見出し画像

会計時のあなたの一言が、バイトの心を救っているかもしれない


この記事を書いた理由

今日は、お会計の時に「ありがとう」を言っている方に感謝を伝えたくてこの記事を書きました。


突然ですが皆さんはお買い物をした時、レジで従業員になにか声をかけていますか?


レストランに行った時の「ごちそうさま」、ふと足を運んだお店での「ありがとう」、色々な場面があります。
今この記事を読んでくださっている方の中に、お会計時に「ありがとう」と言っている方はいらっしゃいますか?

もしかしたらその一言がバイトの心を救っているかもしれません。


アルバイト先での経験

私は以前、中華レストランでアルバイトをしていました。そのレストランは地域の方々に人気のお店だったため、夕方以降はいつも混んでいました。高級レストランというよりは庶民派レストランで、サラリーマンやご高齢の方、家族連れが多い店でした。

ある土曜日の夕方、その日は天気が良く休日ということもあって、朝からお客様が多くいらっしゃっていました。夕方も沢山のお客様が来店し、レジには行列ができていました。
私はその時レジを担当していました。並んでいる方の中には、少し待ち時間があるせいかお会計時に舌打ちをする方や、お金を叩きつけるように置く方、レシートを引きちぎるように取り、無言で立ち去る方もいました。私はとにかく速く正確に会計をすることを意識して必死にレジ登録をしました。
その日は朝からの勤務で、お客様のお申し出対応などもあった為上記のようなお客様の対応が続いたことは精神的にしんどいものがありました。

しかし、その時転機は訪れました。

ある一人のお客様

お会計をしたのは1人のサラリーマンの男性。私が伝票を受け取って金額を確認するまで無言で、スマホを見てらしたので目が合うことはなく、特に目立った様子もありませんでした。
私も普段通りにレジ登録をし、最後に「ありがとうございます」と言ってレシートをお渡ししました。

すると、スマホを見ていた男性が顔を上げ、私の目を見て笑顔で「ありがとう」と言ってくださったんです。その時私はもう涙が出そうでした…笑


「え?これって普通じゃないの?」と思う方もいらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。そんなあなたに伝えたい。


「その一言に心救われています!!!泣」

息をつく間もないほど忙しく、傷つく言葉も沢山言われたあの日、レジで言われた「ありがとう」にどんなに心が救われたことか。

その男性を対応するまでは正直、「なんでこんなにひどい態度取るんだろう…」とため息が出てしまいそうな気持ちでいっぱいでした。そのため、一人の方の接客をする度に何とか気持ちを切り替えている状況でした。
しかし、その男性のお客様の対応をした後はそんな気持ちはすっかり消え、幸せな気持ちで再び働き始めることができました。


私が伝えたいこと

だからこの場をお借りして、普段お店のスタッフに声をかけてくださっている方にお礼を言いたいです。ほんっっっとうにありがとうございます。

「ご馳走様」「ありがとう」「お疲れ様」
こんな一言がどれだけ嬉しいことか。感謝してほしいと言いたくて言っているのではないんです。
ただ、「ありがとうを」伝えたくて今この記事を書いています。

アルバイトも人間です。もちろん社員の方も、人間です。「ありがとう」と言われて嬉しくない人ってほとんどいないと思います。
ひどいことを言われたら傷つくし、温かい言葉を言われたら嬉しいです。だから、もしこれを読んでいる方が今度お会計をする機会があったら「ありがとう」とか、一言声をかけてみてほしいです。

もしかしたら接客態度が失礼だなと思う店員もいるかもしれない。だから無理に言わなくてもいいです。「この人対応丁寧だな」とか「この人の接客、感じが良いな」とか、自分の心に余裕がある時で大丈夫です。あなたがくれた言葉で嬉しくなったり、また頑張ろうと思えたりするスタッフがいると思います。

これはあくまで個人的な意見ですが、「ありがとう」って誰かに言った後ってなんだか自分も嬉しい気持ちになります。
だから、「今日は良いことないな」って時に店員さんに「ありがとう」と言ってみるのもありかもしれません。

最後に

長くなりましたが、
本日はとにかく「ありがとう」を伝えたくて、この記事を書きました。私が感謝を伝えたいお客様は沢山いるのですが、今回は一つのエピソードを抜粋してお話させていただきました。もし機会があれば、またお話しできたらと思います。

改めて、今まで私に声をかけてくださったお客様本当にありがとうございます。その一言で何度も心が救われたし、「また頑張ろう」とパワーを頂きました。

そして最後になりますが、ここまで読んでくださった皆様ありがとうございます:)
皆様にも良いことがありますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?