「村営九王子サンズ」二軍先発投手まとめ「パワプロ2022」

九王子サンズ所属で、一軍先発投手をまとめて紹介するページです。

※選手設定などはすべてフィクションです。実在の人物や団体とは一切関係有りません。

小村 粋(おむら すい)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:高卒→九王子サンズ(1年目)

150キロ超の速球を持ち、更にスプリットやカーブといった多彩な変化球を持つ期待の新人。
特に元々チェンジアップを得意としていたが、春キャンプでベテランの粟田から玉子を包み込むようなパームボールの握りを教えられ、その球種を早速使いこなすなど、適応力の高さが垣間見える。

サンズの厚い先発の層から抜け出るのは一筋縄では行かないだろうが、しかし現在のローテーション投手は全員30歳前後と世代交代が必要な時期に差し掛かっている。
次代の先端を駆ける投手として、大成してもらいたいところだ。

林 頼(はやし らい)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:大卒→九王子サンズ(1年目)

その巨体を活かし、球の出所を隠して球種を絞らせない新人。
高校時代はその速球以外には武器が無く、無名に近かったが、大学三年時に全国大会で準優勝するなど一挙に名を挙げてドラフト指名を勝ち取った。

かなりの読書家であり、一昔前の投手が残した球の握りを少しずつ自分の身体特性に合わせて改良している。
特に現投手コーチの北大路が編み出した通称「ドロイダー」の握り(北大路は生涯誰にも教えるつもりのなかったこの握りを公開した著者を毛嫌いしている)を基に、「スラップ」と名付けて自分の持ち球とした。
ただ、北大路にはその事実を言い出せず、他の投手から習ったとしてひた隠しにしているようだ。

赤城 英樹(あかぎ ひでき)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:高卒→九王子サンズ(2年目)

昨年のドラ1ルーキーは8月から一軍に昇格し、1年目から3勝を挙げて早くもその類いまれな才能の片鱗を見せつけた。
ストレートの質は高く、変化球は小気味良く動く。特に右打者の内にキレ込むシュートは威力がある。

早くに両親を失くし、まだ小学生の弟と自分、二人分の人生を一人で背負って来た。
また、高校時代の同級生と婚約したことを公表。彼女が短大を卒業すると同時に結婚するようだ。
苦しくとも共に生きてきた弟のため、また新しく家族になる人のためにも更なる活躍を、そして球界のエースへの飛躍を期待したい。

植村 直雄(うえむら なおまさ)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:高卒→九王子サンズ(2年目)

昨年のドラ2ルーキーで、赤城とは高校時代から甲子園で顔を合わせたこともあるライバル。
それが同じチームに所属し、未来の左右の投手ツートップとして期待をかけられていた。

ところが8月、二軍でのシートバッティング中、打席に入った赤城の打球が投手を務めていた植村の利き腕の肘を直撃。
橈骨の骨折に加え腕橈関節も損傷し、全治に1年が見込まれる大怪我を追ってしまう。
ライバルの赤城がその2週間後に一軍に昇格することとなるが、植村の方が先に昇格するのではとの観測もあっただけに、本人の落ち込みは激しかった。

手術後しばらくはリハビリにも顔を出さなかった植村だったが、赤城がシーズン最後の登板をした翌日、何があったかは本人は語らないが、どこか晴れやかな表情でリハビリに顔を出した。
現在は順調に回復が進んでおり、当初の見込みより早く復帰出来そうだ。
入団時に期待されたように、いつか赤城と二人並んで一軍の舞台に上がって欲しいところだ。

黒銀 真一(くろがね しんいち)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:高卒→九王子サンズ(5年目)

身長は168cmと非常に小柄ながら、電流が迸るようなMax156キロの速球を持つ。
また変化球のキレはチームでも随一で、特にその高速スライダーは誰も追随できる者がいないほどの威力だ。

小柄なためかスタミナには不安を抱える。
しかし黒銀自身の意向、そして投手コーチ北大路の強烈な先発絶対思考により先発完投型へのこだわりが強い。
チーム事情で一昨年からはリリーフでも登板したが、その心は変わってはいないようだ。
それでも監督の南牟礼は、黒銀にはその適正に合った起用方法を、と粘り強く説得しているようだ。
ただ一つの理想型を追い求めるのか、それとも周囲が驚く変身を見せるのか、その結果がそろそろ出るだろう。

巻 武今(まき ぶこん)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:大卒→九王子サンズ(4年目)

長いものには巻かれろの精神で、どんな状況でも動揺しない渋い精神力の持ち主。
ただ、淡々と投げ続けられるタフネスさ以外には直球も変化球も目立った特徴はなく、充実した先発候補がいるサンズの中ではそろそろ立場が危うい。

ただ高校二年までは外野を守っていたこともあり、投手転向後も打撃練習は欠かさなかったため、打力は高い。
貧打に喘ぐサンズでは、もしかしたら野手としての才能の方が可能性を見出だせるかもしれない。

横溝 銀杏(よこみぞ いちょう)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:高卒→九王子サンズ(10年目)

どんな窮地でも動じることなく戦ってきた中堅。
フィールディングもなかなかで、その巨体を活かし数々のピッチャーライナーをアウトにしてきた。

持ち球はストレート、カーブ、シュートと至ってシンプル。
また投球スタイルも、本人の性格が窺えるような、基本に非常に忠実。
そのためか足を使ってかく乱してくるようなチームは苦手で、そういった場合の対処方法は若手の黒銀に指南を仰いでるほどだ。

笹井 智(ささい さとる)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:大卒→九王子サンズ(13年目)

残像が見えるほどと言われる速いモーションで打者を幻惑するベテラン。
特に打者がそのテンポに慣れてない試合序盤には威力を発揮する。

2年程前だが、投球の際、ふわっと握るチェンジアップではグラブを押し込まないためか、直球とではグラブから見える手首の位置が違い、手首の日焼けしていない部分が見えるため、球種を見切られて打ち込まれるということが続いた。
今ではアンダーシャツを手首まで伸ばすことでその見極めはされなくなったが、その事件以降、手首の様子を気にし過ぎてしまうがために投球が不安定に。
いつかその精神状態を克服して、選手人生の晩年を華やかに飾って欲しいところだ。

粟田 トキオ(あわた ときお)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:大卒→九王子サンズ(13年目)

高さのある緩いパームボールと球速はないが低めにコントロールされたストレートとの、緩急、そして高低の差を活かしてこれまで生き残ってきた。

そこに昨年ヤングが加入し、その威力のあるカッターに魅了されてしまう。
英語はほとんど話せなかったがヤングとのコミュニケーションのため猛勉強。
ついに彼を説得し、その極意を伝授された。
ただ同じ握りとは言え体格差やフォームの違いもあり、粟田のカットボールは浮き上がるような軌道を見せる。
その球を見た大ベテラン・藤髙は「ストレートのようなカットが真っスラなんだから、ポンッと跳ねるのはポンスラでどうだ」と提案。
以後その名称が定着することとなった。
今季はその覚えたポンスラを披露する場面がいつ出てくるのか楽しみだ。

海部 道広(かいぶ みちひろ)

選手能力
野手能力
起用法など

ポジション:投手
経歴:大卒→九王子サンズ(8年目)

固い茎のような直球と小粒な変化球を散りばめて戦う中堅。
9回を投げきれるスタミナがあり、完投型としての覚醒を期待され続けてきたが、本人はどこかのんびりした面があり、初回から全力を出せずに5回持たずに降板する場面も多い。

ただ打ち込まれてもへこたれない楽天的な性格で、チームメイトの盛り上げ役にもなってるためか、6回まで投げれば、降板時点でリードされていても不思議と敗戦投手にはならない。
ただ頼りになるベテラン先発陣が緋山を除いて全員海部より年上となる中、いつまでものんびりとはしていられない。