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「パワプロ2022」オリジナル球団 村営九王子サンズ

パワナンバー:22400 80060 63873

※チーム・選手設定などは全てフィクションですので、実在の人物及び団体とは関係ありません。

チーム構成
デザイン、ホーム球場など
監督・コーチ陣

概要

球団名:渡海村営 九王子サンズ
本拠地:村営第一球場(ブルースタジアム)

小笠原諸島の更に南東にあり、万の波濤を越えて辿り着ける秘境、渡海(とかい)群島。
本島となるのは球野島。遠海の島ながら890メートルもある緋ノ山もあり、山に近い地域は奥球(おくたま)と呼ばれ、島固有のキツネやタヌキも生息している。
本島の球野島の他に一の島、二の島・・・と順番に数字が付けられた小島が九つある。

かつて群島は幕府の直轄領であり、幕府から代官が派遣されていたが、その立地条件から幕府の監視は緩く、代官は気ままに振る舞い、島民からは王さまと呼ばれていた。
その王は子だくさんで、球野島を王が、九つの小島は九人の王子が分割統治していたという。

もう少し詳しく村の歴史を知りたい方は以下のリンクを参照
※架空の歴史をイラストや文章の一部にAIを使用して作成してみたページです

そんな歴史がある島々だが、島固有の珍しい動植物を見に来る客向けの観光業以外には目立った産業はなく、バブル崩壊後の不景気を受け、村経済の起爆剤として、村が出資した第三セクターのプロ野球チーム、サンズが誕生した。
しかしホーム人口の少ない群島では球団経営は常に火の車。そして利益が出ても村の財政への貢献が求められ資金が吸い上げられてしまい、選手たちへの還元は多くはない。
そんな本土から遠く、給料も良くない球団に主力級選手が残ることも、来ることも少ない。

ただそのような球団において、投手コーチを伝説の300勝投手、北大路が務めていることが唯一の強みか。しかし彼は先発絶対主義者であり、全ての投手に対し先発を目指させるため、チームの先発は充実する一方、リリーフが育たないのが痛し痒し。

そんな厳しい状況下で起死回生の策として、観客を引き付けるためにチームが発案したのが、群島の歴史に因み「九人の王子様」と題してファンからの投票で各ポジションのレギュラーを決め、更には選手登録名に各ポジションの頭文字を入れるというもの。
その結果順当に選ばれる者、元のポジションでは選ばれないだろうということで他のポジションで選出される者など、悲喜交交の結果となった。

この試みは5年目まで行われたものの、実力のある若手の獲得やFAでの補強などは行われず、3年目以後ほぼ同じ顔ぶれが並び、現在まで惰性でかつてのポジションと登録名のまま活動している。
そのため、各ポジションのレギュラーは順当に年齢が上がり、現在は「九人のオジサン」と揶揄される始末。

ただ、チーム自体は不思議な明るさを持っている。それは年齢を重ね、力を落としながらも常に高みを目指すことを止めないベテラン、陽向がいるためか。特にホームの応援が熱を帯びる日曜日は彼が最も力を発揮する。
また昨年加入した「日曜日にしか投げない男」ヤングの力もあり、昨シーズンの日曜日勝率は8割を超えた。

とは言え昨年の一年を通した成績では勝率4割未満という頼りない状況。
エースの緋山を筆頭に熟年の先発陣は申し分ないが、リリーフは抑えの鵜殿がケガで調子が上がらない中、シーズン開幕前に監督の南牟礼がどこからか見つけてきた投手を抑えに据えるほど。
野手は壬沢や与木といったスモールベースボールの申し子のような選手を除いては、守備はともかく打撃は心もとない。
今年から驚異のパワーを誇る美が加入したが、その打棒は評判通りの力を発揮するのか。

ペナント争いどころかBクラスを抜け出すことも期待が薄い戦力で、更に長年に渡る景気の停滞を受け村財政が厳しい折、球団の清算の噂も絶えず、果たしてサンズはそもそもこの先も存続していけるのだろうか。

一軍選手

投手

(先発)
緋山 投士:炎のエース
舟橋 完市:冷静と情熱が併存する"凍れる闘将"
ナウ・ヤング:日曜日にだけ絶対的な投球をする男
須藤部 燦:イタリアから帰化した安定感の高いベテラン
百成 哲史:ナチュラルに変化するストレートのみで生き残ってきた哲人
阿部 土筆:古巣に舞い戻ってきた元サンズのエース
(先中)
荒野 堂風:無類のタフネス
潘 深揚:縦横二種類のカーブだけで攻める
(リリーフ)
比護 健太:投球の安定感は高いが負けん気も強い中堅
清水 王佐:今が旬な左のアンダースロー
藤高 那須美:チームの窮地に燃え上がる火消し
鉄餅 包:先発とリリーフで悩むベテラン
阿蕪螺上 キューコ:敵味方問わず幻惑する抑え

捕手

不動 捕高:高い送球精度と捕球能力で務める扇の要
藤 勝男:捕手陣のベテランブレーン
合花 縁:強肩は抜きん出ている中堅

内野手

陽向 一葵:常に向上心を持ち続けるチームの太陽(一・三)
壬沢 一凛:あらゆる手を使って出塁するバッター(一・二)
与木 二光:どんな打球もグラブに納めるマグネット守備(二)
若目 岬志郎:二遊間の守備はおまかせ(二・遊)
鋳筒 三矢:ショートレギュラーを奪われたことを悔やみ続ける男(三・遊)
尼子 小吾郎:代打起用をされてもなかなかチャンスを掴めない中堅(三・外)
霧開 遊児:普段はいい加減だが肝心な場面に燃える勝負師(遊・一)
雨天報 晴輝:どこかちぐはぐなベテラン(遊・二)

外野手

名和 左文字:どんな球も踏み込んで打つ左打者(外)
谷田部 中益:衰えたりと言えどもその走塁技術はチーム一(外)
虚空 右乃助:長打力を失い打撃スタイルを模索中(外・三)
塩屋 赤景:チーム随一の外野守備(外)
美 不敵:飛び抜けたパワーを持つ``美丈夫"(外・一)

二軍選手

投手

(先発)
小村 粋:ノビのある直球と多彩な変化球に期待のかかる新人
林 頼:安定感のある投球で大学野球を盛り上げたドライチルーキー
赤城 英樹:すでに頭角を出しつつある昨年の黄金ルーキー
植村 直雄:1年目からケガで出遅れた左腕
黒銀 真一:球は一軍レベルだが一向にスタミナがつかない若手
巻 武今:スタミナはあるが伸び悩む中堅
横溝 銀杏:厳めしい顔を決して崩さない中堅
(先中)
笹井 智:瞬発力は高いが持続性に課題のベテラン
粟田 トキオ:新しく覚えたカットボールにウキウキのベテラン
海部 道広:のんびり屋の中堅
(リリーフ)
高山 高:どこでも投げる便利なサイドハンド
沢和 庵里:強気なピッチングが武器の姉御肌
佃 良国:低めに抑える渋い投球が持ち味
真間 泉:入団後大きく球速が伸びた期待の若手
鵜殿 唯歩:復活が待たれる左腕の元守護神

捕手

茶野 法次:打力に期待のかかる若手
白州 轟男:外野も出来る器用な若手(捕・外)

内野手

又金 重蔵:巨体を活かした固め打ち(一・三)
峰 風蘭:内野を突き破るような一撃を放つ若手(一・外)
名堀 丹次:創造性の有る打撃がウリのルーキー(二・外)
渋谷 柿治:打球角度だけは期待のルーキー(三)
博島 朝顔:色々なポジションで試行錯誤し続けるベテラン(遊・二・一)
ドナイシヨ 秀吉:流浪の末プロ入りした遅咲きのユーティリティ(遊・二・外・捕)

外野手

船山 寿男:来るべき時にひたすら備える往年の強打者(外)
樋妻 武史:サンズに無い足と肩を併せ持つ中堅(外)
伊崎 涼子:場をかき乱す若手(外・二)
朝勝瑞 ディスマス:力士と七種競技選手を両親に持つ驚異の身体能力(外)

まとめ選手紹介ページ

一軍先発投手まとめ
一軍リリーフ投手まとめ
一軍捕手まとめ
一軍内野手まとめ
一軍外野手まとめ

二軍先発投手まとめ
二軍リリーフ投手まとめ
二軍捕手まとめ
二軍内野手まとめ
二軍外野手まとめ

チーム背景など

これまではサクセス登場チームや、サクセス選手を入れたチームを作ってきましたが、ここらでサクセス選手のいない、完全オリジナルチームを作ろうということで作成しました。

コンセプトとしては、ヒゲが好き(直球)なので、オジサンが多いチームがいい。
うーん、オジサン、オジサン・・・オジサンズ!ダサいな。
オジサンズ、オウジサンズ・・・地域名を入れて八王子サンズにするか、でも八王子のことは良く知らないしな・・・
それならパワプロ脳的に、サクセス選手9人登場、みたいな感じで九人のオジサン、変換して九王子サンズということになりました。さらに実在地域に紐づいたものではなく、架空の設定によるチームとしました(別にそんな深い設定はありませんが・・・)

オジサンたちのチームなので全体的に回復は低め、一軍投手は150キロ出ないが制球・変化球が高めでかつ”救援投手”の価値がまだ低かった昭和感のある選手たちを(実際の空気は知らないので偏見がありますが・・・)、また野手はパワー・走力・肩力は弱いが守備・捕球は高めという偏りのあるチーム構成としました。特にパワーB以上は1人、野手の走力はB以上が3人しかいない(投手で4人いるが・・・)ので、かなり貴重です。
ただ若手には球速や走力高めの選手も入れているので、5年も経つとだんだんチームカラーが変わって来るでしょう。

しかし、何よりの特徴はオリジナルチーム作成で鬼門となるムード〇の導入、そしてマイライフ専用能力の活用です。さらに今作からパワターにバリエーションが出たこともあり、サクセス選手以外でも思い切って女性選手を作成しました。
ついでに普段ペナントで省みられない(と思ってる)投手の適正育成を使いたくなるような構成にもしています。

特にムード○は現実のプロ球団と一緒にプレーする場合はもはや禁忌と言ってもよいですが、しかしオリジナルチームを作る者としてはせっかくあるのだからすべての特能を使ってみたい、ということでチャレンジしました。
まぁ全体的にかなり打低のチーム、そしてムード○持ちの選手はケガしやすくして二軍に落ちやすい+年齢がかなり高いので早めに引退する、という何重もの安全策を取った上での導入ですが・・・

ムード〇を含めても、全体的な戦力は実在チームとのペナントに入れても最下位レベル。先発陣はヤング(日曜日に起用した場合)を筆頭にかなりな成績を残しますが、後は相当厳しい。目立つところとしては与木がなぜかシーズン犠打記録を更新しちゃうぐらいでしょうか。
ペナントで複数年遊ぶ場合はなかなか歯ごたえのある球団運営を楽しめるでしょう。

またマイライフ専用能力もなかなか特徴的で、ペナントで使うと面白い結果が出そうなので取り入れました。
3人のうち2人は外国人選手につけたことで経歴がおかしなことになってしまったことは心残りですが、まぁいいでしょう・・・

余談ですがミスター2ラン(3ラン)を除き、マイライフ専用能力はマイライフ・ペナントで使ってこそみたいな感じがするので、次回作のサクセスで取れるようになる可能性は高く無いと踏んでいますが、でも取れるようになったらいいなぁ・・・

そんなわけで(?)、自分なりの一つの集大成として仕上げたチームです。
作ってみて、自分は強さも弱さも(そしてヒゲも)ある選手たちが好きなんだなぁと改めて認識したチームでもあります。
ぜひご照覧あれ!


そのほかの作成チームは以下からどうぞ!