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「私って、もしかして毒親育ち!?」|子育てで苦しんでいる母たちにまず必要なのは、自分自身の毒抜き作業です!

はじめに

この記事は、「私って、もしかして毒親育ちかも!?」とか、「私ももしかすると毒親になっているかも!?」という自覚アリの人には特に読んで欲しい内容になっています。

唐突ですが、私は「毒親」という言葉があまり好きではありません。
しかし、イメージがしやすいのであえて「毒親」というワードを使って書いていきたいと思います。

私は子どもの問題行動や後天的な精神異常や生きづらさはほとんど全てといっていいほど「親」がキッカケだと考えています。(ただし成人になっても子どもが拗らせている場合は、子ども側にも多いに問題あり)

「自分は絶対に良い母親になるんだ!(もしくは自分の母親のようには絶対にならない!)」と誓ったのにも関わらず、目の前で繰り広げられているのは、子どもの不登校・後天的精神疾患(鬱やパニック障害など)・自傷行為・希死概念・異常な反抗期(暴言や暴力なども含む)・引きこもり・自暴自棄な生活・成人しても精神的にも経済的にも自立していない etc…

もしくは、一見これと言った問題はなさそうだけど、子どもの自己肯定感が異常に低かったり、我慢をして犠牲的な生き方をしているパターン、要らぬプライドだけが育ってしまう、我が子ながらどこか痛々しくて見てられない、いつも悪い男(女)に引っかかって苦労している、本当は素敵な恋や結婚がしたいと思っているのに、いい歳して一向にそれが実現する気配がなど、子育て問題は、子どもが何歳になっても無限に勃発する。

私を含め、歴代の毒親育ちの自覚があるクライアントさん達は、ニュースになるレベルの目も当てられない毒親に育てられた人はいない。だけど、みなさん口を揃えて言うのが「母親とは仲が良い方なんですけど…」「母親のことは好きなんですけど…」「母親に感謝をしているのですが…」でもなぜか人生は何かとうまくいかないし、いつまで経っても自分に自信が持てない。「…」の部分に言葉にできないモヤモヤが沢山隠されている模様。

要は、大人になって母親と物理的な距離を取ることはできているけど(母親が亡くなっている場合も含む)、精神的なしんどさはずっと続いている状態。そんな人に真っ先に必要なのは「自分自身の毒抜き作業」なのです!

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