午前10時はおやつの時間【79日目】
朝8時、配属先に着く。
同僚や学生に挨拶を済ませ、図書室に行ってパソコンをひらく(図書室が私の作業場所)。
今は小学生向けの環境教育用プレゼンテーションをつくっている。
「この表現、スペイン語でなんていうんだ~!助けてGoogle翻訳!」とスペイン語に悩まされつつ、パソコンとにらめっこしている。
そして、図書室にいつもいる司書の女性から声をかけられる。
「ユカリ、おなかすいてる?クッキーいる?」
こう聞かれたら、「あ、だいたい今10時だな」と分かる。
そして、お腹が空いているときはクッキーをありがたくいただく。
ドミニカ共和国では食事のタイミングが5回ある。
7時 朝ご飯
10時 朝のおやつ
12時~13時 昼ご飯
15時 昼のおやつ
18~19時 夜ご飯
こんな感じだ。
ちなみに、ドミニカ共和国では料理やおやつを分け与える光景をよく見る。
私も最初は他人のおやつをもらう(1袋全部くれることもある)ことに若干申し訳なさを感じていたが、最近はお腹が空いていたらおやつをもらうようにしている。
私の周りではそれが普通だからだ。
私もたまにおやつのクッキーをあげる。
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また、私が環境教育の巡回授業をしている小学校では午前10時に軽食(パンとジュースなど)が配られる。
なんと、午前10時のおやつは給食と同じ位置づけで、政府から軽食が配られているそうだ(公立の小学校と中学校のみ。すべての公立学校で行われているかは不明)。
私がカウンタパートに
「日本の小中学校では、学校の中でおやつを食べることが禁止されている」
と言ったら彼女は驚いていた。
「あなたたち、朝7時に朝ご飯食べてお昼まで何も食べないの?お腹空かないの?」
私は
「学生の時はいつもお腹空いてたよ」
と答えた。
彼女は何も言わなかったが、「そりゃそうでしょう、私には意味不明だわ」と言いたそうな顔でこちらを見ていた。
学校でおやつが配られるのが普通のドミニカ人にとって、育ち盛りの子供に午前10時のおやつタイムが無いのが理解できないようだった。
他の同僚にも日本の学校の話をすると、「理解できないわ」という反応をされるのでおもしろい。
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ちなみに、ドミニカ人でも日本人のように毎日3食しか食べない(おやつ時間はなし)という人もいるそうだ。
実際、私の配属先の同僚にもおやつを食べない人はいる。
私は何か作業をしていると飲み物や甘いものが欲しくなるので、仕事をしながらナチュラルにおやつを食べられるこのドミニカ共和国の文化がとても好きだ。笑
それではまた~。
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