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時間や場所に縛られない働き方はベストか?その先の世界



A か B か。



人は選択を求められる時、
どちらか1つに答えがあると思ってしまう。


2020年2月。


世の中の企業や働く人達が今、
働き方を選択して、答えを出そうとしている。


リモートワークをすべきか、否か


世の中はコロナウィルス、
東京五輪の話で持ち切り状態。


連日テレビや新聞、SNSをはじめ、
様々なメディアでリモートワークを
容認・推奨する動きが出ている。


僕自身、昨年4月から本業・副業ともに
完全フルリモートで働いている。


時間も場所も制約はない。


正社員で属している株式会社ニットは、
400名のリモートワーカーが所属する組織。


リモートワークは生活に馴染んでいるし、
悩み葛藤がありつつも、アリだと思っている。


ただ、


「コロナが流行っているから」「オリンピックがあるから」ということで「リモートワークを取り入れて解決」で良いのだろうか?


僕はすごく違和感を抱いている。


何のためにリモートワークをするのだろう?


コロナでは
「通勤ラッシュで感染するかも。。」

東京五輪では
「ただでさえ東京の通勤ラッシュが過酷なのに、倍増するから無理だ。。」


それぞれストレスがかかって、仕事に集中しづらくなる。


本来『働く』にあたって不要な負荷を無くし、
働く人が活き活きと
最大限パフォーマンス発揮ができるように、
リモートワークを実施するのでは?


そう考えると、リモートワークを選べば、
最大限のパフォーマンス発揮ができるか?


そうではないはず。


リモートワークを選ぶと、
その先にあるのは無数の選択肢。


例えば、働く場所をどこにするか。


カフェ・自宅・オフィス・
コワーキングスペース・田舎・実家など、
山のように出てくる。


あるいは、時間も自由になるかもしれない。


早朝から働こうが、昼から働こうが自由。


働き方だって変えることが出来る。


家事や育児をしつつ隙間時間で働くなど
何かをしながら働くことができる。
副業や遊びも仕事の合間で行える。


選択肢の数はオフィスワークの比ではない。


無数の選択肢から1つ1つ試していき
初めて、自分なりのベストな働き方に出会える。


リモートワークは
働く人の力を最大限発揮するための
スタート地点。

リモートワークを選ぶだけでは
充実した人生が送れるわけではない。


良いことばかりでもない。


誘惑は多いし、
無数の選択肢があると選択が求められる。


自分のベストな働き方が何なのか。
宝探しのように1つ1つ探すのだ。


厄介なのは
人によってベストな働き方が違う事。


また、ベストな働き方が見つかったとしても、
コンディションやモチベーションで変わる。
昨日の正解が今日の正解とは限らない。


とはいえ、
ヒントは過去の経験にあったりする。


リラックスでき、
1作業に集中できる場所や時間はどこか。
どんなコンディションの時に集中できるか。
1時間とか5分とか短い時間でもよい。


その場所や方法が複数あれば、
あとはパズルのように組み合わせていく。


方法が浮かばないなら、
それは体験していない方法に解決策がある。


AとBの選択、両方とも経験済なら、
答えは違うところか深ぼればあるかも。


一喜一憂しないこと。
上手くいかないことなんか、いくらでもある。


きっかけはなんだって良い。


コロナでも東京五輪でも介護でも。
通勤電車乗りたくない。
家でゆっくり仕事したい。とか。


ただ大事なのは、

活き活きするには、どんな働き方が良いか。

自分の強みが最大限発揮でき、
暮らしも仕事も輝ける働き方を
自ら見つけ出すコトだと思う。


与えられた選択肢を選ぶだけでは
見つけることはできない。


自分から答えを探したり、
自分にとって必要な選択肢を作っていくことで
初めて実現できるもの。


人生の1/3を占める「労働」


自分にとって最適な働き方は何なのか。


与えられた選択肢から答えを選ぶのではなく、
理想に立ち返り、選択肢を生み出すことも
1つの選択肢なんだと思う。


もちろん
リモートワークを実現するための
制度やツールも大事。


だけど、
自分自身が活き活きと働けるために何が必要か。


その答えを探しにいくことが
今、企業や働く人にとって重要だと思う。




週1note vol.6に参加中。

2020/3/22まで、週に1回note(ブログ)をアップするだけの非常にシンプルな企画。

Vol.1が2019年2月だったので、運営が始まってちょうど1年になる。

延べ100人以上の方が参加していて、記事の投稿数は1000を超える。
この企画、僕は毎回volごとにテーマを設けて書いている。


そして今回、vol.6のテーマは『選択』。


『選択』にまつわる一連の所作を切り取り、僕自身のエピソードを交えながらnoteにまとめていきたいと思う。

人間は、1日に平均35,000回決断していると言われている。
もっと踏み込むと1時間あたり約2,000回、2秒に1回決断をしている。

In fact, some source ssuggest that the average person makes an eye-popping 35,000 choices per day. Assuming that most people spend around seven hours per day sleeping and thus blissfully choice-free, that makes roughly 2,000 decisions per hour or one decision every two seconds.

引用:How Many Decisions Do We Make Each Day? | Psychology Today  (2019年5月31日閲覧)

もちろん無意識に選んでいることもあるが、なんらかの意志や考えに基づき無数の選択肢から選択して実行している。

そう。

全ての失敗・成功は「選択」というアクションがあってこそ成り立つもの。

僕自身もそうだが、人は常に悩みを抱えて生きている。

今年は勝負の年と思っていて、大きな決断を下さないといけない場面が多々ある気がしている。このnoteでは自分が迷った際に、振り返れる場にしようと思う。

■ 選 択 ■

01 【選択肢をもつ】好きな時に、好きな場所で、好きな暮らしをする(2/14 金)
02 【選択肢を生み出す】時間や場所に縛られない働き方はベストか?その先の世界(2/21 金)
03 【選ぶ】短時間で心動かされたもの(2/28 金)
04 【選ばない】まずはやめてみる(3/6 金)
05 【迷う】思うままに旅に出る理由(3/13 金)
06 【間違う】受け入れて、前に進む(3/20 金)


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