「出費」に関しての考え方

この世に頭の悪すぎる人が大量に存在してるなと思うのは、「出費」「有償」は全て悪と「タダでやれてる自分頭いい」「こんなんに金払うなんて頭おかしい」という人がお客様からお金をいただいてる商売を自分でやってるくせにやたら「自分が払うかもしれない提案された予算」を悪!と対応する人の多さである。

しかもそのお金というのは「そっちがやりたいことを遂行するための実行予算見積り」にもかかわらず、である。

ノーコスト、ノーリスクでハイリターン、ハイサービス、ハイクオリティ求めすぎじゃない?

なんで??
無理やろって話である。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」とはいうけれど、お金かけたくない、時間かかるなんて!でも自分の妄想を形にしたいって求めすぎ。というか、まずドラえもんとひみつ道具を開発しますってところから話がスタートするレベルで実現しません。

「友達に手伝わせる」とか「後輩に手伝わせる」って軽々しくいうけど、手伝ってもらえるのは関係値があってからこそなのであって、私の後輩はあなたの後輩ではないし、私の後輩はあなた達にタダで働かせるために提供する人手ではないと言いたい。特に美大出身だとよく聞かれるんですけど、「それに対して無料でもやりたい」と判断するのは先方に権利がある話だし、その労力を狙って謎な予算組みしないでくださいと言いたい。
本来かかるのを学生は大先生の仕事だからタダでやってたりするけど(勉強になるから私もやってた)馬の骨の仕事はやりません。ええ、当然でしょう。仕事は断る権利だってあるんだけど、どうも日本は上の人間が断ることは許されても下とみなされてる人間が断るのはあたかも悪い事のように言うよね。

人間生きてるだけでコストかかってるんだから金かけずってのは無理です

自分が生きてるだけでコストかかってんのにさらに余計なものを作ろうとしてるのはそりゃコストかかりますって話!
ただそれを、「どこそこが無料だからできるだろ」というのは話が違う。Googleが完全無料なのは無料であることを撒き餌にしてさらに金を稼ぐビジネスモデルを確立してるからこその無料だからね!?

どこかを無料無料と例に出したところで、
自分の無知さを大公開するような喩えであれば、言わない方が得策ですよ。

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私に課金していただいたぶんは私が別のエンターテイメントに課金してそれをまたネタにしますので華麗なるマネーロンダリングとなります。