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放課後デイサービスも始まった!進化する日本一の児童発達支援 山梨県 あどばんす

奇跡の児童発達支援「あどばんす」さんについては、昨年度にも何回か記事にしていますね。

 今年度も弊社(株)RIDGE SPECIAL EDUCATION WORKSとの業務委託契約をいただき、カンファレンス研修を行うことになりました。
 弊社のHPもぜひご覧ください。
 2024年度は新たに「放課後等デイサービス事業」も始まるとのことで
新スタッフさんとの研修も始まったのです。
 また、それに伴って新しい子供達も入ってきて、思い切り「療育内容の変更」をされていました! 
 パワーアップした「あどばんす」さんの様子をお届けします。

 まず今年度は最初に「ハッピータイム」が設定されていました。

広い駐車場でみんなでハッピータイム

 ハッピータイムは「小集団を使った集団での行動トレーニング的な意味合い」が大きいとみていて思いました。
 「順番を待つ」
 「順番通りにこなす」
「ルールを守って遊ぶ」
「体感覚の重要なパーツを鍛える」

 これらを子供達はスタッフさんの支援を受けながら、上手にこなしていきます。
 そして最後に必ず
「スタッフさんとハイタッチでほめられる=強化刺激」
が入ってきます。
 これが大切ですよね!
 そして、ここから驚きの光景が!!
 

みんなでお片付け!

 使ったものをみんなでお片付けします。
 年長さんが何人も
「〜ちゃん手伝って」
「よし!任せろ!」

と率先してお手伝いをしてくれています。
 これは当たり前の光景に見えますが、全く違います。
「園ではこの子達は、支援をされる側の子供達」
なのです。いえば、
「〜くんはやらなくてもいいからね」
とされてしまっていると言ってもいいでしょう。
 しかし、あどばんすでは立派な一員です。支援される側ではありません。
 これは療育の場でなければ実現できない体験でしょう。
 そしていよいよ中に入って、療育が始まります!

効果的な教材を使うスタッフの技量も高い

 今回もたくさんの教材を使って子供達に集団での成功体験を保証していました。
 もちろん私の研修コメントもこれら一つ一つのレベルが上がるようにコメントを行います。
 それでも子供達は集中したり、時には、その場から離脱します。
 スタッフの皆さんは、そこを上手に誘導したり、気を別の方へ逸らしたりしながら、対応されていました。
 「あたたかく修正する」
 これがあどばんすさんでは本当に徹底されているように思えました。
 このような配慮が自尊感情低下を防いでいきますね。
 

個別療育の様子

そして一人一人の課題に合った個別療育が後半スタートします。
 この時の個別に合わせた教材の数々が本当に素晴らしいし、スタッフさん一人一人がその特性や特徴をつかんで療育に当たっているのには驚かされます。

アメリカボストンで小嶋が見たものを早速取り入れています

 例えば、上の写真は小嶋がアメリカ:ボストン視察で見てきたメソッドを早速取り入れています。
 手先の巧緻性から鉛筆に繋げるトレーニングです。

あ!ふみおくんだ

 あどばんすさんの椅子には全て「ふみおくん」が取り付けられており、センリー配慮がされていました!


ところどころ集団に戻してバランスも良い

 午前中の療育の研修で小嶋がズタボロにコメントした絵本の読み方を午後に早速修正していました。
 小嶋の研修はスタッフさんの技量が確実に向上します。その結果が子供達にしっかりと届きます。
 素直に向上的に研修を受けられているからこそ、子供達の姿が変わるのを実感できますね。

 やはり、「日本一の児童発達支援」であることは間違いがありません!
 ぜひ一度訪れてみることをお勧めしたいですし、近隣にお住まいの場合、ぜひ通われることも推奨したいです。

 


 

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