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2024年8月の記事一覧

私が一生懸命恋してた頃は、『YUI』の「CHE.R.RY」なんか全く知らなかったの。

君は、あのブランケットの中に一緒に潜って お喋りした事、覚えていますか

君が何かを思い出す理由が、全部僕だったらいいのに。

14年と4ヶ月。

14年と4ヶ月。

それは初恋ではなかった。

でも、何故か色濃く私の中に残っていた恋情だった。

中学校に上がる春。それが彼との初めての出会いだった。彼は明らかに他の人とは違っていて……言葉にするのがとても難しいのだけど、強いて言うなら、『雰囲気』が。雰囲気がどこか儚げで、私は一瞬で目が離せなくなってしまっていた。

それから私は転がるように彼を好きになってしまっていて、どうしようもなくなっていた。

私は一途な方

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散々だなぁって思った事もあったけど、たまに思い出して手にとっては眺めて、『綺麗だなぁ』って言える位に‘宝物’と呼べるような恋をしたい。

『好き』を発しない人ほど、発したときそれは重い一撃となる。

今思えば、君と私はただ好意を持ち寄っただけの、「赤の他人」だったんだ。

遠回りしちゃ駄目な気がする。絶対。