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山あそび

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登山や渓流釣り、バックカントリースキーなど、山での遊びに関する記事はこちら
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#日記

【山あそび】ひとりで登るか、誰かと登るか

【山あそび】ひとりで登るか、誰かと登るか

(1698文字)

今年は雪が少ない。雪国で暮らす人たちにとっては楽な冬だけど、雪山で遊ぶバックカントリーのスキーヤー、スノーボーダーにとっては悩ましい。
東北の山で、例年より1〜2mは少ない。
シーズンインが遅かった上、このままだとシーズンが終わるのも早くなりそう。
そんなわけで、毎週末に詰め込むように山に行っている。

バックカントリーは普通の登山とは違う危険が伴うので、単独よりグループでの行

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【日記】渋い顔で言いたいあのセリフ

【日記】渋い顔で言いたいあのセリフ

今朝の東北は冷え込んで、ここ宮城県の港町も薄っすらと雪化粧。久しぶりに肌を刺すような寒さが心地よい。
山登りをしていると、気象についても基礎の基礎の基礎くらいは自然と覚えるようになる。
小学校の理科で教わっていたレベルかもしれないけど。

気象については、登山を始める前、釣りだけをしていた頃から興味があった。
というのは、天気や気圧などによって釣れるかどうかが異なるのではないかと思ったから。
ボク

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【日記】自尊心という山に登る

【日記】自尊心という山に登る

以前、タモリがこんなことを言っていた。

何かを好きになって、その道を進んでいくと、必ずこれは敵わないという奴がいる。だからそのジャンルを諦めて、また別の好きなことを見つけると、また敵わない奴がいる。

つまり、そうしていろいろなジャンルに首を突っ込んでいるうちに、今の「博学」になったわけですよね。
結果的に誰もが認める博学なタレントとしての地位を築いている。
タモリ倶楽部なんて、タモリじゃなきゃ

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【山あそび】和賀岳周回、笑って泣いて

【山あそび】和賀岳周回、笑って泣いて

岩手県と秋田県の境に鎮座する和賀岳に登ってきた。
まずは今回歩いたルートを。

スタート地点からまずは高下岳、根菅岳へ。
紅葉を眺めながらの稜線歩きは気持ち良い。

根菅岳の少し先から、西への稜線に入る。
ここには40年くらい前まで登山道があったが、今は廃道になって自然の姿に戻っている。
この稜線を歩いて和賀岳まで行けば、ぐるっと周回ができる。
これに気がついてしまったら、あとはもう計画を練るしか

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【日記】あなたの「楽しい」と、私の「楽しい」は同じ?

【日記】あなたの「楽しい」と、私の「楽しい」は同じ?

ボクは山に登る。
山登りは楽しい。
しかし、その「楽しい」にはいくつかの種類がある。

登山道を歩いて山頂を目指し、登頂して下山する一般的な登山での「楽しい」は、リラックスして風景を楽しんだり、登頂する喜びを得る楽しさ。

それに対し、登山道以外のルートを歩くような独自の計画を立てて、それを遂行するというような登山の「楽しい」もある。
これは説明しないと分からないと思うので、まずは図を。

先月に

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【日記】渓流釣りと因果な商売

【日記】渓流釣りと因果な商売

渓流釣りをしてみたいという、同年代の女性を連れて、樹齢200年を超えるブナが立ち並ぶ森の中の沢へ。
まず、ボクが昼飯用の岩魚を2尾だけ確保。まずまずの良型も釣れて手応えを楽しめた。

その後、彼女に竿の振り方を教えて釣り登る。
ボクがやっている釣りはテンカラという毛鉤を使った釣り。
この毛鉤を飛ばすのに少々コツが要る。

彼女はなかなかセンスが良く、初めてにしては毛鉤が飛ぶのだけど、なかなか思った

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【山あそび】もし登れなかったら?

【山あそび】もし登れなかったら?

先日、仙台市にある「黒鼻山」という山に登ってきた。
標高842mと「里山」と言われる高さ。
仙台の登山愛好家のちょっとしたトレーニング場所として親しまれている。

登山道は東側から二本。北の泉ヶ岳へと伸びる登山道に合流する。
西側と南側に登山道はない。
南側の尾根は以前に2度ほど歩いた。
今回は西側からアプローチ。
レポはこちら。

登山道はなく、地図で登れそうなルートを探して計画を立てる。
この

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