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雑記的なもの

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2020年6月の記事一覧

粗あらのプレゼント

そういえば、と思って、温泉帰りに自宅とは少しずれる方向に車を走らせた。

そろそろだったかもしれない。あのへんのあじさい。
道はうろ覚えだが、ナビがあるから、とりあえず進む。小さな集落で、道行く人を楽しませるために植えたあじさいの道。

スマホで写真はめったに撮らないのだけど、今日は車を路肩に停めてちょっと撮ってみた。
私にたいせつなものをくれたたいせつな人が、確かあじさい好きだったな、と思って。

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行きつけの温泉までの道。少し前は田んぼに水を張って鏡みたいできれいだった。稲が伸びてあおあおとしてるのもきれい。今は麦が黄金色できれい。一番好きなのは蕎麦の花の時期。真っ白できれい。夏が待ち遠しい。

休暇の予定

4月にはどうなるかわからなくて真っ白というか灰色だったスケジュールが、だんだん確定事項で埋まるようになってきた。先が見通せるようになってきたことは純粋にうれしい。
打ち合わせ、会議、委員会、試験、入試、その他大学っぽいこと、それに付随する諸々の締切。
スケジューラーに書き入れながら、山ほどある休暇(休出の振替、年次、夏季休暇等)をどこにねじ込むべきか、思案する。

こういう類のものは、取れたら取る

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かたくていたい

もういい加減首肩が限界で、平日だが外のお風呂に入りに行くことにした。
お湯にいろいろ溶かす。首のコリも、過去との対話も、仕事のことも。

仕事では、混乱に乗じて起こる様々なイレギュラーをどう扱うのか問題が、目下かなりの難問。いままで考えなくても良かったこと、無視しても許されたこと、当然としてきたことが、今はかんたんにひっくり返る。世間のバッシングがこわくて、至極真っ当な話を口にするのだって及び腰だ

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こころの二日酔い

今日が平日だということをすっかり忘れて、胸の内扉を全開にしてライブ配信を浴びてしまったので、今日は精神的にひどい二日酔いみたいな感じになって、しばらくぼうっとしている。

なぜ休みを取っておかなかったのだろう。
毎回そうだ。
あんな度数の高い歌を次々浴びるように聴いて平気でいられるはずがないことはわかっていたのに。
こんな後悔もまるで二日酔い。

通勤の車でまた音楽をかけていたら、運転しながら危う

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昨日は一人前夜祭をして少しお酒を飲んだ。久しぶりの気怠さに、健康診断が終わったからいいのだと言い訳をする。

今日は午後年次をとって、例のライブ鑑賞の準備をする。
ふわふわした気分。完全に浮かれている。

現実逃避もいいところだが、たまにはこんな日があってもいいのだと思う。

最近行く先々で検温され、体調の悪い人は入店お断り、の貼り紙だらけだ。
「新しい生活様式」でいくと、具合が悪くなったら締め出される雰囲気なので、そういうとき食べ物飲み物薬など届けてくれる人やサービスを皆見つけておかないといけないんじゃないのかこれ、となんとなく寒気がする。

適当なピクルス

青梅やらっきょうが出る頃、毎年ピクルスを漬けている。

キュウリ、セロリ、ミョウガは外せない。あとは気分とタッパーの隙間に合わせてにんじんや玉ねぎやパプリカなど。
ざくざく切って湯通しして、よく洗って乾かした筒型のタッパーに詰める。

ピクルスは大学生の頃からやり出したのだが、昔はちゃんと酢や砂糖を鍋で一度沸騰させて液を作り、容器も煮沸消毒した耐熱容器で、とかやっていた。台所に広がるむせるような酢

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話すこと、分かち合うこと

やっと今週が終わった。

平穏はいつ訪れるのかわからないが、ひとまずなんとかやっている。同僚や関係のある先生と本音で語り合うことができていて、それによって少なからず私のストレスは軽減されている。

話ができる人がいない、気持ちを押し込めるばかりで何も話せない、うまく言葉が出てこない、というのは、どれもかなりしんどいものだ。過去にはまったく言葉が出ない時期があった。あの頃は本当につらかった。
今は、

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