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【家事】家事代行は「料理」や「掃除」だけじゃない?「調べもの」を代行してみて気づいたこと③♯074

Yohana【公式】というオンライン完結型の家事代行サービスを3カ月間利用し、主に家庭のタスクの「調べもの」を依頼してみた。
そこでの気づきを前回までに2つ、書いてきた。

今日は3点目。そして今回が最終回(たぶん)。

3つ目の気づきは
自分自身が抱いている家庭のタスクへの価値観の棚卸だ。

家事・育児が、これまでの前例、もしくは強力な憧れとするモデルがいて、その人のマネだけで、進むのであれば「調べもの」はほぼいらない。

家族は様々な転機を通じて変化する。
そして自分のこだわりが「自分らしい生活」をつくりだす。

例えば、私の場合の「こだわり」はこんな感じだ。

★家族旅行
「学びの投資」と考えているから家族の知的好奇心がくすぐられるような旅先を選びたい。

★料理
平日は、とにかく手のかからないものを作りたい。献立をあらかじめ考えることが苦手だから冷蔵庫の中にあるもので思いつきで作りたい。
ただ、日々、10分、15分でも余裕がつくれたら、子供達がキッチンに立つことが好きなので、手がかからないお菓子を一緒につくれたら楽しいな、と思っている(子供に食への関心を持ってほしい。自分でつくれるようになってほしい)。

★子供の習い事
面白い大人との接点をつくりたい。「子供が平均的なことができるようになる」というよりも、子供が得意なこと、好きなことを伸ばしたい。その道の楽しさ、面白さを教えてくれる先生に教わりたい。

など。

私はこれまで、これらのこだわりを暗黙知的に捉えながら自分で調べていた。そして、自分で調べることで、ノウハウが蓄積されるので、「調べもの」は譲れないタスクだと思っていた。

が、こだわりだすと調べものには時間がかかる(時間を決めればよいのだけど・・・)。
その時間がとれなくなると、タスクに着手することすらできなくなり、その状況に焦りを感じるように。

だからこそ、思い切って「調べもの」を外注してみた。
そうすると、まずはどんな点を重視しながら、調べものをしてほしいかを伝えないといけないので、自分が暗黙知的に捉えていた上記のような「こだわり」を言語化するができた。
そして言語化することで、自分がどういった生活を送りたいのかを自己理解できるように。
自分の決断スピードも、こだわりが言語化できたことで上がった気がする。

「調べものは譲れない!」と思いこんでいたけれど、自分は知らなかったことも提案をしてもらえるし、それはそれで良かった。

ちなみに、私が特にこだわっていたことは、家族で「体験」を共有できるタスク。とくに旅やおでかけ先には強いこだわりがあった。
代行してくれる「スペシャリスト」と呼ばれる人からは「重複させたくないので、これまで行かれた場所をリストにしてください」なんて言われたけど、それはあまりにも手間がかかってしまう・・・そんな場合は、とにかく重複してもいいから、量を出してほしいとお願いすることで、クリアできた。

何事にも「思い込み」を捨ててやってみると、意外な発見が得られる。
そして家事代行サービスは新生活の大きな味方になってくれた!

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