民権運動で、

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【現在募集中】法政大学国際日本学研究所「2024年度若手研究者研究論文」

現在、法政大学国際日本学研究所(HIJAS)では、若手研究者を対象とする「2024年度若手研究者研究論文」を募集しています。

HIJASの学術研究員及び客員学術研究員、大学院博士後期課程在籍者及び修了後または満期退学後5年以内の方、もしくは編集委員会が適当と認めた方の応募が可能です。

国際日本学に関わる未発表論文であれば応募可能で、査読の結果最大3件までが採択されるとともにHIJASの紀要『国

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名城大学2024年度前期の開始

去る4月8日(月)に私の所属する名城大学の2024年度前期の講義が始まり、私の担当する科目も今日から第1週目を迎えました。

今学期はオムニバス講義での1回のお話を含め7科目を担当します。

新学期最初の講義は何年経っても最も緊張を要するものだけに、毎回受講される皆さんの朗らかな様子は大変にありがたいものです。

4か月という限られた期間ながら、各科目を受講される皆さんがよりよい学びを通して各分野

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名城大学2024年度入学式によせて

本日、名城大学の2024年度入学式が行われ、学部生及び大学院生の皆さん3911人が入学しました。

新入生の皆さんには、よりよい学びの機会を通して知性を涵養し、それぞれの分野で求められる研究能力を向上させるとともに、人格の陶冶に励むことが期待されます。

私も、教員の一人として新入生の皆さんによりよい学びと気付きの機会を提供したいと、意を新たにする次第です。

<Executive Summary

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2023年度の研究・教育活動等の概観と2024年度への展望

本日で2023年度が終わります。そこで、今回はこの1年度間の研究、教育及びその他の活動を概観します。

まず、研究活動については、刊行された単著書が1冊、単著論文が3報、口頭発表が3件でした。

今年度は2023年9月7日(木)に『政治家 石橋湛山』を中央公論社から刊行できたことが、研究活動の最大の成果の一つでした。

2023年は没後50年、2024年は生誕140年ということで、石橋湛山への注目

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名城大学令和5年度教育功労賞受賞のご報告

このたび、名城大学の令和5年度教育功労賞を受賞し、3月15日(金)に授賞式が行われました。

平成25度から始まった教育功労賞は今回で11回目を迎え、今年度は2名と2グループが選出されました。

私は外国語学部の池田菜採子先生とともに「交換留学生受け入れ 国際日本学・日本語プログラム」グループとして授賞しました。

名城大学では国際化推進センターが交換留学生向けに英語で講義を行うMEP-Eと日本語

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名城大学令和5年度卒業証書授与式

本日、愛知県体育館において、名城大学令和5年度卒業証書授与式が開催され、学部・大学院修士課程及び博士課程をあわせて合計3332名の皆さんが所定の課程を修了されました。

卒業生のうち、とくに学部学生の皆さんの大半は2020年4月の入学時が新型コロナウイルス感染症の感染拡大の時期と重なり、高等学校では3月2日から学校が一斉に臨時休校となって卒業式も行われず、入学後も当初はオンライン形式による講義が主

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【開催報告】名城大学ウィンタープログラム2024

本日、1月5日(金)に始まった、名城大学国際化推進センターが主催するウィンタープログラム2024の全日程が終了しました。

今回は5か国・地域の6大学から19人の皆さんが参加され、3週間にわたり名古屋市を拠点として日本の文物を学習・体験されました。

私も、座学である"Invitation to International Japanese Studies"と3回のフィールドワークを担当しました。

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