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私のストレス解消法3選。

ストレス、と聞いてどんなことを思い浮かべますか?ストレスが溜まる!とか、ストレス発散!という言葉があるように、私はネガティブなイメージが最初に湧きます。

ストレスの定義は、色々ありますが、私はLazarus(1966)の心理的ストレスの定義が、自分の考えていることに近いので、紹介したいと思います。

Lazarus(1966)は、心理的ストレスを「ある個人の資源に負担をかけたり、あるいはそれを超えたり、そして個人の心身の健康を驚かすものとして評価された、人間と環境とのある特定な関係」と定義した。

『ストレスとストレスコーピングの実行性と志向性』

個人の心身の健康を驚かすものとして評価された、人間と環境とのある特定な関係、っていうのが興味深いです。特定な関係、とあるようにストレスはいつでもどこでも感じるものではないことがわかります。

私が特にストレスを感じることは、自分が望まない対人コミュニケーションです。

例えば、上から目線のアドバイスや指摘であったり、マウントを取るようなやり取りだったり、思いやりの全くない丸投げの仕事だったり。

そういったコミュニケーションが1回でもあると、割とストレスに感じます。

きっとこれは私だけに限らず、他の人もストレスに感じることだと思います。一方で、それはストレスに感じない、もっと違うことにストレスを感じる、という人もいると思います。

誰もが感じたことのあるストレスに関して、私なりのストレス解消法を紹介します。騙されたと思って、何か試してみると面白い発見があるかもしれません!


①一旦、全てを吐き出す

一旦、全てを吐き出す。これは必ずやります。自分にも落ち度があったとしても、まずは一旦今の自分の気持ちを吐き出します。PCに殴り書きでも良いし、信頼できる人でも良い。とにかく今感じている自分の感情に嘘偽りなく、言葉として一旦全てを吐き出します。

私がよくやりがちなのが、見栄えの良い理由をつけて、理解力の高い、良い人になること。「私がよくなかったな」とか、「相手もこういう事情があったのかもしれない」とか、「次はこういう学びに変えよう」とか。

もちろん、前向きなのは素晴らしいことなのですが、正直にいうと無理している時もあります。なので、無理に大人ぶって見栄えの良い理由をつけるのではなく、
「くーーーーむかつく!!!!!」
「なんでそんなこと言われなあかんねん!!!!」
などなど、まずは自分の感じている感情を解放してあげます。

言える人や紙、PCのキーボードに向かって一旦、全てを吐き出す。

それだけで、結構、心が楽になります。人間は理性があるので、自分が感じている感情よりも先に相手の背景や起こっている事象に対して理解を示して感情をしずめることをやりがちなんですよね。これは人とのコミュニケーションにおいてはとても大事なスキルだと思うのですが、知らぬ間に積み重なりストレスになってしまう、ということもあると思います。

理解より先に、自分が感じた感情を優先してあげる。そして、解放。慣れない人は抵抗があるかもしれないですし、自分の感情をそのまま出すなんてそんな…と思う人もいると思うのですが、少しずつ練習すればできるようになると思います。

私はあるとき、定期的にコーチングを依頼しているコーチに「ゆかっち、怒りを我慢してない?」って問いかけられたことがありました。その時に、これだけ感情を優先にって意識しているのにそれでも抑えていたのか、とハッとさせられたことがあります。

理解より先に、自分が感じた感情を優先し解放すること。

もちろん、話を聴いてくれる人には感謝の気持ちは忘れずに。

②変な動きをする

変な動きをすると、元気になる。これ、嘘みたいな話なのですが、実は研究で実証されています。

アメリカ・サンフランシスコ州立大学のペパー博士らの研究によると、「背中を丸めてしょんぼりと縮こまった姿勢で歩くグループ」と「反対側の手と足をあげてスキップするグループ」に分け、動作後に元気度を自己評価(元気度=幸福感・絶望感、楽しい・悲しい記憶の想起など)。すると、「ヘンテコな動きで歩くグループ」は元気度が大幅に向上したのに対し、「しょんぼりとした姿勢で歩くグループ」は、実験前に元気度が高かった人たちですら実験後は元気度の大幅な低下がみられた。

『“ヘンテコ”な動きで脳を騙す!? 沈んだ気持ちを回復させるユニークな研究に迫る』

この研究結果を知ってから、特にイライラが募っていたり、落ち込みやすくなっていたり、身体にストレス反応が出ている時に、変な動きをするようにしています。

正直気休めじゃないか?とも思うんですが、ストレスが溜まった時にしょんぼりと肩を落として前屈みになったり、布団にうずくまるよりも、ラジオ体操やブリッジをしている方が、なんだか明るい気持ちになってくるんですよね。身体の向きって、結構影響受けるんです。

ほんと、騙されたと思ってやってみてください。

③好きな香りを嗅ぐ

最後は、自分の好きな香りを嗅ぐです。嗅覚の情報は視聴覚の情報と違って、本能的な行動や感情、直感に関わる大脳辺縁系にダイレクトに届くため香りを嗅ぐと、何の香りかを判断する前に感情が動くそうです。

さらに香りの情報は脳の視床下部に伝わり、人間の生理的な活動をコントロールする自律神経系・ホルモン系・免疫系に影響を与えるため、心身のバランスを整えるとも。

香りは、感情をリセットするのに有効な手段なんです。

特に私はお香が好きです。KEYUCAのお香を使っています。

一方で、お香だと家しかできない….となるので、出先でもストレスを感じたりイライラした感情を抑めるのに、持ち運べるスプレー型もあります。イライラ、不安にシュッとひとふき!

私は毎朝起きたら、好きな香のお香をたくようにしています。好きな香を嗅ぐだけでも、気持ちがすっきりするので、おすすめです。


以上が私のストレス解消法3選でした!ストレスはできるだけ感じないにこしたことはないですが、生きていると色々あると思います。まずはいつも頑張っている自分に拍手。できなかったら両手で自分をギュッと抱きしめてあげるだけでも少し安心しますよ。

あ、あと、首はできるだけ冷やさないでいてくださいね。 首には太い血管が通っているため、温めることで全身の血流が良くなり、冷えや疲れも解消されやすくなります。自律神経の機能を高めるためには、首を温めることが効果的といわれています。マフラー巻いてるとなんか安心できるのってそういうことか、と妙に納得した記憶があります。

少しでも試してみても良いかな、と思ってもらえるものがあったら嬉しいです◎

今日も良い1日を〜!

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