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目標に向かって頑張るのがしんどくなった時

目標に向かって頑張るのがしんどくなった時に、どうすればいいか、とっても大事だと思うことを書きたい。

ポイントとなるのは、その目標を達成した後の自分が想像できるか。

その時感じている感情とか、来ている服とか、居る場所、一緒にいる人を生き生きと想像する。

大抵、目標に向かって頑張れない時は、この未来の自分が想像ができない。または、想像できても違和感がある。もしかしたら、どうなりたいかも分からず目標を立てているかもしれない。

なりたい自分像ができていないのに、努力し続けるのは、何に向かっているか分からないのに歩みを進めるということ。

道を間違えるかもしれないし、遠回りもするし、正しいかどうか分からないので不安で苦しいかもしれない。

目標はあるが、その先の未来の自分像が無いというパターンの人がとても多いと感じる。

私も、その一人だった。

一番ひどくてわかりやすい例が、私の学生時代だ。

私は勉強をして、優秀な成績を取れば、お金持ちになれると思っていた。

昭和の時代だったので、私の親世代は特にその考えが根強く、私もそう思い込んで、いろんなことを差し置いて勉強に勤しんだ。

もちろん、その勉強は無駄にはなっていないし、その頃の私は勉強すれば楽に生きられると思い込んでいたので、勉強をすることに苦しみもなかった。

勉強をした結果、国家資格をとり、その資格を生かして働き始めた。

だが、勉強したことはあまり役に立たなかった。

仕事ができるようになるために、学生時代に差し置いてきたいろんなことを取り戻さなければならず、それに何年もかかってしまった。

しかも、私が欲しかったのは、楽に安定した収入が得られる人生だったのに、そうなれなかった。むしろその逆で、苦しくて不安定な収入の人生になってしまった。

今考えれば、学校の勉強を頑張れば安定した収入につながるなんて、そんな単純なものの考えでうまくいくわけがないのは分かるが、じゃあ、どうしたらよかったのだろうか。

未来を生きる私が、学生時代の自分にアドバイスできるなら、こんなことを伝える。

「あなたは、どんな人生を歩みたい?その人生を歩んでいる自分はどんな感じ?」

私の場合、楽で安定した収入を得られる自分になりたい。まずはここの自覚がスタートラインだ。

目標に向かって頑張るのがしんどくなった時に、私は今でもこの質問を自分に投げかける。ゆったりとリラックスして、目を閉じて優しく自分に問いかける。

(ちなみに、ゆったりとリラックスして優しく、というのは、守ったほうがいい。責めるような態度で質問をすると、答えてもらえないし、むしろ苦しくなるので、余裕がない時にはやらないこと。)

目標に向かって頑張るのがしんどい時は、大抵、何か違和感がある。じつはこの違和感を発見したあとの対応が、むしろ非常に大事なのだが、今度書きたいと思う。

頑張れない自分を責めたり、しんどいのに、鞭打って頑張る必要はない。

そんなことをしている時間があったら、リラックスできる静かな時間を作って、この質問をしてみて欲しい。

「あなたは、どんな人生を歩みたい?その人生を歩んでいる自分はどんな感じ?」








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