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リモートじゃ伝わらない想い。

今、世の中はリモートだ。ソーシャルディスタンスだという言葉に溢れている。近頃は、テレビでもSNSでもマウスシールド・やマスクをしていないと違和感すら感じてしまうようになった自分に驚く。少し前までは考えられない日常がここにある。

僕が経営している店も飲食店であり、休業中はスタッフの安全の為、リモートでのミーティングを行った。それぞれが好きな場所に居ながら、全員の顔を見て話し合える。

安心であり、便利であり、交通費も弁当代もかからない。(笑)

経営者としては、もうこれからもずっとリモートで良いんじゃないかとさえ思わされた。

でも、やっぱり・・・

人と人は会わないと想いが、付き合いが薄くなってしまうと感じる。遠距離恋愛と同じ難しさがある。

会える人とは会いたい。もちろん、対策は十分にしなければならないという事も常に忘れてはいけないが。

スタッフとも、リモートの画面を通して僕が伝えたい事は伝えられるけど、伝わっているかというとやはり「気持ち」という部分の熱は半減してしまっていると感じた。ただ伝えるという作業をしている感覚だった。

やる事は変わっていないけど、それは「ミーティングをした。」という事実だけのこと。これで満足してはいけない。

やればいい!という問題じゃなく、伝え方も大切なことだと学んだ。

これからの時代は、会社に行かずにリモートワークが主流になっていくなんて言われているが、そんなニュースを聞く度に本当にそれでいいのかと不安になってしまう。

通勤時間も大切な気持ちの切り替えの時間

仕事に行く為のスーツもユニホームも同様。仕事着、それを着たら「よし!やろう!」と気合が入るスイッチのようなもの。

そして何よりリアルな人の目というものにさらされるからこそ、自分に厳しく出来る。

便利さもリスクを減らすことも求められている大切な事だと思うが、今までの生活を全部否定して欲しくはない。

新しい生活様式も取り入れながら、ブラッシュアップ。より良いモノに変えていきたい。

当たり前が当たり前じゃなくなった時代。

「大事」な部分がまた「当たり前」になるように願う。


※2021.9.18LGBT社会人交流会「BRUSH UP」第2回無事終了。ご参加ありがとうございました!

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