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見るのが得意な人、聞くのが得意な人

ゆーです。

みなさん、本を読むのは得意ですか?人から話を聞くのが得意ですか?

ボクは、読むのは得意だけど、聞くのが苦手です
研究者をやってると、論文読んだり、報告書を読んだりってのが多いので、そのへんあまり苦に感じません(これ意味ある?っていうのは、読みたくないですし、そもそも調査自体好きではありませんが笑)。

一方で、学会に行ったり、研究室内で発表とかあると、長時間聞いてるのが苦痛で仕方ないんです
別に発表者が悪いわけではなく、単にボクが苦手なだけ。
音楽を聴くのとかは、あまり抵抗ないんですけど、その場で聞いて咀嚼し理解するのが苦手なんです。

講演会とかがあって偉い先生が発表に来てくれるとなっても、一応行きますが、ずっと聞いていられない。
後から、その人がスライドに記載していた論文を読み直して理解するという作業へ。
必要な情報だけを受け取りに、講演会に参加する感覚ですね。
ただ、特に企業に入ってからなんですけど、そんなメモするだけのスタンスじゃダメで…。
人脈形成も必要なので、聞き流してる場合じゃなくなった!(くうぅ!!)

あと、会議とかも苦手。
気づいたら別のことを考えていて、「え?なんて?」みたいなことも。
会社での会議なんてホントこれで、情報交換がメインのものだと、相手からいただいた情報を元に途中から考え事が始まるので、もうそっちで頭がいっぱい
誰かが一緒に参加してくれてないと、整理しきれないんです。
もちろん質疑応答の時間なんて苦痛。
「質問はありませんか?」とか聞かれても、特定の箇所だけやたら聞いてるし、そこから妄想していたことが突飛すぎて、その場で聞くには場違い。
あと、すでに説明されてしまっているのか、自分が聞き逃してしまっただけなのかすらわからない。苦笑

あとあと、動画コンテンツなんかも、ボクは苦手です。
最悪、音もなくアニメーションと文字だけでわかるような動画なら大丈夫です。
なんなら、字幕をつけられるなら2倍速とかで見たい人です。
なので、いろんなところで「今は静止画なんて古い!動画の時代だ!」とか言われてますが「うーん…」ですし、一生懸命しゃべってるのを見かけるんですが、ごめんなさいって思ってしまうことも…。
一回聞いても基本よくわからないので、同じ箇所を何回も再生する羽目に…(3回目ぐらいで、嫌になってくる笑)。

小学生の時から「人の話を最後まで聞きましょう」と書かれていた記憶があるので、昔から聴くのが苦手なようです
でも、普段の会話だと、そんなことないんですよね。
不思議。
どういう話なら聞き続けられるのかは未だに謎です。

苦手なことをメインに書いてきましたが、おそらく逆の人が多いのではないでしょうか?
「活字を読むのが嫌いだ!」って人は、結構いるかと思います。
そんな人は本を読むより、人の話を聞いたりする方が良いのではないでしょうか。

こんな風に、視覚から得られる情報と聴覚から得られる情報を、それぞれ咀嚼するのにも得手不得手があるらしい(どっかで読んだ記憶はある。タイトル忘れた…)。
広いところでするプレゼンには関係の無い話かもしれませんが、少人数向けの資料や会議、打合せ、相談では、相手の得意なものを意識した方が良いかもしれません。
他にも何かしらのサービスを作るときも同じです。
みんながみんな、同じ方法が最適では無いので、ニーズによっては”見る”のが得意な人に合わせた方が良いかもしれません。逆も然り。

あとは、僕たち研究者のケースであれば、指導するときに「もっと論文を読め!」とか言っても、それが苦痛で仕方ない人だっています。
少しぐらいは自分でも読まないといけないですが、そういう人には、それこそ学会に行ってもらったり、人と話すような仕事を担ってもらった方が良いかもしれません(そんな仕事たくさんあるかわかりませんが…)。

ボクは、自分がこういう変わり者だからこそ気をつけるようになりましたが、何をするにも、視覚・聴覚を少し意識してみてはいかがでしょうか?

マイナーな属性の人からすると、とても助かりますし、円滑に話が進むこと間違いなしです。

余談:アートの世界にも通ずるものがある気がしてます。
ボク、音楽とかも好きで、表現の仕方とかに目(耳?)を向けることも、よくやってます。
ただですね、バンドの個々の楽器を聞き分けるのが苦手。
ギターとか弾いたことあるので、「耳を凝らして聞いて参考にしよう」とか思うんですけど、全然わからない…。
一方で、絵画のような目で楽しむモノだと、「へぇー」てなりやすい。
まぁ、そんな理解できているわけじゃないんですけどね。笑
それに好きなのは、音楽という。笑
得手不得手と、嗜好は違いますからね〜


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