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対面連続講座「共に学ぶ、コミュニケーションと対話のレッスン」が始まります◎

これまで対話やコミュニケーションにまつわる場づくりを長年やってきたのですが、この度、一般社団法人眞山舎(さなやまや)と国立市公民館、合同会社&anteの協働企画として、自分も相手も大切にするコミュニケーションや対話について探求する連続講座「共に学ぶ、コミュニケーションと対話のレッスン」を開催することとなりました!

対話とコミュニケーションにご興味がある方であれば、誰でも参加できる無料企画となっていますので、ぜひお気軽にご参加いただければと思います。

今回のnoteでは、「共に学ぶ、コミュニケーションと対話のレッスン」の企画までの想いを綴りたいと思います。

眞山舎さんとの協働のきっかけ

一般社団法人眞山舎の代表の土屋さん(以下、つっちーさん)とは、私が別の企画でつっちーさんとご一緒した経験が、協働のきっかけとなっています。

一般社団法人眞山舎は、​​「『わたし』が幸せを感じられる暮し」をテーマに活動しているローカルNPOで、地域で暮らす「わたし」が、自由で幸せな人生を送ることができるよう、対話を軸においた活動を行っています。

つっちーさんの、「生きづらさを抱えた人たちが『わたし』が幸せを感じられる暮しや、仕事を通して「キョウドウ」(共同・協同・協働)を地域で育むことを目指したい」という想いに共感したことと、合同会社&anteとしても目指している世界観が重なったので、ご一緒させていただくことになりました。

今回の講座は、一般社団法人眞山舎(さなやまや)が、文部科学省の事業(*注1)を受託しており、その一つのプログラム運営として合同会社&anteが関わらせていただいています。

「共に学ぶ、コミュニケーションと対話のレッスン」とは?

私たちは日々、「対話」や「コミュニケーション」の重要性を耳にします。

「チームワークには対話が必要だよね」
「コミュニケーションを丁寧に取った方が良いよね」

でも、実際に「良い対話」や「良いコミュニケーション」を実践するのは、なかなか難しいのが現状です。なぜなら、対話はコミュニケーションは相手がいてこそ成り立つもの。自分だけで行われる営みではありません。

まずは、日常的に行われている「会話」や「コミュニケーションにまつわる悩み」に着目しながら、自分のコミュニケーションを振り返っていきます。

そして、そもそも「対話とは何か」「コミュニケーションとは何か」といった根本的な問いに対する理解をみんなで深めながら、実践的に学んでいきます。

この場では、ただ考えて終わりという訳ではなく、学んだことを実生活で活用できるように、実践をすることも大切にしています。

そして、「共に学ぶ」というコンセプトのもと、一方的な講義ではなく、みんなで共に学び合う環境を目指します。

講座で大切にしたいこと

1. お互いのエンパワメント
参加者同士が、お互いの特性やバックグラウンドを理解した上で、対話やより良いコミュニケーションの可能性を育んでいけるよう、エンパワメントすることを大切にします。

2.自分も相手も大切にできるコミュニケーション、対話的な態度やあり方についての理解を深める、実践する
自分も相手も尊重できる対話的な態度やあり方を深く理解し、実践することを目指します。

3.自身のキャリアを広げるきっかけをつくる
探求を通して、自分のキャリアの新たな可能性を広げる機会をつくります。
※私たちは「キャリア」のことを仕事だけでなく、仕事をしていない時間、友人知人との交流、家庭や自分だけの時間も含め、「その人にとって意味ある経験」のつながりだと捉えています。

講座の詳細・日程

この講座は全て対面で実施します。

第1回:自分の経験から考えるコミュニケーションと対話 
8/30(金)19:00-21:00 
講座に参加するメンバーの顔合わせ。お互いの自己紹介と、この講座で得たいもの、学びたいものを共有します。初回の顔合わせはじっくりと時間をかけて、お互いのことを知る時間にします。また、自分が対話やコミュニケーションにおいて何に困っているか?何を課題に感じているか?等一緒に問いを出し合いながら、考える時間にします。

第2回:対話について対話する
9/27(金)19:00-21:00
 
対話とはそもそもなにか、ということについての対話をします。自分が抱いている「対話」についての理解を深め、対話についてのインプットを交えて、参加者それぞれが自分にとっての対話を言語化する時間をつくります。

第3回:対話を探求・実践してみる
10/18(金)19:00-21:00

自分にとっての対話とは何かを探りながら、第2回で学んだことを実践してみます。ワールドカフェを参考に、参加者それぞれが深めたいテーマを設定し、対話を実践します。

※ワールドカフェとは:カフェのようなくつろいだ雰囲気の中でメンバーが自由に対話を行う手法

タイトル:第4回:対話とこれから
11/8(金)19:00-21:00

これまでの学びと気づきをみんなの前で発表します。言葉だけでなく、絵や歌など表現方法は自由です。実践してきたことを通し、これからの自分の人生やキャリアに対話をどう活かしていくかを考える時間にします。

申し込み

お申し込みはこちらからお願いいたします▼

定員:20名
※お申込受付は先着順とし、定員になり次第、締め切ります。

場所:国立市公民館(3階講座室)
186-0004 東京都国立市中1-15-1
国立駅から徒歩5分

参加費:無料
※一般社団法人眞山舎(さなやまや)が、文部科学省の事業(*注1)を受託しており、その一つのプログラム運営としているため無料となっております。

一般社団法人眞山舎は、文部科学省令和6年度「学校卒業後における障害者の学びの支援推進事業」を受託し、国立市公民館及び市内福祉事業所等と協力・連携し、「リカバリーの学校@くにたち」を主催しています。


こんな方におすすめ

・自分自身のコミュニケーションについて振り返りたい方
・仕事のコミュニケーションに不安を感じている方
・家族や友人とのコミュニケーションを深めたい方
・他者の意見を尊重しながら自分の意見を伝える方法を学びたい方
・相互理解を深めるコミュニケーションを実践したい方
・身近な人とより良い関係性をつくっていきたい方
・対話について理解を深めたい方  

主催:一般社団法人眞山舎


​土屋 一登 (Kazuto Tsuchiya)
一般社団法人眞山舎・代表理事
2012年、南カリフォルニア大学を卒業。2022年に「『わたし』が幸せを感じられる暮し」をテーマとする一般社団法人眞山舎を設立。「リカバリーの学校@くにたち」や「哲学塾『ひらく舎』」などの対話的な学び場づくりを行う。その他、NPOのファンドレイジングを支える対話型相談や自治体及びNPOにローカルNPO向けのファンドレイジング講座・研修なども提供。「地域に暮らす個人」と「地域という生態系」に働きかける活動に取り組む。

連携:国立市公民館

井口 啓太郎 (Keitaro Iguchi)
国立市教育委員会教育部公民館館長補佐(生涯学習課課長補佐兼任)
社会教育主事/文部科学省障害者の生涯学習推進アドバイザー
これまで世田谷区、足立区、国立市、文部科学省などで社会教育行政・施設の仕事に携わってきた。国立市公民館で障害や困難の有無にかかわらず若者が共に学びあう実践「コーヒーハウス」に十数年関わるなかで、社会的困難のある人と共にあろうとする社会教育実践の探究がライフワークになった。最近、書いたものには「障害者と非障害者が共に学ぶ社会教育実践の考察」(『基礎教育保障学研究』第7号所収)などがある。

企画コーディネーター・講師:合同会社&ante


原田優香 (Yuka Harada)
社会福祉士(第208770号)・精神保健福祉士(第76385号):産業カウンセラー
1994年生まれ。その人の力ではどうにもならない「生きづらさ」をどう社会全体で「生きやすさ」に変えていくのかを学ぶ為に福祉について専門的に学び、国家資格を取得。
これからの社会を生き抜く為には自分のことを適切に理解して言語化していく対話力が必要だと思い、3人1組になって自分を探求していくジブン研究という対話型プログラムを2018年に立ち上げる。
イベント企画運営、場づくり、コミュニティづくり、プロジェクトマネジメント等複数の会社と契約しながら、「人にとってのより良く生きる為の場の在り方とは何か」「より良い組織づくりとは何か」を探求中。2023年4月より立教大学大学院リーダーシップ開発コースに通学しながら、人材開発・組織開発について勉強中。

大滝文一 (Bunichi Otaki)
認定キャリアコンサルタント・コーチ1992年生まれ。学びの研究者。University of Gothenburg 修士課程修了(教育科学)。北海道旭川市出身。早稲田大学在学時、自分との対話を通して気づきを生み出し課題解決に繋げるコーチングに出逢い、対話的な学びを深める。大学卒業後、米国発の世界的な表現教育を手がけるNPOで5年間プログラムの企画運営を行い、全国20都府県で述べ5万人以上と場作りをする。旭川にUターン後、世代を超えて学ぶアフタースクールを立ち上げ。また、地元の教育大生と共に哲学対話会を地域で実施。様々な機会を通して「世界に対話が足りていない」ことを実感し、2021年に「対話・実践ラボ」の共同立ち上げをし、形を変えながらこれまでに100名近くと対話の場づくりを続ける。2023年秋より日本の博士課程に所属しながら、豊かで対話的な学びをどう創っていくか、研究との橋渡しを試行錯誤しながら場づくりを続ける。


合同会社&ante(アンドアンテ)は、人と組織の可能性が広がる場を共につくる会社です。人と組織がそれぞれの歩くようなはやさで進んでいくことを大切にしながら、さまざまな場づくりを実施しています。2022年12月2日に設立。 HP:https://and-ante.com/

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