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コロナに負けないことって

ちょっと参ってる。

8月24日、出勤したら発熱者5人が欠席との連絡が次々にあった。

嫌な予感。

うちの職場は、マスクをつけることが出来ない人がまあまあの人数通ってくるところで、コロナ感染対策はかなり徹底していた。つもりだった。

結果的にその日と翌日に、全員の陽性が判明。
更に25、26日に3人、31日に行ったPCR検査で1人が陽性となり、毎日約70人が集まる職場で9人が陽性者となった。

立派なクラスターだ。

1月にも数人の陽性者が発生したのだが、今回は様子が違う。
感染者の動線を分析したところ、同じ部屋に一定時間いたことが感染の理由と思われた。

1時間弱くらいである。
窓もドアも開けていて換気扇も回していたけど、カーテンを締めていたことで恐らく空気の流れが悪かった。
そこに、ウイルスを持った人がいたのだと思うが、会話はしていない。
マスクは、つけている人とつけていない人がいたがどちらも感染している。

エアロゾル感染がどんなものか、身を持って体験した。

これは無理、だと思った。
カーテンの撤去やサーキュレーターの導入など行ったけど、有効性は不明。

この10日間、空中に漂うウイルスに抗うことの無力感を抱えながらこなす通常業務は本当にしんどかった。

もっと早くエアロゾル感染への対策をとれなかったかという後悔。

大勢の人を命の危険に晒した責任。

職場の緊張感を保ちながら仕事へのモチベーションを維持させることへの不安。

いま胸の中で溢れ返ってるあれこれを上手にコントロールできて、心からの笑顔で人に対することができるようになることが、今取り敢えずの、コロナに負けないことだ。

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