間宮

noteを知ったきっかけはおっさんずラブというドラマ。今、いちばん好きなこのドラマのこ…

間宮

noteを知ったきっかけはおっさんずラブというドラマ。今、いちばん好きなこのドラマのこと、他のドラマのこと、気になることなど書くと思います。 コロナ収束を願いつつ。

最近の記事

5/11「メディスン」感想

2024年5月11日、シアタートラムにてエンダ・ウォルシュ作、白井晃演出、田中圭、奈緒、富山えり子、荒井康太出演の「メディスン」を観劇。 夢か現実か、見る人によって解釈が分かれると聞いていたが確かに。 目の前の情景がモチーフなのかリアルなのか判別がつかない中で、意識下の感情を引きずり出される感覚だった。 メアリーズの心情や背景や関係性まで考えきれなかったけど、記憶が鮮明な今、書きたいことをそのまま書いておきたい。 どこかの施設に入所して精神科の治療を受けているらしい若者、

    • 田中圭ファンミーティング2022 7月2日夜の部に参加して

      ファンミの開催を知った時、やった!と思うのと同時に新参者の自分なんかが参加していいのか?と自問自答した。が、やはり誰よりも凄いと思う俳優に直接会いたいし、申し込みの人数が一人でも多い方が良いに決まってるぞと思い直し、駄目もとで東京公演で唯一行ける日程に応募した。その結果、F列の右ブロックという肉眼で圭さんの姿を見られる席がご用意され、人生初のファンミ参加が現実となった。 7月2日当日。昼の部に参加した相互さんとお会いしてお茶させてもらい、心の準備を整しっかり整えて会場に。

      • コロナに負けないことって

        ちょっと参ってる。 8月24日、出勤したら発熱者5人が欠席との連絡が次々にあった。 嫌な予感。 うちの職場は、マスクをつけることが出来ない人がまあまあの人数通ってくるところで、コロナ感染対策はかなり徹底していた。つもりだった。 結果的にその日と翌日に、全員の陽性が判明。 更に25、26日に3人、31日に行ったPCR検査で1人が陽性となり、毎日約70人が集まる職場で9人が陽性者となった。 立派なクラスターだ。 1月にも数人の陽性者が発生したのだが、今回は様子が違う。

        • 「あのときキスしておけば」と「おっさんずラブ」

          「あのときキスしておけば」未だに第7話ラストキスシーンの残像が残る中で、貴島Pが手がけたドラマ、「おっさんずラブ」のことも頭から離れなくなっている。 2018年、テレビ朝日土曜ナイトドラマ枠で放送された「おっさんずラブ」は、主人公のもてないポンコツサラリーマン春田創一が、上司の黒澤武蔵と同僚のエリートサラリーマン牧凌太に告白されることから始まるラブストーリーである。 放送開始当初はそれほど注目されていなかったが、出演の田中圭、吉田鋼太郎、林遣都らの達者な演技と面白い脚本や演

        5/11「メディスン」感想

          “窮鼠はチーズの夢を見る”を観ながら春田と牧を思い出した話

          ※ ネタバレあります 何も考えずに見始めた。 恭一の憎めない感じと、今ヶ瀬のつかみどころのない雰囲気を味わいながら。 途中で恭一が“流され侍”と揶揄される。 うまいこと言うなあ。確かに流されるのみだ。 なんで流されるのか。 静かな包容力がある魅力的な人だけど、誰かを本気で好きになったことがなさそう。 今ヶ瀬は恋愛の経験値の種類が恭一とは全く違う。心の奥底ではずっと恭一が好きで、恭一を自分に振り向かせることに成功する。 なのに、素直に恭一を受け入れられず試すような態度を

          “窮鼠はチーズの夢を見る”を観ながら春田と牧を思い出した話

          “私の家政夫ナギサさん”感想

          ロス、というか余韻が未だに。 現実味がありそうで無さそうな不思議なドラマだった。 ナギサさんは繰り返し自分のことを“おじさん”と言うんだけど、その辺にいるおじさんとは違うおじさん。 何が違うかというと、まず威張ってない。 虚勢を張らないし、自分の優秀さ(MRとしても家政夫としても)のマウントをとらない。 年下で女性のメイに、年下で女性だからというレッテル貼りをしない。 家政夫という職業だから諸々当然なのかもしれないけど、ナギサさんの資質だなと思える。 ナギサさんは、おじ

          “私の家政夫ナギサさん”感想

          「おじさんはカワイイものがお好き」感想

          8月13日に初回が放送された、眞島秀和さん主演のドラマ「おじさんはカワイイものがお好き」(カワおじ)の感想。 マンガが源作のこの作品、眞島さん演じるスタイリッシュでイケてるおじさんが、実はパグ太郎というキャラクターが大好きで...というストーリー。 原作は読んでおらず、眞島さんがギャップのあるおじさんを演じるドラマ、という程度の前情報で初回をリアタイし、2回目をおかわりして見た感想を一言で言うと... これは面白いだけのドラマじゃない 主人公の小路さんは、会社では部下

          「おじさんはカワイイものがお好き」感想

          「劇場版おっさんずラブ」地上波初放送の余韻

          劇場版おっさんずラブが地上波で初放送されてから、ちょうど1週間が経ちました。 いや~楽しくて面白かった~。 放送日20日前の7月12日、公式は武蔵の部屋の絵文字を変えるという仕掛けを開始しました。 スカイのマークが突如おむすびに変わり、数が増えて光り輝き➡お弁当➡卵➡ひよこ➡にわとり➡唐揚げ➡プレゼントと変是をとげ、8月2日2315に指輪なり、最後はハートで落着。 これは、お弁当➡武蔵の想い、唐揚げ➡牧の想い、指輪➡春田と牧の想いを表していたのかな。 約20日間、毎日ワ

          「劇場版おっさんずラブ」地上波初放送の余韻

          「劇場版おっさんずラブ」地上波初放送を知って

          別れた恋人の写真を眺めるように、毎晩23時15分にボーッと眺めているTwitterのタイムライン。 7月11日土曜日のその時間、突然おっさんずラブ公式が姿を現しました。 この後、タイムライン上の歓喜の宴は夜更けまで続き、私も#劇場版おっさんずラブ のタグをつけて溢れる想いを呟き倒したのですが、2日が経過した今日、ちょっと平常心を取り戻してあの高揚感の理由を振り返ってみました。 理由その1 公式が動いた コロナの自粛期間中にイレギュラーなzoom用壁紙を投下がありました

          「劇場版おっさんずラブ」地上波初放送を知って

          CA春田創一の孤独について

          最終回から半年以上が経過した「おっさんずラブinthesky」だが、見たいときに楽しく見せてもらっている。 ただ最近、春田って孤独だなあ、と思うようになってきた。 常に明るくて前向きで仲間を思いやって仕事を一生懸命にやってる春田なのだが、他の人物と違う雰囲気を感じる。その感じたことについて少し書いてみたい。 おそらくおっさんずラブに新たに加わった人物に深みを持たせる為に、成瀬と四宮はそれぞれのメイン回で、家族が登場する。 成瀬はどうしようもない父親とその間を取り持とうとし

          CA春田創一の孤独について

          「演劇の街をつくった男」感想

          下北沢の街に幾つもの劇場を作った本多一夫さんについて書かれた本を元に上演された舞台の感想(ネタバレあり)。 数年振りに訪れた下北沢、自粛期間が終わりお天気も良く駅前が楽しそうな人たちで溢れており、その雰囲気が伝播してマスクの下でニヤニヤしながら会場を目指した。 初めての下北沢B1は、北沢総合支所の地下、福祉の窓口と同じフロアにあり、二つ並んでいる様が良い感じ。 受付で入場料を払い横のテーブルを見るとチラシのようなものがあり、手に取ったらホチキス留めの台本で即購入。 パン

          「演劇の街をつくった男」感想

          演劇って、何?

          明日、かなり変わった状況下で上演される舞台を観にいくにあたり、そんなことを考えています。 演劇って、何? 初めて観た舞台は、劇団昴「アルジャーノンに花束を」 一生忘れることはないと思います。 この小説が大好きで、舞台化を何かで知り、どうしても観たくて初めて劇場に足を運んだ作品です。 それ以降は、好きなアーティストや役者さんが出演する舞台を幾つか観てきました。 ダンダブエノ「いなくていい人」ナイロン100°C「ドント・トラスト・オーバー30」「チャイメリカ」「熱帯樹」劇

          演劇って、何?

          6月3日FM世田谷「劇ナビ!」感想

          FM世田谷「劇ナビ!」は、俳優の植本純米さんが演劇人にインタビューする番組で、6月3日吉田鋼太郎さんの出演回を聴いた。 Twitterで感想を呟いていたんだけど、間欠泉のように湧き続けてフォロワーさんのご迷惑になりそうなのでこちらに書きます。 箇条書きです。とりとめないです。足していきます。 ・「ハイ皆さんこんばんは~!」みたいな導入を予想していたが、スルスルと始まり、「じゅん」「こーちん」呼びに、ひゃーっ!となった。 ・鋼太郎さんの上智大学時代の話から。英文科に入りた

          6月3日FM世田谷「劇ナビ!」感想

          おっさんずラブのあのシーンのことだけ考えてみた

          おっさんずラブinthesky(スカイ)5話を見た。 田中圭ファンと千葉雄大ファン両者の心を震わせたキスシーンがクライマックスの5話。 その余韻に浸りつつ、そう言えばおっさんずラブで出てくるのキスって、ちゃんとしたのがないなぁ...とふと思った。 ちゃんとしたの、というのも適当な言い方だが、好き合った二人が気持ちを通わせてどちらからともなく顔を近づけて、といった雰囲気のキスのこと。 おっさんずラブのキスシーンを振り返ってみる。まずは不動産編。 牧が「◯◯じゃダメですか」

          おっさんずラブのあのシーンのことだけ考えてみた

          おっさんずラブ2016単発を見て考えたパラレルワールド

          おっさんずラブ2016単発(以下単発)は、2016年12月31日に「年の瀬 恋愛ドラマ第3夜」として、貴島プロデューサーの発案により主人公のサラリーマン春田創一、上司の黒澤武蔵、後輩の長谷川幸也の三角関係が描かれたドラマです。私がこの単発の存在を知ったのは、2018年おっさんずラブ不動産編(以下S1)のリアタイ時で、情報源だったTwitterからでした。 単発は既に配信されており、2018年10月に購入した円盤にもあったので、見ようと思えばいつでも見られたのですが、S1の世

          おっさんずラブ2016単発を見て考えたパラレルワールド

          おっさんずラブintheskyはプロ野球

          Abemaでおっさんずラブinthesky(スカイ)8話を見ました。まだその余韻に浸っていて、浸りながらおっさんずラブseason1(S1)のことをつらつらと思い出し、ふと思いついたことを書いてみます。 S1は低視聴率の深夜ドラマながら、放送中にTwitterトレンド世界1位を取ったことなどで話題となり、放送終了後も出演者や制作陣がメディアで取り上げられることが多くありました。 そんな中で印象的なのが、ドラマのファンを貴島プロデューサーが「弱小野球部の応援団」と表現したこと

          おっさんずラブintheskyはプロ野球