「村営九王子サンズ」一軍内野手まとめ「パワプロ2022」

九王子サンズ所属で、一軍内野手をまとめて紹介するページです。

※選手設定などはすべてフィクションです。実在の人物や団体とは一切関係有りません。

陽向 一葵(ひなた かずき)

選手能力
起用法など

ポジション:一塁手、三塁手
経歴:大卒→九王子サンズ(18年目)

サンズそのものとも言っていい、チームの象徴。
スタメン投票で5年連続一塁手部門の1位となり、殿堂入り扱いとして翌年からは人気投票の対象外となったが、一塁手として選出された証である"一"の字をそのまま使っている。

20代の頃は走攻守三拍子揃った強打の三塁手として鳴らしたが、度重なるハムストリングのケガがあり、一塁手へと転向。更に近年はさすがに衰えもあり、スタメン出場の機会は減少している。
ただ今年不惑を迎えるが、益々血気盛んだ。
その身体からは日輪のようなオーラが時折見え、投手はそのただならぬ雰囲気に気圧される。一方、体温が高過ぎて蒸発した汗に光が当たっているだけとの噂も。

しかし、熱を自身の力に変えていることは間違いない。小学校に通う三人の子供と妻が夏休みを利用して応援に来、そしてスタジアムを埋めるファンの熱気が最高潮となる真夏の村営第一球場の午後、陽向は全盛期と変わらぬ、否、これまでを超える最高の打撃を披露するだろう。

壬沢 一凛(みさわ いちりん)

選手能力
起用法など

ポジション:一塁手、二塁手
経歴:社会人卒→九王子サンズ(10年目)

壬沢が入団した当時、最高のスター選手である陽向は既に一塁手に転向しており、本来のポジションである一塁手以外での出場を目指し、弱肩であることから二塁手としての出場を目指すことに。
ただそちらでも与木の魔法のような守備の前にスタメンを掴めず。
その後は打撃を磨くことに専念。打撃に割く時間が増えた分、様々な技を磨き、どんなことをしても出塁する先鋒として開花した。

スタメン投票では陽向が殿堂入りとなったため、壬沢が翌年からは一塁手部門の一位に選出。また陽向が加齢により一年を通して出場出来なくなったこともあり、実力でも一塁手スタメンの座を勝ち取った。
常に偉大な選手と比較されて来たが、それが自分の成長を促したと壬沢は語っている。

花の育成が趣味で、その腕前はプロ級。
休日は五の島にある観光農園「満塁の花」に通っており、管理者から群島固有の花であるシマアジサイなど一部の花の管理を任されているほどだ。

与木 二光(よぎ にこう)

選手能力
起用法など

ポジション:二塁手
経歴:高卒→九王子サンズ(16年目)

中学時代からセカンドだけを守り続け、その神がかった守備は、甲子園に出場した際に更に注目を浴びた。
しかし肩の弱さは致命的で、スカウトからの接触はあったが、どこもプロでは無理だろうと見切りをつける中、サンズが指名。

そんな肩の選手が通じる訳はない、という周囲の声が聞こえてもひたすら守備技術を磨き抜き、肩の弱さを打球方向の先読み、そして捕球体制から送球までの速さでカバーするまでに至った。
どんな打球でも与木の周囲4mに飛べば与木がまるで磁石に吸い寄せられるようにボールに向かうことから、付いた呼び名は「マグネット守備」。
今季もその守備でチームに貢献する。

私生活では、六の島で官僚大学が試験運転している、太陽を感知して向きを変えられる太陽光発電施設「向日葵」、そして夜間でも月による潮位の変化により発電出来る潮位発電施設「月見草」の運営に出資するなど、野球のプレイとは違った多彩さを見せている。

若目 岬志郎(わかめ みさしろう)

選手能力
起用法など

ポジション:二塁手、遊撃手
経歴:高卒→九王子サンズ(12年目)

入団以降、二遊間スタメンの厚い壁に跳ね返され続けているが、しかしいざという時はどちらも守れるチームのアンカーとして存在感をみせている。

元々鈍足のショートで、他チームからは全く見向きもされなかったが、足を使える選手が少ないサンズではその弱点があまり目立たず、反対に高校時代から、朝飯前とばかりに内野守備を淡々とこなすスタイルがサンズには合っていたようだ。

鋳筒 三矢(いづつ さんや)

選手能力
起用法など

ポジション:三塁手、遊撃手
経歴:独立リーグ→九王子サンズ(11年目)

強肩の遊撃手として加入。打撃センスも悪くなく、人気投票開始初年度は遊撃手で一位を獲得。
しかし翌年に移籍してきた霧開に競り負けスタメンの座を失う。
更にその翌年、三塁手として一位を獲得しスタメンに返り咲いたが、アマチュア時代から身体に染み付いた遊撃手のポジションを失ったことで精神的に大きな落ち込みを見せた。
三塁手としては球界でも屈指の守備を誇り、三塁線ギリギリの当たりもそう簡単には通さない。

打撃は次に繋ぐことに徹しひたすら右打ちを行う。ただ自分の後ろを打つのが因縁の霧開であり、わだかまりは残っているようだ。
そんな妄執を振り払えるよう、球野島にある古刹「寒歩寺(さぶぽじ)」で護摩を焚き、精神統一を行うのが日課となっている。

尼子 小吾郎(あまこ こごろう)

選手能力
起用法など

ポジション:三塁手、外野手
経歴:高卒→九王子サンズ(9年目)

高校"練習試合"の通算で32本、公式試合は2本と、観客が入り緊張感が増す状況には滅法弱いが、そのポテンシャルを買われてサンズに入団。
入団5年目までは二軍戦でも打てなかったが、観客に見られ続ける場面に慣れて来たのか、段々と結果を残すように。

一軍でも期待をかけられ、主に代打としてここ数年は起用されるが、昨年にまぐれ当たりのサヨナラホームランを放った以外は目立った成績は残せず。
未完の大器は未完のままで終わるのか、それともその器を満たせる何かを掴めるのか、正念場を迎えている。

霧開 遊児(むかい ゆうじ)

起用法など

ポジション:遊撃手、一塁手
経歴:高卒→阿羽レインボーズ→九王子サンズ(17年目)

試合当日でも群島に一軒だけのスナック「古女房」で一杯引っかけてやってくる、破天荒な選手。
霧開は試合中、守備でも打席でもほとんど動かないのだが、自分のところに飛んできた打球は軽やかに捌き、試合を決める場面では凄まじい集中力を発揮する。
そんな姿に若い女性ファンは離れたが、中高年男性、そして一部の女性には異様な人気がある。

当初所属したレインボーズではそのいい加減な態度が受け入れられなかったが、渡海群島のややのんびりした環境が霧開にはマッチしたようだ。
今日も今日とて酒と女とバットとグラブと共に生きていくだろう。

雨天報 晴輝(うてんほう はれてる)

選手能力
起用法など

ポジション:遊撃手、二塁手
経歴:社会人卒→九王子サンズ(7年目)

チャンスには弱いが、サンズでは希少とも言えるそれなりに走攻守の揃った選手。
相手投手のクセを盗むのは巧みで、追い込まれてもしっかり打てる力があり、守備もそつなくこなす。

ただ本人の性格と能力が一致していないのが難点か。
前述の通り盗塁は上手いのだが、刺されることを過度に恐れなかなか盗塁を試みない。
また相手の投球をしっかり見極めて打てるだけの研究心はあるのだが、早打ちで振らなくてもいい球を振ってしまう。
守備走塁コーチの東海林も改善を促しているが、三つ子の魂百までのことわざ通りか、なかなか性向までは変えられてない。
果たして持っている力をそのまま発揮出来る時は来るのか。