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エレスさんが書いてあった記事を見て驚いた。
また出てるぅ~!!と。


また・・というのは、この学校は私の母校なのです。
この学校は県内でも特殊な学校で、食物科という科があり
卒業と同時に試験を受けて調理師免許をもらえるのです。
(もちろん合格しないとダメだけど、ほぼ合格できるレベルに持って行くのです。)

その他にも服飾科(服飾デザインを勉強)、商業科(簿記、商科の勉強)、
そして、今は福祉科もあるんじゃなかったかな。
ということで人気は食物科(調理師の勉強)である。

とにかく私はこの食物科卒業であり、もちろん調理師免許も持っているのですが、この食物科はおもしろいんです。
1年~3年まで普通の授業ももちろん受けるけど、半分ぐらいが専門教科で料理の勉強をします。
基礎から専門的な事、実践まで。
1年・・和食。
2年・・中華。
3年・・洋食。
合間にお菓子(和・中・洋)
と、プロの県内で有名店の調理師、シェフ、パティシエが毎週教えに来てくれるのです。
その日は、朝から専門&実践なので、班に分かれ教えてもらいながら実際に作って、それを昼食にするのです。調理実習の日は午後からの授業のみなので、あっという間に終わってしまう楽しい日なのです。

そうしながら経験を積む。

3年生になると、もうほぼ全部習ったのと社会に出てからできないのでは困るので、200食ぐらいだったかな?の給食を毎日、数人が交代して指導の先生と共に作るのです。(その日は勉強せず一日、給食を作り片付けまで行うので、案外労力使います。)
もちろん献立やカロリー計算は生徒がするのです。
それが勉強と実践なのでね。

この給食を食べられるのは、あらかじめ希望して食券を購入した生徒と先生。(当時はそうだったけど・・今はどうだろう??)

後の生徒は、お弁当、売店で買うという風になっているので、全員が食べた訳ではないと思います。

希望者だけが食べた・・というのは、食券を持っている給食を食べる権利のある生徒&先生という意味なんでしょうね。

このパウダーを開発している会社よりだいぶ前から、知り合いの会社はすでにお菓子やパンに入れる開発をしていた・・。
すでに、形はパウダーだったので、徳大が開発費をもらって研究をしつつ、知り合いの会社に提供していたのかな。その後、正式にベンチャーとして立ち上げたのがグリラスって会社なのかもしれないですね。ベンチャーだから開発費や補助金が莫大に出たんでしょうね。


特殊な調理系の学校とあって、やはり試作などは生徒の勉強にもなるという意味でも、多少なりともあったかな・・とは思います。

今はいろんな物があるけれど、私の時はそんなおかしな物を食材に入れることはまずなかったので、安心だったし・・まだ安全だった。

特殊な材料・・例えば、鯉とかアナゴ、鰻は使わなかったかな。

高級食材の鯛とか、伊勢エビ、ロブスターなどは本格的に使った記憶があるんだけどね。どれも美味しかったですよ。

高校生が実習として使うには高級!!でも、味を知るのも捌くのも勉強。

中にはアレルギーの子もいたし、カニやエビは食べられない子もいたような記憶があります。(今みたいに多くではないけれど・・)
好き嫌いもあって、その時はみんな仲良く交換したり食べてもらうようにしていた記憶。

特殊食材や試食は、企業や卒業生から先生に相談を持ち掛けられることも多いと思います。
むやみに使わず、とりあえず・・メリット・デメリットも調べて開示してから使うようにしないと・・体調不良になったら困りますよね。

高校生の頃って、なんでも興味深々であり、何の味も知っておきたい!
という意欲のある子が多いから、試食で出ると食べると思いますよ・・。
イナゴもコオロギも変わらないというのが高校生の認識じゃないかな。

こんなパウダーでタンパク質っていうなら、まだ豆腐や鶏肉食べて欲しいです。他に目を向けるといろんな食材で工夫ができますよね。
そこを勉強させるのが学校だけどなぁ・・。

阿波踊りしかない徳島県が、コオロギで有名になるのは嫌だなぁ。
その上、母校名が堂々と出てる!
これから入学する子達に希望を持って入ってもらいたいのに・・これか。
なんか残念。





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