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読書日記|犯罪者(上・下)|太田愛|Audible|ネタバレ無・感想

最近ハマり始めたオーディオ・ブック。

今回は、太田愛さんの「犯罪者(上・下)」
を一気読みしたので、簡単に感想を書いていきます。

ネタバレなし!

⭐︎ ⭐︎ ⭐︎

1.あらすじ

建設作業員の修司、刑事の相馬、相馬の友人の鑓水の3人が、通り魔事件の真相を暴くミステリー。

ある日、駅前で4人が殺される通り魔事件が発生する。たった一人、命が助かったのが修司であった。
その後、病院にいる修司に対し、「逃げるんだ。あと10日生き延びれば助かる。」と、ある男から助言を受ける。

病院を抜け出した修司は、自宅で何者かに襲われ命を狙われるが、刑事の相馬に間一髪のところで命を助けられる。

修司、相馬、鑓水の3人で通り魔事件の真相を暴くべく、協力して動き始める。
【明かされていく事実】
・なぜ通り魔事件は起きたのか。
・なぜ修司は命を狙われているのか。
・修司は誰に命を狙われているのか。
・修司が生きることに何の意味があるのか。
・事件の裏で何が起きているのか。
・修司の命は助かるのか。
・「犯罪者」とは一体誰なのか。

(上)では、大量の伏線が散りばめられ、
(下)では、その伏線が一気に回収される構成。

2.感想

とんでもなく面白いミステリー小説でした。

特に(下)は、
スリル満点のハラハラドキドキの展開がずーっと続きます。

【心の中のつぶやき】
・あ〜ここが繋がっていたのね。
・◯◯の目的はこういうことだったのね。
・ヒヤヒヤしまくるんだけど

また良かったのが、登場人物が素晴らしいこと。
まるで自身が主人公のように、感情移入できました。

3.おわりに

続きが気になりすぎて、
上・下合わせて3日で読み終えてしまいました。

それだけ、めちゃくちゃ面白い作品でおすすめです。

次は「幻夏」を読んでみようかな。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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