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8月20日(木) 自主隔離5日目

5:00 起床
今日は、朝食にご飯を食べよう、と2日前から決めていた。普段は、オートミールかグラノーラで、米はめったに食べない。だが幼い頃は、朝食でおにぎりや肉まんをよく食べていた。オートミールを知ったのは、オーストラリアで暮らした15歳のときだ。

8:00 朝食
卵かけご飯、冷奴、ナス・オクラ・ししとうの味噌炒め

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私はてっきり、他の多くの外国人と同様に、彼は生卵を好んで食べないと思っていた。だが、パートナーは卵かけご飯が好きらしい。それも醤油だけでなく、味の素のアジシオをかけるのが彼流の食べ方。

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黄身の上で塩が輝いている。私は、まずはオーソドックスに醤油のみで。

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アジシオ、タヒン、七味をかけて食べてみる。アジシオ、確かに美味しい!
2年前の夏に京都で作った七味は、味がしなくなっていた。流石に消費期限切れだね。捨てましょう。
卵かけご飯を食べるのは、何年ぶりだろう?基本的に、日本でしか味わえないご馳走だと思うと、有り難みが増す。美味しかった!

9:00
今日はコーヒーを飲んでいないので、眠い。
本を25分間読んでから、重い腰を上げて勉強する。昨日やったリスニングのTarea3まで、解き直す。その後、パートナーと面接練習。
9月は、スパニッシュ・オンラインを再開して、10日間で追い込みをしなければ。上手いこと、授業の予約が出来るとよいのだが。今振り込みをしないと、間に合わないかもしれないな。

13:30
昼食の用意に取り掛かる。

14:00 昼食
サバ缶キャベツパスタ

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パスタを深めのフライパンで茹でながら、手でキャベツをちぎり、パスタと一緒に茹でる。茹で上がったら、火を止めフライパンの水を切り、オリーブオイルと胡椒を振り、混ぜ合わせる。火をつけ直し、ローソンのサバ缶を入れる。少し身をほぐしながら、全体が温まったら完成。包丁を使わずに20分で出来るし、美味しい。ローソンのサバ缶バンザイ!

15:00 - 17:00  Zoom
POSSEオンラインアカデミー「コロナ危機と外国人労働者」
視聴するだけのつもりだったが、後半はワークショップ形式で、顔と名前を出さなければならず、少し居心地が悪かった。互いに見知った人なら大歓迎だが、周りがどんな人なのか分からないのに、自分の情報を開示させられるのには、私は正直、抵抗がある。こんなセミナーに参加するくらいの人だから、周りは意識の高い学生ばかりで、若干気遅れした。
半年間、授業に出てなかったので、意識高い系学生のスイッチをどう入れるのか、忘れてしまった気がする。

講義内容で印象に残ったのは、外国人労働者のパスポートを会社が (預かるという建前で) 取り上げることが「合法」である、という話だ。自国外にいる際に、パスポートは命の次に 大切な物だ。(再発行が難しい国や状況に置かれているならば、命とほぼ同等かもしれない。だから、パートナーがパスポートをメキシコ大使館に郵送すると聞いたときも、ギョッとした。)
ビザ手続きのために、会社はパスポートの原本を預かることが必要だが、労働者が逃げられないように、取り上げてしまうケースが問題になっている。

卒論の(具体的な)テーマと構成を決めないと、本気でまずいのだが、自分の立場に悩んでいる。メキシコに行く前は、在留外国人の権利擁護を主張する(超)リベラルな人々に、基本的には大賛成だった。だが、自分が移民になってみて、やっぱり外国人だから差別される (権利が制限されたり、補償にありつけない) のは、現実として当たり前だな(仕方ないかな)、という気持ちが芽生えてしまった。というのも、メキシコに私よりずっと長く住んできた方々が「私たちは、別に誰かに来いと言われて来た訳じゃない。自分の意思でここに居て、住まわせて貰ってるんだ。だから、メキシコ人とも上手くやっていかなきゃいけないし、私たちが文句を言える立場じゃない。」という趣旨の発言をしていた。この言葉が、とても印象に残っている。
前提として、これは私達が特権階級で (日本国籍保持者)、ちゃんと帰る国があり、かつ自国に経済力があるから出来る発言だ。自国に仕事も住む場所もなく、海外に出稼ぎに行くしか生きる道が無かった人々や、祖国を追われて難民としてやって来た人達に「私たちはあなた方に、日本に来て下さい、とは頼んでいませんよね?自分で来たくて来たんだから、仕事と滞在資格が無いなら、出て行って下さい。あなた方に生存権が無いのは当たり前でしょう?」と言うのは、人の道に反すると思いたい。だが一方で、誤解を恐れずに言うならば、どこの国でも「外国人」に人権が無いことは、必然なのではないか、という考えも、メキシコ生活を経た私の中に生まれた。参った。

18:00
パートナーが、実験で焼いたパンが美味しくて、つい食べてしまった。
水と強力粉と塩だけのパン。古代のパンって、こんな感じだったのかな?

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ペルーの紅茶を入れてくれた。

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頼んでいたスマホケースを、母がポストに届けてくれた。前のケースは割れてしまい、ボロボロだったので、早く届いて良かった。だが新しいケースには、指を引っ掛ける取っ手がついていなかった。その点は、残念だ。色が思ったよりも明るくて、まだ慣れない。

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私のスマホを守ってくれて、ありがとうございました。お疲れ様でした。

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19:00 シャワーを浴びる。

作業をしようと思っていたが、眠くなったのでベットに潜り込む。

20:30 就寝


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