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あおぞら野菜市場と、船着場・ショドルガット【バングラデシュ旅行記3】
こんにちは!yukiです。
今回は、
バングラデシュ旅行記の3回目です。
「バングラデシュって、
何がある国なの?」
と思われる方も
いらっしゃるかもしれません。
バングラデシュには、
誰もが聞いたことのあるような
有名な観光地はありません。
しかし観光地はなくとも、
現地の方の日常生活や温かさが、
とても魅力的に輝いていたのです。
今日も、
そんなバングラデシュの
様子をお届けしていきますね。
楽しんでいただけますように!
船着場・ショドルガット
![船着場の光景](https://assets.st-note.com/img/1688119527594-GoU7QjF3mK.jpg?width=800)
首都・ダッカには、
ショドルガットと呼ばれる
船着場があります。
この船着場の近辺は、
とても面白い場所だったのです!
船着場について目に入ってきたのは、
街の中と同じくカオスな様相。
細い道は、
人、リキシャー、車が
ごった返しになり、
クラクションが鳴り響いています。
(リキシャーは自転車で引く人力車のことです)
![混雑するショドルガット](https://assets.st-note.com/img/1688119629224-0ZHQ6tCmrE.jpg?width=800)
いかにもアジア、って感じの
エネルギーが渦巻いてます。
いやーすごい!
僕は人混みが苦手なんですが、
バングラでは感覚が麻痺してしまいました。
川の対岸に渡る人たちは、
木の葉みたいな船に乗って行きます。
![ダッカの小舟](https://assets.st-note.com/img/1688119974153-pSkZbpvgh3.jpg?width=800)
なんだか、
ちょっとしたアクシデントで
沈没しそうじゃないですか…?
荷物もあるし、
ちょっと乗る気にはなれませんでした。
対岸に行く用事もないし笑
あおぞら野菜市場
![船で運ばれてきた野菜](https://assets.st-note.com/img/1688120163212-BT80p7iquo.jpg?width=800)
バングラデシュは川が多い国で、
船は重要なインフラです。
船着場の周辺には、
郊外から運ばれてきた
野菜の市場が広がっていました。
響きわたる物売りの声、
野菜を運んで行き交う人々、
ちょっと生ぐさい空気…
わくわくしちゃいますね。
![野菜市場](https://assets.st-note.com/img/1688120258858-WRNRxmIE5X.jpg?width=800)
カボチャなど、
ウリ系の野菜はとにかく巨大でした。
日本のお店に並ぶ野菜と比べて、
荒々しい野生のパワーを感じます。
![巨大カボチャ](https://assets.st-note.com/img/1688120366475-RqmAoGTU7k.jpg?width=800)
歩いていると、
しょっちゅう物売りの方に呼び止められて、
いろいろ質問されます。
(質問内容については第1回をご覧ください!)
そして質問のあと、
バングラでは定番の、
「俺を撮れ」
という展開になります。
![玉ねぎ売りのおじさん](https://assets.st-note.com/img/1688120771663-gbfHuOu2s9.jpg?width=800)
・・・それを見たお隣の店の方も、
「俺も撮ってくれ」
露天はずらーっと並んでいるので、
それが連鎖していきます。
![キャベツ市場のおじさん](https://assets.st-note.com/img/1688120806864-3QjxCnaNdx.jpg?width=800)
楽しいからいいんですが、
ぜんぜん先に進めない笑
メモリーカードは
キメ顔おじさんのオンパレードです。
![3人のおじさん](https://assets.st-note.com/img/1688120840051-OjjerH1y3x.jpg?width=800)
ときどき、
「座って、チャ飲んでいきなよ!」
って誘ってくれる方もいて、
市場にいる間だけで3回くらい
チャをご馳走になりました。
(チャは、バングラの紅茶のことです)
![いただいたチャ](https://assets.st-note.com/img/1688121059854-8vdpZZi9Or.jpg?width=800)
気になったのは、
あちこちで売られている緑の葉っぱ。
手のひらよりちょっと大きなサイズで、
ずらっと並べられています。
![葉っぱを売る男性](https://assets.st-note.com/img/1688122568969-ABkEOZWslI.jpg?width=800)
気になって聞いてみました。
「これ、食べるんですか?」
「そう、噛むんだよ。」
「美味しいんですか?」
「美味しくないよ!
でもハイになるんだ。」
「へ、へえ…。
こういうのもあれですけど、
ドラッグですか?」
「ドラッグみたいなものだけど、
ちょっと違うよ。」
これは“パン”という葉っぱと
言ってました。
気になってあとで調べたら、
これにタバコなどを巻いて噛むみたいです。
興奮剤のような効果があるそう。
市場で働く男性たちはたくましく、
とてもカッコよかったです。
![袋を運ぶ男性](https://assets.st-note.com/img/1688123174999-rRQBOsHHvy.jpg?width=800)
日暮れのショドルガット
![夜の船着場](https://assets.st-note.com/img/1688123415202-m7PCPmrSeT.jpg?width=800)
日が暮れても、
船は岸を行き来し、
人を運んでいきます。
連綿と続いてきた営み。
![船の物売り](https://assets.st-note.com/img/1688123329822-ivnkK14hZg.jpg?width=800)
ぼんやりと考えました。
「10年後にまた来たら、
この国はどうなっているのかな?」
これだけエネルギーに溢れた国なら、
急激に変化しているかもしれませんね。
![夜の川を渡る船](https://assets.st-note.com/img/1688123305267-RR9OZ9Gk29.jpg?width=800)
【おまけ】線路沿いで暮らす人たち
ここからは、
おまけのエピソードです。
ダッカの街中を歩いているとき、
線路沿いに家が建ち並んでいるのが
目に入ってきました。
![線路沿いの家](https://assets.st-note.com/img/1688123535639-QeKRSQSxy6.jpg?width=800)
しばらく見入っていると、
「ニーハオ!」
ヒゲのおじさんに
声をかけられました。
膝には、
かわいい小さなお子さんが。
「日本から来たんですよ。
コンニチハ!」
「おー、日本人か、
コンニチハだったか!
ところで、カメラ持ってるかい?
この子を撮ってくれ!」
「もちろんです!」
何枚か撮ってるうちに、
おじいちゃんも来たので、3人で。
とっても素敵!
![親子3人](https://assets.st-note.com/img/1688123772253-IdYR6TJxYa.jpg?width=800)
写真を撮っていたら、
子どもたちも集まってきました。
![線路沿いの子供たち](https://assets.st-note.com/img/1688123711082-30Zg1lRmSC.jpg?width=800)
子どもたちの元気さ・無邪気さには、
いつもパワーをもらえます。
![女の子](https://assets.st-note.com/img/1688123755124-B9SpptaIYl.jpg?width=800)
![男の子](https://assets.st-note.com/img/1688123815552-eNfcVek8Xu.jpg?width=800)
やっぱり、
人の温かさにふれた思い出は
何より記憶に残るのです。
僕がお返しできるのは、
現地の方々にも
楽しい時間を過ごしてもらうこと。
「自分に何ができるかな?」
と考えてきました。
ビーチボールやけん玉を持ち歩いたり、
ハーモニカを演奏したり、
チェキで写真をプレゼントしたり。
どれも本当に喜んでくれます。
僕との時間が、
いい思い出として
残ってくれてたらいいな。
次回は、ダッカを出て、
別の町での出来事を書きたいと思います。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
それでは、今日も良い1日を!
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