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豊かな暮らしと学びについて考える旅、デンマーク1日目。

7月24日から8月2日まで、デンマークへ仲間と共に旅に出ます。
今は、デンマークへ向かう飛行機の中でこのnoteを書いています。

時差ボケが始まるので、もうすでに気持ちはデンマークに滞在している気持ちで過ごしています。(でも、やっぱり眠い。)

旅のテーマは「豊かな暮らしと学び」。

ここでいう豊かさとは、リッチであるとか豊富であるというよりかは、穏やかで内側から満足感を感じ、幸せを感じる状態に近いイメージです。

そしてせっかくの長期滞在の旅なので、毎日の学びや気づき、感じたことをnoteに書き溜めていこうと思います。


旅に出るきっかけは友人の声かけ

今回旅に出るきっかけになったのは、友人家族が世界一周に行っていて、「ゆかちゃん、7月デンマークいるんだけど、デンマーク行きたいって言ってたよね。遊びにきたら?」と声をかけてくれたことがきっかけです。

友人、岡ちゃんのインタビュー記事▼

岡ちゃんは、東日本大震災を機に岩手県陸前高田市へ移住して、まちづくりに取り組んでいるNPO法人SETに所属。持続可能なライフスタイルを探求する学び舎「Change Makers’ College」の学長を務めていて、ふっくらかわいい人です。

Change Makers’ Collegeは、デンマーク発祥の「フォルケホイスコーレ」をモデルにしているプログラムで、フォルケホイスコーレとは、「人生の学び舎」とも呼ばれる学校のことを指します。

今回は、そんな人生の学び舎でもあるフォルケホイスコーレを現地視察する予定です。

フォルケホイスコーレとは?

フォルケホイスコーレとは、北欧独自の教育機関のことを言います。

フォルケホイスコーレの特徴は、試験や成績が一切ないこと、民主主義的思考を育てる場であること、知の欲求を満たす場であることです。加えて、全寮制となっており、全員が共に生活することなども代表的なフォルケホイスコーレの文化です。教員も各校数人は敷地の中に自宅があります。生徒はみな国籍関係なく国からの助成金を受けることができ、学費の一部を払うだけで入学できます。もともとフォルケホイスコーレは、哲学者であり教育者でもあるデンマーク人のグルントヴィが「すべての人に教育を」というコンセプトのもと、主に学校に通えない農家に育った人などを対象に創設しました。

一般社団法人IFASより抜粋

私の友人も仕事を辞めて、フォルケホイスコーレに通っていたりもするのですが、社会や他人に求められているスキルを身につけるのではなく、「自分がこれから何をやりたいのか」「どんなことを大切に思っているのか」「これからどう生きていきたいのか」と自分のためにたっぷりと時間を使えるところ、と言っていました。

まさに、人生のどんな場面でも自分を見つめ直すための時間をすごせる場所なんだと思います。

人生の学び舎とも言われているフォルケホイスコーレは、どんな授業や場づくりが行われていて、スタッフはどんな想いで関わっているんだろう。

自分がもし今の仕事や場づくりの中にフォルケホイスコーレの要素を入れるとしたら、何をエッセンスとして入れるのだろう。

今からとっても楽しみです。

エネルギー自給率800%!?ロラン島

デンマークの首都、コペンハーゲンから南西150キロの位置にある、ロラン島にも滞在予定です。人口はおよそ6万5千人、平坦な地形の多いデンマークでも特に平らな土地です。

ロラン島は、陸上合わせて約400基近い風車があり、そこからから生み出される再エネ由来の電力は、島で使う他は首都コペンハーゲンをはじめ国内外の周辺地域に供給され、ノルドプール (Nord Pool)と呼ばれる国際電力市場でも取引されています。

2018年の調査によると、2017年にはデンマーク全体でエネルギー自給率は85%。そして再生可能エネルギーの消費の比率は全体のエネルギーの30%を超えるそうです。ロラン島の自給率は800%にもなるとのこと。

エネルギー・資源を地域の強みととらえ、地域の活性化につなげていく取組みが各地で進められているロラン島。どうやってその取組みが発展してきたのか、もし自分たちの生活に活かせるとしたらどんな活かし方があるのか、そんなことを、滞在しながら体感してこようと思います。

10日間の滞在はこんな行程を予定しています!

始まった、約10日間のデンマーク滞在。豊かな暮らしと学びを探究しながら、たくさん日本にも持ち帰ってこようと思います。

デンマーク滞在期間中、noteも毎日更新しますので、もしよろしければぜひ見ていただければと思います!

「行ってきまーす!」という写真です。

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