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[新卒向け]新卒研修で終わらせない6分野のおすすめ書籍紹介[学問のすすめ]

2019年4月の記事。

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「グロービス学び放題フレッシャーズ」を修了しました。

せっかくなので,家に残ってる書籍の中で関連がありそうなものを並べてみました

おすすめ


※画像中の番号は講座コースの番号です
※ジャンルごとに,右へ行くほど読むのに時間がかかりそうな並びで置いています

画像5枚目には並べた中でも
初学者(+α)に**おすすめの書籍**です

おすすめの書籍情報のみ記載

# **書籍リスト**

《論理思考》
1. 武器になる哲学
2.地頭力を鍛える

《コミュニケーション》
1. 学校でフル活用する認知行動療法
2. 傾聴術

《マーケティング》
1. わかりやすいマーケティング戦略
2. アントレプレナーシップ入門

《ビジネス定量分析》
1. 臨床心理士指定大学院対策ー心理統計編ー
2. 心理学研究法

《プレゼンテーション》
1. 残念ながら,その文章では伝わりません
2. スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン

《リーダーシップ》
1. 図解モチベーション大百科
2. 子どもと接するときにほんとうに大切なこと
3. 現代語訳 学問のすすめ

# **解説付き書籍リスト**

# 《論理思考》

1. **武器になる哲学**

■解説:
◎ソクラテスからラーナーまで,2000年間に渡って存在感を放ってきた錚々たる哲学者や,ユングからチクセントミハイ,デシなど,革新的な知見をもたらした心理学者を中心に「彼らがどのような観点(背景)から,どのような思考をしたのか」を,簡単に50個解説した書籍
◎小難しい哲学に挫折する前に,自身の思考に衝撃をもたらす良書。書籍案内もあり,次の学びに繋げられる。
同著者の『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』も,近年のエリートの思考トレンドを把握できて面白かったです。
・慶應哲学修士+BCGコンサルを経験した著者の思考に今後も注目したい。

2. **地頭力を鍛える**

■解説:
”フェルミ推定”を有名にした書籍。コンサル業界ではもはや前提知識レベルの思考方法だが,他の業界ではあまり名を聞かない。
◎フェルミ推定を使えば使うほどに思考が洗練されていき,”仮説と検証”の癖をつけやすい。実践コーナーもあり,何度も読みたい書籍。
・もっと世界を知りたくなる本の一つ。
## ※論理思考はどちらも(初学者には)根気がいるかもしれません...


# 《コミュニケーション》

1. **学校でフル活用する認知行動療法**

■解説:
100ページほどで事例を基に認知行動療法をわかりやすく解説した書籍
◎論理では変えられない行動にアプローチする手法は,臨床領域だけでなく日常・ビジネスにおいても有効に使うことができる。
・人が関わっているのには変わりない。


2. **傾聴術**

■解説:
カウンセリングや面接技法における基本原則的なことが,事例を基にイメージしやすく書かれている。
◎実際に扱われている内容は,「非常に非論理的なクライアントの感情にどう対応するか」といった,ビジネスマンにとって難題とも言えるケースを検討する。
・コーチング書籍を3冊ほど読んだが,『傾聴術』の方が問題に対峙すること,相手を導くことの本質を射ていると感じた。


# 《マーケティング》

1. **わかりやすいマーケティング戦略**

■解説:
◎初版が2000年の発行だが,マーケティングの基礎基本を簡潔に抑えた良書
・近年流行しているフレームワークなどは多くないが,一度は通っておきたい学習内容である。


2. **アントレプレナーシップ入門**

■解説:
◎マーケの基本書+αレベルの書籍。前章通して,実際の企業を対象に分析している。
「戦略キャンバス」や「オズボーンの9つのチェックリスト」など,基本書にはないフレームワークも解説されておいる。
・何より,内容が実践的でイメージしやすい。

# 《ビジネス定量分析》


1. **臨床心理士指定大学院対策ー心理統計編ー**

※今は公認心理士用なので新しい版のリンクです

■解説:
◎「”心理”統計」とあるが,内容は統計学の基本。
◎ポップなイラスト付きで統計の書籍の中ではトップクラスに読みやすく,わかりやすい。
「妥当性」や「信頼性」「2要因分散分析」など,データを分析する際に気をつけたい視点が身につく
◎ただのアンケートで結果を報告している人は一読を強く勧めたい。
・「データに騙されるな!」的な書籍よりも本質から理解できる一冊。


2. **心理学研究法**

■解説:
◎データの収集方法,すなわち調査方法について解説された書籍。
◎何かと何かを比較したいときの考え方や,「観察」「インタビュー」「アンケート」などの調査方法にどのような分析が有効なのかを把握できる
・これらを学ぶと,世に出回る”研究結果”に対して,鵜呑みと決別した半生を送ることができる(と思う)(ex.「その調査・分析方法なのに大丈夫かな?」)。


# 《プレゼンテーション》


1. **残念ながら,その文章では伝わりません**

■解説:
◎「ストーリー型」「接続詞」「言い換え」など,基本的な文章の書き方を学ぶことができる。
”基本”だが,これはもはや”最低限”意識しておきたいレベルとも言える。
◎学生時代に真剣に文章を書いてこなかったツケを払いたい人,更に磨きを書けたい人は是非ご一読を。
・原稿・スライド・資料に活かせます。


1. **スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン**

■解説:
◎論理的で静かなプレゼンを行うビル・ゲイツとは対象的に,感覚的で派手なプレゼンを行うジョブズ。
 →そんなジョブズのプレゼンを解説した書籍。
映像・画像,ワードセンス,空気感,演出,すべてのポイントを組み合わせた最高のプレゼンがどのように構成されているかを理論的に学ぶことができる。
・ただし,カリスマ性あっての効果ということも忘れてはならない(本文中にも記載あり)。


# 《リーダーシップ》

1. **図解モチベーション大百科**

■解説:
(社会)心理学の研究結果を100個ほど寄せ集めた書籍。
手っ取り早く根拠ある手法を知りたい人におすすめ(出典は詳しくないが)。
◎モチベーションを上げるためのフレームワーク(考え方)の引き出しとしてストックしておきたい一冊。
・ただし,実験の年度や分析方法など詳しく書かれていないのですでに反論が証明されている可能性がある。
・また,編者の解説は参考程度に。


2. **子どもと接するときにほんとうに大切なこと**

■解説:
日本最高レベルの教育者が集まる筑波大学附属小学校で,”カリスマ”と言われる先生が著した書籍。
◎内容は学校での接し方をベースに,ごくシンプルな,しかし重要な考え方をわかりやすく伝えたもの
◎文字も大きく,170ページほどと読みやすさ抜群
”子どもは小さな大人”であり,”大人は大きな子ども”である。
◎部下にも使える法則性は,教育の原点に立ち戻る機会を与えてくれる。


3. **現代語訳 学問のすすめ**

■解説:
◎「天は人の上に人をつくらず,人の下に人をつくらず」。この一文を知っている人は多い。
 →しかし,その先に続く文章を知っている者は多くない。
◎鎖国体質だった時代に,文明開化を推進し,知識人として,教育者として,一人の”学生”として,学問の重要性に気づき,伝え,行動し続けた一人の偉人が,世界に対して何を考えたのか。
◎この一冊で昨今流行している自己啓発本100冊相当のエッセンスが”簡潔に”詰まっている(ぼく調べ)。
・ちなみに”学問のすゝめ”は当時,小学校の教科書に採用されていたそうです(本文より)。


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# 他該当書籍

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