名城大学令和5年度教育功労賞受賞のご報告

このたび、名城大学の令和5年度教育功労賞を受賞し、3月15日(金)に授賞式が行われました。

平成25度から始まった教育功労賞は今回で11回目を迎え、今年度は2名と2グループが選出されました。

私は外国語学部の池田菜採子先生とともに「交換留学生受け入れ 国際日本学・日本語プログラム」グループとして授賞しました。

名城大学では国際化推進センターが交換留学生向けに英語で講義を行うMEP-Eと日本語教育を中心とするMEP-Jを開講しています。

池田先生はMEP-Jを主管され、私はMEP-Eを統括しており、いずれも名城大学の交換留学生教育の根幹となっています。

特に日本国外の大学は日本への学生の派遣の際に英語による講義科目の内容だけでなく日本語教育の体制の充実度も注目しているため、MEP-Jの果たす役割は大きなものです。

私が名城大学に着任した2019年4月以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による留学生全般の派遣や受け入れが中止され、国際交流が停滞するという局面もありました。

そのような中で交換留学生の受け入れ数が着実に増加したのは、日本語教育の充実を期すために2020年4月に着任された池田先生の活躍と、国際化推進センターの職員の皆さんの尽力のたまものです。

それだけに、表彰式において小原裕章学長が祝辞の中でコロナ禍で停滞せざるを得なかった学生の国際交流を活性化し、名城大学が定める「国際化推進計画2026」の目標達成に寄与したことを最初に言及されたのは、われわれにとって大変にありがたいことでした。

今回の受賞を機に改めて関係各位の支援に感謝いたします。

それとともに、私にとっては前任校の法政大学で2013年4月に交換留学生向けプログラムESOPを担当するようになってから10年を経て今回の受賞に至った歩みを振り返り、これからも交換留学生の皆さんによりよい教育を行おうと意を新たにする次第です。

<Executive Summary>
Winning of Meijo University Distinguished Contribution Award for Education 2024 (Yusuke Suzumura)

I and Dr Natsuko Ikeda won the Meijo University Distinguished Contribution Award for Education 2024 and the award ceremony was held on 15th March 2024. On this occasion, our programme International Japanese Studies Program and Student Exchange Program in Japanese was evaluated to accelerate Meijo University's internationalisation plan.

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