にし乃 ミヤ

演劇、映画、Win's Crew 🇲🇲、わたげ隊

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最近の記事

チェルノゼム Schale4 舞台『銀河鉄道の夜』

弾丸日帰りで、仙台まで観に行って参りました。 初チェルノゼム。 本読む習性が無かったので原作未読のまま。 けれど(ほぼ)真っ更な状態で観れて良かったのやも知れません。 小濱さんの前説、柔らかだけれども聞き取り易いお声も、色々な方面へのお心遣いも心地良い。 今回、苗🌱券(苗を植えて育てるように、若手の観劇体験・団体を応援するチケット)の仕組みも活用されてて、「今の学生さんたちは、自分の頃よりも大変」と仰ってるの、本当にそうだよなぁと。 今まで数字として頭では理解していて

    • 山種美術館 「犬派?猫派?」展

      今回、上の竹内栖鳳《班猫》【重要文化財】と、下の長沢芦雪《菊花子犬図》のみ写真撮影「可」だったので、折角なので撮って来ました。 実物の魅力には到底及ばないのですが。。 斑猫ちゃんは、ユニクロ恵比寿店×山種美術館限定コラボTシャツGETのため新幹線の時間にドキドキしつつも移動の合間に買いに走った程には好きなので、今回の展示は実に眼福。 (当日そのTシャツを着て行ったら、チケットカウンターのお姉様に「あら!可愛いですね!」とお褒めいただきました😊) 実に可愛らしい犬や猫、

      • <叱る依存>がとまらない

        図書館から「予約資料の準備が出来ました」連絡が来た時には、何故その本を予約したのかを忘れている事がよく有る。この本も、そんな一冊だった。 読み進めていく内に、ああ、この本に出会えて良かった、と思え、自分メモとして、また、少しでもこの本を手に取って下さる方が増える様に、との祈りも込めて、記事化することにした。 人は何故「叱る」のか。 「相手のためを思って」とか「社会的正義のために」とか大義名分を掲げているかもしれないけれど、結局のところ、叱る側の「処罰感情の充足欲求」を満た

        • 2024年6月1日〜2日の食い倒れ

          毎度毎度、遠征するのは食べ物の為なんじゃないかと自分でも思う程には、食べまくってる自覚がある。 この二日間に食べたものは… Curry Spice Gelateria KALPASI ~カルパシ ~ カレーは以下の4種  A.サンバル🌶(豆カレー)豆と根菜のカレー  B.レモンチキン🌶🌶レモン香る爽やかなチキンカレー  C.ポークビンダルー🌶🌶🌶️赤ワインビネガーの酸味が効いたカレー  D.ビーフキーマ🌶️🌶️赤唐辛子やペッパーが主体のキーマカレー それぞれにキャラ立ち

        チェルノゼム Schale4 舞台『銀河鉄道の夜』

          『デカローグ』5・6

          写真は、4月に観た『デカローグ』1〜4のパンフレットと、今回の5・6のパンフレットを繋げたところ。来月の7〜10を繋げると、団地の全容が見える様になる仕掛けの模様。楽しみ。 5「ある殺人に関する物語」 小川絵梨子さんの演出好きだなぁ。私が「演劇」に期待しているモノをきちんと届けて下さる。俳優の視線や照明、SE等で、そこに無いものを浮かび上がらせてくれる。 犬の声、子供達の声、鳩のシルエットと羽音、タクシーの四角い照明、写真屋やカフェのドアベルの音…。 ホンも当然に良い

          『デカローグ』5・6

          柿喰う客『殺文句』

          久し振りの柿喰う客。 最近は、玲央さんが出演しない場合、基本観に行かない。 行っても嗚呼自分はターゲットではないのだなと思い知るだけなので。 それは今回も同じだった。 あれ程に高速回転で台詞を詰め込む意味がわからない。聞き取れない。 動画を二倍速やそれ以上のスピードで見慣れている人々には丁度良いのかも知れないけれど。 ダンスシーンが何度も組み込まれる意味も必然性も、下品な物言いが何度も繰り返される意味も必然性も、私には分からなかった。 以前から、柿は「動く」ところではな

          柿喰う客『殺文句』

          めざましクラシックス in 大阪箕面

          初「めざクラ」、初箕面市立文化芸能劇場でした。 めざましクラシックスについて 本日のプログラムは以下のとおり。 第一部 Night Of Night 〜 美しき夜の調べ アイネ・クライネ・ナハトムジーク (モーツァルト) 歌劇「ドン・ジョバンニ」より"セレナーデ" (モーツァルト) 月の光 (ドビュッシー) 浄められた夜 (シェーンベルグ) ゴルトベルク変奏曲 (バッハ) 歌劇「トゥーランドット」より"誰も寝てはならぬ" (プッチーニ) 第二部 〜 プレイヤ

          めざましクラシックス in 大阪箕面

          荒牧バラ公園

          小雨がパラつく中、「薔薇好きの父と何度か観に行った」と母が語っていた「荒牧バラ公園」に母を連れて行って参りました。 これを無料で見せて貰って良いのだろうか、と申し訳なく思える程に、丁寧に手入れされた美しい薔薇たち。園内どころか近隣まで漂う華やかな香り。とても贅沢で優雅な気分を味わわせていただきました。 バラ園に入ってすぐ左手に広々とした芝生広場があり、ここでパフォーミングアーツのイベントがやれたら良いのになぁ!と思ってしまいました。 交通の便はイマイチかな^^; 今回は

          荒牧バラ公園

          ストレンジシード静岡2024の記録

          2日夜に『白狐伝』ゲネプロ 3日は黙々と仕込み 4日午前中は幟のベースに水入れながらロロ『パレードとレモネード』のゲネプロを漏れ聞き、午後ほころびオーケストラ『恋するロボット』観劇&インタビュー、MICHInoX 『オチャー・ウォーズ』観劇&インタビュー。 5日は午前中にお寿司『にぎにぎしく逃逃』とサファリ・P『おちゃのじかん』、午後は「ストレンジシードでつながるパーティー」浅川奏瑛×演劇空間ロッカクナットさんの回とBONG n JOULEさんの回。どちらもスペシャルパフォ

          ストレンジシード静岡2024の記録

          『白狐伝』

          関連する写真が全然撮れてなかった…ので、お寿司さん搭乗回パーティーバイクの後ろ姿を撮った写真の端に辛うじて写ってたこちらを。 今年もPRわたげ隊として参加させていただいたストレンジシード静岡のスタッフとして、『白狐伝』ゲネプロを拝見させていただきました。 宮城さん演出作品は2017年の『アンティゴネ』、2018年の『マハーバーラタ』を拝見していて、その後観そびれてしまっていたのだけれど、今回は何としても観たかったので本当に感謝。 少し前に「茶の本」を読んで「岡倉天心すげ

          静岡市美術館

          「京都 細見美術館の名品」展のビジュアルに惹かれ、静岡での観劇前に立ち寄ってみました(なぜ兵庫県民が京都の美術館収蔵品の展示を静岡まで観に行くのかは置いといて)。 今まで特段、琳派や若冲に思い入れは無かったのですが、今回の展示を観て、めちゃ好みやん!となりました。ニワトリの目力と躍動感が凄い。初代古香庵が収集された仏教・神道美術も美しくて。 美術館自体も、モダンでコンパクト。静岡駅から地下道通って徒歩3分。徒歩ルートの案内ブログ記事が、超の付く方向音痴の私でも迷わない親切

          静岡市美術館

          『楢山節考』

          「ふじのくに⇄せかい演劇祭」パンフレットの宮城さんのメッセージが良い。めっちゃ良い。泣きそうになった。是非ご一読ください👇 さて、そんな演劇祭の中で、舞台芸術公演という素晴らしい環境の中の「楕円堂」と言うこれまた素晴らしい劇場で、『楢山節考』を観て来ました。 この作品、昨夏の初演を利賀まで観に行きたかったけど日程的にどうにも無理で涙を飲んでたので、静岡で観れるなんて!と喜び勇んで東京からの帰りに寄ることにしたのでした。 パンフレットの紹介文「深沢七郎の『明るい悲劇』を、

          『デカローグ』 1〜4

          写真は新宿で早お昼をいただいたベルク。 マチネはBプログラム、デカローグの2と4。 4を観終わってポロポロッと涙が溢れ、今もまだ心に細波の余韻が。 優しいやさしい、愛の物語たち。 単純に「ハッピーエンド」とは、とてもとても言えないのだけれど。 でも、観終わって心に残っているのは「愛」なんだなぁ。 念の為、まだ観てなくて、ネタバレが嫌いなお方は、ここで回れ右でお願いしますね。大した事は書かないと思いますけども。 2「ある選択に関する物語」 アンジェイの咳が、もうホント

          『デカローグ』 1〜4

          PARCO PRODUCE2024 『リア王』

          2024年4月20日(土) 17:00〜 @SkyシアターMBSにて観劇。 ヘッダー画像はSkyシアターMBSロビーカフェで売られていたお菓子。 関西に戻ってからは、関西公演がある作品は基本遠征せず観るようにしてるので、ジッと待っておりました『リア王』。 詳細な内容を語るつもりはありませんが、何をネタバレとして忌避するかは人それぞれ。配慮し切れないと思いますので、ネタバレを避けたい方はどうか回れ右で。 幕が上がると、東京公演開幕時から話題になっていた、殺風景なオフィスの

          PARCO PRODUCE2024 『リア王』

          姓名判断でペンネームを決めてみた

          半世紀以上生きてると、色々な柵もございまして。 個人情報保護の観点からも、オープンな情報発信にはペンネームを使う事にしようと思いましてですね。 で、学生時代にちょこっとだけ使っていた「西野 美也」と言うペンネームの表記を姓名判断で良い塩梅になる様に工夫してみました。 「にし乃 ミヤ」 音としてはフツーに有り得る名前、だけど文字で見ればペンネームだと分かる感じかなと。 ボチボチと情報発信関連このペンネームに統合して参りますので、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m

          姓名判断でペンネームを決めてみた

          「虎に翼」1〜10話

          とても評判良く内容もタイムリーとの噂で気になってたところ、目に入った米津さんのインタビューが素晴らしくて、NHKプラスで第一話から一気見。 こりゃぁ評判になるわ。泣くわ。 この私が、推しの出てない朝ドラを観ようと思う日が来るとは。 全くサイクルが合わない私のスケジュールにどう組み入れようか。 裁判長さんのお声がメッチャ良いお声だったので思わず調べたところ、劇団四季ご出身の栗原英雄さんとのこと。覚えとこ。ホンマ良いお声だった。 うらじぬのさんがレギュラー出演してるのも嬉し

          「虎に翼」1〜10話