LIFE SHIFT
実は今月、私自身のキャリアについて考える時間を持ちました。
そのためにワークショップにも参加させていただいたので日曜日午前中を有意義に過ごせたなと感じています。
私はそもそも仕事は好きな人間だと思います。
これはどこかで手放したいのですが「自己犠牲」を払っていることに気づかないほど夢中になれる何かを常に求めている気がしました。
現職についてからこの「夢中になる」ということができず、どこか居心地の悪い想いを抱えてきました。
仕事で成果を出し評価されたとしても、埋められない穴があるのです。
「ここは本当に私がいるべき場所なのか」
現職について4年間、その問いが常に横にありました。
副業が解禁されコロナもあってワークスタイルが変わることになったことをまさにチャンスだと捉え、ライフキャリアコーチを始めようと思いました。
必要なスキルや知識を学び直すことも必要ですし、
見知らぬ人とコミュニケーションを取るのは苦手な私が足を踏み出せたのは、まさにこの「夢中になる」ものが欲しかったからだと思います。
ライフラインチャートでキャリアを振り返る
ライフラインチャートはキャリア研修では馴染みの深いものです。
正直、古く感じることもあります。
あえて、これを行う意義を今回のワークショップで初めて感じた気がしました。
自分のこれまでの人生を振り返り、いつどんな出来事があったのか、その時の自分の幸福度と充実度はどのくらいだったかをチャートで表したものです。
よく使う手法ですが、波線を書くだけではダメだったのです。
今回はいつもの波線にかなり細かく文字を書き込みます。
自分の転機となったこと、その時に得られたのは何か（師、友達、門番など）
なぜここでダウンしたのか、ダウンも真下に下がる感じなのか、右下がりの直線なのかカーブなのか、
なぜここでアップしたのか、アップも真上にあがる感じなのか、右上がりの直線なのかカーブなのか
さらにライフシフトらしくどこのタイミングがどのステージ（「こころが騒ぐ」「旅に出る」「自分と出会う」「学びつくす」「主人公になる」）にあるのか
ここまでライフラインチャートで深掘りしたのは初めてだったかもしれません。
さらにこのライフラインチャートについて、誰かに見せながら語ってみることが大切です。
青年期まで自分が縛られていたものや自分で人生を選択することができるようになったきっかけなどを話していくと、話した相手から様々なフィードバックをもらえます。
私のなんてことない人生の一コマが他の人には素敵に見えると知った時は、より大切な一コマになった気がしました。
これからの私の仕事
私は実はライフキャリアコーチをする上で、今の立ち位置を「選択」したのだということにも気づきました。
キャリアの相談に来てくださるクライアントは、会社員であることがほとんどです。
会社員でもありコーチでもあるパラレルキャリアだからこそ見えるリアリティがあり、できることがあるのだと感じたのです。
しかも、自分が安定していないと自己基盤に影響を受ける可能性を考えてしまう私にとって、「副業」という制度は非常にありがたいのだとも気づきました。
今回私が得たライフラインチャートをより効果的に使用する方法を是非私もライフキャリアコーチとして身につけたいと思いました。
きっと、クライアントの助けになると感じたからです。
・・・こうして次の学びが開始するんだなと苦笑してしまいました。
学ばないではいられない
自分の仕事にのめり込み、専門性を磨きたい、スキル向上させたいと思えば思うほど、学びたいことはますます増えていくと言えます。
自分のキャリアを大事に思えばこそ、学ばないではいられないのです。
昨日、６seconds認定EQプラクティショナーを取った時にこれでひと段落だなと思ったのですが、その次の日にはこれは学ばなくてはと思うものに出会ってしまいました。
キャリアとはそういうものなのかもしれません。
さぁ、旅立とう！
「これが私の仕事です」と胸を張って言えるかは、役職や会社のブランドなんかではないのだと思います。
これだけのことを積み上げてきたという自己への信頼なです。
大抵の人が自分に対してが一番厳しくなってしまうと思います。
その一番厳しい目で見る自分に対しても胸を張って言えるように、
私は、InputとOutputを繰り返し学ぶ中で、自己との対話（リフレクション）を重ねることでしか自己への信頼は築けないのではと思っています。
緑はたくさんの雨を受けることでより鮮やかな緑に見えます。
私もこれからは新しいコミュニティに飛び込むことで、
他者からの学びという水分も得て、より成長したいとも思っています。
自分の殻を破って「さぁ、旅立とう！」という気持ちでいっぱいです。
あとがき
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