「村営九王子サンズ」一軍リリーフ投手まとめ「パワプロ2022」

九王子サンズ所属で、一軍先発投手をまとめて紹介するページです。

※選手設定などはすべてフィクションです。実在の人物や団体とは一切関係有りません。

荒野 堂風(こうや どうふう)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:高卒→九王子サンズ(17年目)

登板前日に大食いして3キロほど増量してから試合に臨む。その溜め込んだ体力と、試合の要所で力を発揮するピッチングで、無尽蔵のスタミナを誇る。
ただ登板後は体重が毎回4~5キロ減ってしまい、一気に体力が落ちる。

そこから体を戻すのに一週間以上かかるため、豊富なスタミナを持ちながらこれまでローテーションには定着することはなかった。
それでも、谷間の先発、そしてチームが苦しい時期の非常食として、今年も貢献する。

潘 深楊(ぱん しぇんやん)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:台湾リーグ→九王子サンズ(3年目)

縦横二種類のカーブで勝負する台湾の右腕。球種は単純だが、いずれも変化の幅は深く、右打者にとっては厄介極まりない。
また普段はあまり目立たないが、変則的なフォームから放るナチュラルに変化するストレートも捉えづらい。
サンズの先発陣は層が厚くローテーションには定着しきれてはいないが十分な実力を持つ。

日本に来て好きになったのは、球団としての学校訪問イベントの際にごちそうになった給食で提供された揚げパン。
その独特の甘味とボリューム感にはまり、登板した夜にはカロリーを確保することも兼ねて、必ず食べるほどのファンとなっている。

比護 健太(ひご けんた)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:高卒→九王子サンズ(6年目)

スライダー、フォーク、カーブと多彩な変化球に、ストライクゾーンにストレートをためらいなく投げ込む強心臓を併せ持つ、若手投手陣の旗頭。
フィールディングも良く、チーム事情で今はリリーフをやることも多いが、いずれは先発の柱となることが期待される。

正義感が強く、不正なプレーは敵味方とも許さないのも彼の特徴。
昨シーズン、相手の二塁手が牽制球を投手に投げ返したフリをしてトリックプレーでランナーをアウトにしたが、そのプレーに激怒し、ベンチから飛び出して抗議しに行った姿は今でもファンの眼に焼き付いている。

清水 王佐(しみず おさ)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:高卒→九王子サンズ(6年目)

世にも珍しい左のアンダースロー。
利き手側に沈むクセのあるストレートと、高めと低めのスライダーで、緩急と高低を使い分けて抑える。

本当ならその特性を活かして対左の切り札として起用してみたいところだが、投手コーチの北大路がリリーフ、ましてやワンポイント起用を嫌うため、実現していない。
投手ながらかなりの快足で、そのせいでもないだろうが打ち込まれると気が立つこともあり、対戦相手が慣れて打ち込まれる前にマウンドを降りるワンポイントや、ショートスターターなど旬の時に短く起用する方が彼には合いそうなものだが、今年の起用は果たして。

藤髙 那須美(ふじたか なすび)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:高卒→ちばらきロジスドッグズ→九王子サンズ(27年目)

今年45歳を迎える大ベテランだが、未だ140キロ台半ばの最高球速を維持する豪腕。
スタミナは流石に厳しく、15球も投げれば限界。
しかし近年は先発投手が疲れて来てランナーを溜めた場面で登板し、そのピンチを凄まじい闘志で抑え込み、反対にチームを勢いづける"燃える火消し"としてチームを牽引する。

元々山に近く冷涼な気候が好きで、FAでサンズにやって来たが渡海群島の、周りは海ばかりの亜熱帯気候という環境には当初辟易していた。
しかし今では試合で火照った身体を海で冷やす楽しさに目覚め、試合後にファンに見つからないよう、村営第一球場周辺の海で泳いでいるらしい。

鉄餅 包(かねもち くるむ)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:高卒→苫羅ナイツ→九王子サンズ(16年目)

150キロ超の威力のあるストレートと右打者の内角を抉る球で抑えてきたベテラン先発。
しかし30を越えた辺りから5回を迎える頃に指先に力が入らなくなり、力なくシュート回転する球を捉えられて打ち込まれる場面が増えてきた。
それでも先発にこだわったが成績を残せずナイツから戦力外に。ただ先発をひたすら目指す姿勢に感銘を受けた投手コーチの北大路が契約を上申し、サンズに来ることになった。

しかしスタミナが持たないことはチームが変わっても改善されることはなかった。
見るに見かねた監督の南牟礼が鉄餅、そして北大路を説得しリリーフ転向に挑戦しているが、本人はいまいち乗り気ではない。
先発で返り咲くことがあるのか、それともサンズに足りないリリーフとして活躍するのか、はたまたこのまま球界から去るのか。今年が正念場だ。

亜蕪羅上 キューコ(あぶらあげ)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:不明→九王子サンズ(2年目)

リリーフ不足、特に9回を安心して任せられる投手に悩む南牟礼が昨年どこからか連れてきた。
その投球術は独特で、九種に変化すると本人が嘯く微妙に変化するストレートのほかには、緩いカーブしか投げない。
ただ球界に突如現れたこと、セーブ機会が少ないサンズでクローザーとしてしか登板しないことによるデータの少なさ、そしてその幻惑の投球で昨年は安定した成績を残した。

一方、その本人像も謎に包まれている。
試合を決めるような場面で三振を奪った際には「ギャオン!」というような形容し難い声を発する。
また試合後に私生活を捉えようと追跡した記者が球野島の緋ノ山の森の中に消えていったと証言したこともある。
更には昨年の交流戦の時期、試合中であっても自身の登板が無さそうな試合展開では勝手に帰っていたという不満の声が他のリリーフ陣から漏れ聞こえた。

野球のスタイルも私生活も摩訶不思議な亜蕪羅上だが、その変幻自在な生き様で今季もサンズの一日の最後を締めるだろう。