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【読書感想】『知的生産力』

皆さんこんにちは、Yukiです!

今回ご紹介する本は、斎藤孝(著)『知的生産力』です。

ふらっとビジネス書の棚を見ていたらたまたま見つけました。


「圧倒的なインプット力・アウトプット力が身につく!」という帯の言葉に惹かれて購入しました。

インスタやnoteでちょくちょくアウトプットはしているつもりでしたが、よりクオリティを上げたいと考えていたのでちょうどよかったです!

今回はこの本を見ていくことにしましょう。

本の紹介

この本を一言で言えば、「インターネット時代における知的生産の方法を説いた本」です。

インターネットの時代になったことで情報は溢れており、検索すると瞬時に情報を提供してくれます。

そしてその情報には誰でもアクセスすることができるため、ただ情報を切り貼りする「コピペ人間」では生き残ることが難しいと言います。

いま求められているのは、情報を自分で精査し、自分で考え、自分なりの意味を見いだすこと、つまりオリジナルの結論を出すことだ、と斎藤先生は述べています。

その力こそが、知的生産力です。

知的生産力を磨くためには、日々の積み重ねが大切です。

インプットとアウトプットは2つで1つです。アウトプットだけや、インプットだけといったどちらかに偏ってしまってもいけません。

また、インプットする素材が知的で無ければ、アウトプットは知的にならず知的生産力は磨かれません。

そこで、知的な素材を選ぶことが大切となってきます。その方法を6つ斎藤先生は紹介しています。

1.名著を読む                            2.テレビで最新の流行を知る                     3.映画を観る                               4.朝刊を読む                            5.ネットニュースで知識を深める                   6.高校の授業を振り返る

知的な素材を選びインプットしたら、今度はアウトプットです。

アウトプットでは、知的な素材を自分はどのように解釈したのか、どのように考えたのか、素材に対するコメントを加えてアウトプットすることが重要です。

それらが無いアウトプットはアウトプットではないと言います。

これを繰り返していくことで、知的生産力は磨かれます。

以上が内容紹介となります。もちろんすべては紹介していないので、気になった方は是非読んでみてください!

読んだ感想

まず、思ったよりインプットとアウトプットにページが割かれていなかったと感じました。

『知的生産力』というタイトルなので本1冊使って、インプット・アウトプットのノウハウを紹介しているのかなと思ったら、そうではありませんでした。

実際に詳しく紹介されているのは、全体の3分の1程度で個人的には物足りないなと感じました。

ただあまりにも多くノウハウが紹介されていたら、逆に何から手をつけたら良いのか分からなくなってしまうかもしれません。そのように考えると、3分の1でちょうど良いのかもしれません。

また、本の平均ページ数は約217Pですが、この本は182Pと平均より少し少なめです。難しいことは書いていないので、読書が苦手な人でも気軽に読めるのではないかと思いました。

終りに

インプット・アウトプットは最近よく聞く言葉です。しかし僕はそこまで意識していませんでした。

これからの時代を生き残る上で、知的生産力は必須の能力となるでしょう。僕の場合本を読んだら、インスタやnoteのどちらかでアウトプットします。また、ただアウトプットするだけではなく読者の皆さんに伝わる文章を意識して、アウトプットします!

応援していただけると嬉しいです!

ここまで読んでいただきありがとうございました!


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