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最近見たドラマの話。

最近、Netflixで「梨泰院クラス」というドラマを見ていて、エピソード12?くらいでトランスジェンダーの従業員の話が出てきた。

ここから少しネタバレ。

その人は、MTF(体の姓が男性、心が女性の方)で、料理バトルの番組で2度も優勝するほどの料理の腕が良い人。今回もその番組の収録の時の話で、
ネットニュースにMTFであることを流されていて、スタジオで偏見の言葉がたくさん飛び交い、彼女がその場から逃げ出すシーン。

自分でも耐えられない状況。逃げ出して当然。

その後彼女は、主人公である社長に
「大丈夫、少し脚が動かないだけです。直ぐに戻ります。」
と言い、番組に出演すると言った。

それに対して社長が言った言葉が、めちゃくちゃ刺さったので共有。

「自分は自分なんだから、他人を納得させる必要は無い。」

その通りだと思いました。
こういう場合、自分なら「逃げてもいいんだよ」とかいう言葉をかけるだろうな。でも、そもそも彼女は悪いことをしていないのに、逃げるという表現はおかしいよな。
この社長、さすがすぎるだろ。

自分がトランスジェンダーだと分かって最初に偏見に出くわした時、
「自分は変だからおかしいと言われても仕方ない」
と思っていたのに、何度も出くわすうちに
「なんで分かってくれへんの!」
と思うようになってた。

自分のことは自分だけ知ってればいいよなあ〜

トランスジェンダーだけの話じゃなくて、全員に言えることだと思う。
誰かに何か嫌なことを言われた時、自分のことは自分が1番よく分かっているという当たり前のことを忘れてしまいがち。
その言葉に流されてしまったり、その言葉のせいで全てを隠してしまったりしがち。

「自分は自分なんだから、他人を納得させる必要は無い。」

まじでそうっすね。パクセロイさん。

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