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完璧なコミュニケーションを目指そうとしなくていい。

コーチとして活動していると
やはりコミュニケーションには普段から敏感になります。

SNSを通じて情報を発信していると
よく見かけますよね。
『人間関係をよくするための5選』
『印象をよくする会話テクニック5選』
などのテクニック系。

確かに、その時は
うんうん、そうだよなぁ〜
って共感しちゃう。


そしてこのテクニック系の情報を
さぁ、いざ実践・・・!!


したことはないです。
「いいね」、「スキ」で終わってしまう。


やっぱり、それは
「“生身の人間”を目の前にすると、テクニックは通用しない」
からだと思う。


例えば
『印象をよくする会話テクニック5選』だと

「さしすせそを使用」
「名前で呼びかける」
「相手の言動や思考をマネる」
「話しかけられたときの表情を意識する」
「共感を示す相槌をする」


全てを意識しながら会話をするのは
相当しんどい。笑


こういったテクニックがなぜ流行り
重宝されているのか。
その裏側には「人間関係で傷つきたくない」
そんな気持ちが隠れているように思えるの。



だから、なるべく
人から嫌われないように
人から好かれるように
人から好印象を持たれるように・・
うっす〜〜〜いペラペラの紙みたいな
テクニックが流行るのかも。


でもね、人ってそんな単純な生き物ではないこと誰もが心の中でわかっていると思う。

相手の反応はいつも
自分の予想を超えてくることの方が大半で。

テクニックではどうにもならない。

だから深入りしない関わり方をしたり
当たり障りのない関係性を築いたり
相手に変わってほしいと願うこともある。



Sunaoさんの記事で
心を射抜かれた言葉があったので
紹介させてください。


そんな綺麗なコミュニケーションが取れなくたって、いいじゃない。

教科書通りの完璧な人間関係なんてそもそもありえないんだから、傷付かないことを目指そうとしなくていいのだよね。

私達は相手との“こうありたい”や
“〜なりたい”を追い求めずぎて
その理想を完璧に再現しようとしているのかも。


上司から頼りになる部下だと思われたい
彼にとって最高のパートナーでいたい
優しい人だと思われたい
一緒にいて楽しい人だと思われたい
仲の良い夫婦になりたい



でも、完璧な理想を追い求めるほど
自分が作り出した枠に
はまって苦しみ、傷ついてしまう。

そんな矛盾を抱えているのかもしれないなって
気づくことができました。


人とのつながりって綺麗なだけじゃないし
辛くて悲しいこともある。


愛する人や大切に思っていた人から
心ない言葉を投げられたとき。
信じていたのに裏切られたとき。
そんな経験を繰り返すうちに
人と関わり、傷つくことが怖くなってしまう。


だけど、相手と深いつながりがあるからこそ、傷つくの。
薄っぺらい関係では決して味わうことのできない、感情。


でこぼこな
コミュニケーションだっていいじゃん。

口下手だっていいよ
だってそれがあなたらしいし。

言葉が出てこなくて
だんまりしちゃってもいい。


感情にまかせて気持ちを
叫んでしまってもいい。




完璧なコミュニケーションや人間関係はないから。

一番大切なのは、自分の気持ちに正直になって
心に感じたことを素直に伝えること。
人とのコミュニケーションって
魂と魂のぶつかりあい。
そこにはテクニックなんて一切必要なくて。

自分と相手にその時の精一杯で向き合うこと。
相手と気持ちを交わして一瞬一瞬を生きること。



もし、相手を傷つけてしまったとしたら
素直に謝る。
二度と同じようなことをしないと誓い、学びを得て気持ちの伝え方を磨いていく。

その繰り返しがコミュニケーション能力を上げていくんだと思う。

傷を負って分かり合える関係性もあって
傷を負って変わる未来もあるから。

だから恐れずに
自分とも相手と向き合ってみて。
きっと、すべてうまくいくよ。





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