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自分で制約を設けてレベルアップする

なにか新しい事に挑戦し始めた時、最初はなかなかは難しいものです。
しかし、ある程度慣れてくると、なかなか実力の向上を実感できなくなる事ありませんか?

今日もありがとうございます!
新しい選択肢を創り出す!発明デザイナーの今井雄仁です!

実力の向上を実感できた時は、出来る事が増えていく感覚があり
自信も上がっていってとても良いのですが、

慣れてくると、そうもいかないこともあります。

そんな時!私が実践しているのがこの方法です。


自らに制約を設けて訓練する

という手段があります。

私は主に、クリエイションの実力を高めるために使うのですが
(創ること、デザインする事、技術開発する事など)
スポーツやその他の挑戦にも使えます。

分かりやすいように

実際に私が行った事のある具体例を挙げます

  1. ・苦手な手法をあえて使って製作する

  2. ・得意な手法を封印してやってみる

  3. ・デジタルを使わないでやってみる

  4. ・最新技術だけでやってみる

  5. ・大きさを変えないで、機能だけ向上させる(開発の仕事で)

  6. ・金額を下げて性能を向上させる(開発の仕事で)

  7. ・一旦完成した機構を、極小の範囲に収める(開発の仕事で)

などなど、挙げればたくさんあります。

わかりやすい方法と実践例

①の苦手な手法を使ってやってみる
②得意な手法を封印してやってみる

は、イメージしやすいと思います、

例えば、①の苦手な手法を使ってやってみる
の具体例として

私は以前、鉛筆で絵を描くと
線を決めるのに時間がかかっていました

濃い線を描くと修正が難しくなるので、
形をとるのに勇気がいるのです。

その対策として、あえて下書きから
ボールペンで絵を描く。という訓練をしました。

使用しているボールペンは、
置いた瞬間に線が決まってしまうものです。

そうすると今度は
白紙にペンで絵を描き始めるのに勇気がいるのですが、
それに慣れるために、練習していました。

まさに、このnoteのイラストを描くときにもです。
(noteイラストは約1年間続けました。)

さらに、苦手意識のあった「人物を描く」「色彩を使う」も
同時に実践しました。
[記事:『note』で『苦手意識』を克服した話]

当然、最初からうまく描けるはずもなく、
たくさん失敗して何十回も描く事になります。

ですがそのうちに、失敗するのに慣れたり、
最初は小さく描けば、1回あたりの気力や時間を節約できる事
などに気付き、実力向上している実感がわいてきました。

「いやいや、それって大変なだけで、
  実際の実力って上がってるの?」

と思うかもしれませんね

たしかに、苦手な事をしているだけでは、
得意な事をするより、成果の質は良くないかもしれません。

しかし!
私は今週ある発見をしました!

最近はむしろ、ペンで描き始める事が習慣になっていて、
挑戦していた事も忘れていたのですが、

今週、どうしても時間内に描き上げたいものがあったのです。
私は

「あー!!!!ペンで描くと失敗したら全部描き直しだし
 イメージ通りに修正を何回もするの大変すぎる!!」

「期限の時間に間に合わない!!」

その時、思いました。
「あ、ペンやめて鉛筆にすれば良いんじゃない?」
(というか、訓練だったの忘れてた!)

今週あった実体験

鉛筆に持ち替えて、下書きを描いたら
速い!早い!
(あくまで私個人の印象です)

なんていったって微修正するのが消しゴムでできますからね!
(当然ですが)

そして、今まで訓練してきた人物描画も色彩を扱う能力も
もちろん以前よりは向上していたので、

間に合わないと思っていた事が、
思ったよりも良い精度で間に合わせる事が出来ました!

このような実益があったので、
今回あなたにお伝えしようと記事にしたのです。

しかし

実際の実力が上がるとしても
その能力が使える能力なのか?

は、どんな訓練をするのか?
将来どんな状況に遭遇するか次第だと思います。

しかし、その分野の実力向上以外にも大きな利点があります。

それは、

向上を実感することにより自信がつき、
自信が新たな挑戦と実現を可能にする。

という事です。

これは大事だと私は思います。

『常に向上している』という実感は、
『自分は今までできなかった事も出来るようになる人間だ』
という自己肯定感
にもつながりますので

なにか難しそうなことに挑戦するか迷ったとき、
「やってみよう」
と思える事が増えて、さらに挑戦中に、
諦める可能性も減ります。

結果、挑戦が成功する可能性も高まる。

という事です。

慣れないうちは仕事でこの方法を試すと迷惑がかかると思うので、
趣味や学生のうちに試してみるのが良いかもしれませんね。

「挑戦してみるよ!」

結論

自ら難しい制約を設けて訓練することで
通常以上に向上できることがある!


より良い未来をつくっていきましょう!

⭐️⭐️今日も読んでくださってありがとうございます!⭐️⭐️
⭐️良いと感じたらスキやコメントいただけたら嬉しいです⭐️

目次へ行く!

追伸

今回のイラストは「ペンを使わない」という制約で描いてみたものです。
結果わかったのは、下書きは早いし、微妙な表情の調整はしやすい。
でも仕上げは、くっきりさせるのに時間がかかる。
という事でした^^
先週までと表情が違う感じがしませんか?

ショートストーリー

魔女見習いのウィリアは、魔女の大先輩であるおばあちゃん(師匠)
の家に住み込みで魔法を学んでいる。
 この地域の奥地には奥深き洞窟遺跡があり、
階層ごとに貴重な知識や材料が眠っているというが、探索は容易ではない。
冒険者にも「浅い階層を探索するのでさえ困難」と噂され、立ち入る者は少ない。
 この洞窟は、この地域の魔女の間では試練の洞窟と呼ばれており、
ある階層にある魔法の知識と材料を手に入れる事が一流の魔女になるための試練とされている。
 ウィリアは試練の日を3か月後に控えていたが、自信は満々、
というのも、ウィリアは魔法の才能があるだけでなく、努力家で様々な属性の魔法を使いこなすだけでなく、一般的に難しいとされる魔法属性の切り替えも、状況を瞬時に読み取って適切な属性に切り替える事が出来る。能力の持ち主で、周囲の魔法使いからも一目を置かれているのだった。

 そんなある日、ウィリアは師匠に
「魔法を使わないで試練の洞窟を制覇するように」と言われた。

ウィリア「えー私だけそんなのひどいよ!」
おばあちゃん「あなたが魔法を使ったら、試練は簡単でしょう?」
ウィリア「自信はあったけど、、。魔法を使わないとなったらはなしはちがうでしょ? せめて1年前に言ってくれれば準備できたのに」
おばあちゃん「1年も前に言ったら、あなた魔法の勉強真剣にしなくなるでしょ?」
ウィリア「そうかもしれないけど、、」
おばあちゃん「無理だったら魔法使ってもいいけど、使ったら再挑戦ね♡」
ウィリア「えーひどい!」
おばあちゃん「大丈夫、今まであなたが学んできた魔法の知識や努力が役に立つはずよ」
ウィリア「、、、わかった。やってみるよ!」

そんなこんなで、ウィラは3か月後の試練に向けて猛特訓をするのだった!

魔法使いウィリア「試練の洞窟へ」(自作)
「わかった。やってみる!」

読んでいただきありがとうございます!

ご紹介いただきました

きしゃこく先生さま。ありがとうございます!

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私は、子どもたちの学びや気付きが世界を豊かにすると考えており、クレジットカード等を持たない方でも読めるように基本的に無料での記事公開をしております。また、発明デザイン研究所はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)への寄付を毎月行い、難民の子どもたちの教育機会を支援しています。