ヤマグチユミ

丁寧に暮らすこと、日々を大切に生きることを通して、自分の身の回りのさいわいに気がついて…

ヤマグチユミ

丁寧に暮らすこと、日々を大切に生きることを通して、自分の身の回りのさいわいに気がついていきます。感謝と喜びを見つけて、さいわいに向かう旅の途中を綴ります。

最近の記事

反応しない練習

心をざわつかせない為には、自分の感情を客観視することと、行動を感情と切り離すことが肝要らしいです。 わかっちゃいるけどね、なかなかね。って、これも反応ですね。 それから起きたことや他人の行動をジャッジしないというのも、頭ではわかっているけれど、は?なんで?頭おかしいんじゃないの?と、つい批判してしまう自分がいます。 年齢を重ねると人間が出来てくるかと思っていたけれど、それがなかなかそうでもない。 この人生での課題をクリアできるのか、キワキワの所に居る感覚です。 反応をしな

    • 遺したいもの

      絶版の本を手に入れました。 古い本の匂いとともに、我が家に届きました。 その匂いは、実家に置きっぱなしにしていた自分の本の匂いと同じ種類のもので、たちまちにして様々なことが想起されました。 「昭和52年6月20日求」と、奥付に書かれており、初版は昭和51年5月20日、その本は第4刷で、昭和52年3月20日のものです。 昭和52年6月20日にこの本を求めた方は、どんな方だったのだろう。 どのような目的でこの本を読んだのだろう。 古い書籍の匂いと共に、イマジネーションが膨らみま

      • ゆるベジタリアン

        思うところがあって、お肉を食べないようにして数週間が経ちました。 会食の場合は、お付き合い程度にはいただきますが、自分でお肉を買うとか、お肉料理を注文することをしばらく控えています。 焼肉大好き、ローストビーフ大好きだったのですが、今のところ渇望感はありません。コーヒー断ちもあっさり達成し、いつでもやめられると確認できたので、たまに飲んでいます。 これまで当たり前のようにしていたことを、意識してやめてみることは、自分の生き方や考え方や選択を見直すきっかけになるように思いま

        • 懐古

          キッチンにある調理家電は、手持ちタイプのブレンダーだけです。 電子レンジもありません。 温め直しは、蒸し器や、ホイルに包んでグリルで行います。 冷凍食品は常備していません。 冷凍庫にあるのはハーゲンダッツがいくつかと、刻んだネギや柚などの薬味です。 粗食が基本で、育ち盛りの子どももいないし、玄関開けたら2分でご飯を用意しなくても大丈夫なので、冷蔵庫に食品をたっぷりストックしていることはありません。 その日に食べたいものを買ってくるか、あるもので食卓を整えます。 野菜をたくさん

        反応しない練習

          始末のつけ方

          モノを捨てるのは辛いです。 せっかく買ったのに(いただいたのに)捨てるなんでもったいない。 まだ使えるのに、捨てるなんてとんでもない。 修理すれば使えるのに、おばあちゃんに叱られる。 ゴミを出すことは地球を汚すことになるんじゃないか。 理由はたくさんあるけれど、捨てるのって辛いし、罪悪感も半端ないです。 だけど、前に進むためには捨てなくてはならないものがある。 それは、ものだったり、居場所だったり、地位だったり、職業だったりもする。それによって、過去と決別して新しいステージ

          始末のつけ方

          いい人になりたい

          夢について、いろいろ考えてみました。 ある方から、具体的にこんな仕事をしたいとか、年商いくらとか、何人を救いたいとか、そういうビジョンを明確にすることが大切だと言われました。 いくら考えても、そのようなビジョンは浮かんでこないのです。 自分の貧困な想像力では、今の仕事や自分の延長線上のことしか浮かんできません。 年齢を言い訳にはしたくないのですけれど、今から新しい事業を起こして、銀行と交渉して、営業をして、というのは正直やりたいとも思えず、私の夢というのは何なのだろうと腕

          いい人になりたい

          日本礼賛

          日本というのは懐の深い国で、神道を建国の基としながらも、皇室の血統である聖徳太子が、篤く三法を敬うことを憲法に定めてから、1400年以上も神仏が共存する、それこそ和を以て尊い大和国が続いてきました。 戦国時代にキリスト教が入ってきて、長い間迫害を受けつつも、現代はクリスマスを楽しむ国民でもあります。 シルクロードの終着点として、いろいろな文化が融合し共存することが、土壌としてあるのでしょうか。 和洋折衷というジャンルもあるし、世界中の料理のほとんどすべてが、日本で食べるのが一

          自分が生み出したもの

          毎月、心身を調えていただくために、ヒーラーさんのセッションを受けています。 身体が調うと、思考も心も整理されてきます。 かれこれ四年以上になるお付き合いですけれど、ようやく彼女の言っていることが見えてくるようになりました。 最初は、何を言っているのかわからなかったのです。 この世界のこと、宇宙のこと、意識や魂のこと。 なんとなくわかったような気になったり、ちっともわかっていないと後戻りしたりをジグザク繰り返しながら、少しずつ山を登っているような感覚です。 見える世界と見え

          自分が生み出したもの

          最近始めたこと

          自分のことを飽きっぽいと思っていたのですが、気がつくとルーティンになっていることがいくつかあります。 数年前、思いつきで始めた早朝の散歩が台風と雪の日を除き、3年続きました。 花鳥風月からたくさんの気づきをいただきました。 人間は自然と共に、この地球に抱かれて生かされているのだということを、一歩一歩踏みしめながら実感した、早朝の散歩でした。 ここ最近は易経に興味を持ち、毎朝コインで卦を読んでいます。 易経の本を通読するのは難儀ですけれど、出た卦を読むことで、少しずつ読み進

          最近始めたこと

          自分語りpart3

          昔は良かったと思うばかりではありませんけれど、過去を振り返って自分の棚卸しをすることが、脳内の断捨離にもなるのではないかと考えて、そのツールとしてnoteを使わせていただいております。 このようなメディアを作ってくださり、感謝です。 お読みいただいているあなたにも、心から感謝です。 肌感覚としての自分の脳内の棚卸しなので、多少記憶が曖昧なところもあるかと思いますが、緩やかなお気持ちでお読みいただけるとさいわいです。 1979年といえば、バブルが開花する直前の、土壌が柔らか

          自分語りpart3

          自分語りpart2

          part1で、2000年に父が亡くなったことを書きました。 あともうちょっとで術後5年になるところでしたが、身体中に散った変異した細胞は、恰幅の良かった父を別人のように見せていました。 そもそも最初の手術で骨組織に転移していたらしく、取りきれなかったそうです。 痔だと思っていたらしいけれど、本当のことを知るのが怖かったのだろうなぁと私は確信しています。 父に対しては、恩も感じるし、💩だと思うこともあり、まだ気持ちがちゃんと整理されていないような気がしています。 かれこれ四半

          自分語りpart2

          自分語りpart1

          65歳になりました。 前期高齢者と呼ばれる年齢まで生きられたことに、まずは感謝したいと思います。 年金をいただける身分になったことも、保険料を納めてくださる現役世代の皆様のおかげです。 自分ひとりで何でもやってきたようなつもりでおりましたけれど、どれだけの人に支えられ、国に守られ、ここまで生きてこられたのだろうかと、省みる必要を感じております。 65歳になる直前から、新しいことを学び始めました。 若い方も多いけれど、会社経営をされている方や自営で日本を良くしていきたいという

          自分語りpart1