小野崎雄一
手がけた商品開発の裏側を記録用に残しています。
いわき民報のくらし随筆というコーナーで3ヶ間コラムを寄稿させていただきましたが、思いのほか好評をいただき、新聞掲載から1年経った今でもまた読みたいと多くのリクエストいただいのでnoteにて公開します。 クスっと笑える。全部読むと自己啓発本5冊くらい読んだことに匹敵しますよ。嘘です。
2023年8月24日午後1時頃、福島第1原子力発電所のALPS処理水が海洋放出開始となりました。10年…
私が県内最大級の鮮魚店「おのざき」を事業承継する中で意識していることの一つが、「半歩先」…
脂をたんまりと含んだ肉厚な食感。濃厚で甘じょっぱいタレと、夏の暑さを吹き飛ぶす、さわやか…
初夏になると、まるで宝石のような神々しさをまとったいわき産ウニ貝焼きが、市場に一列に整列…
店の売り上げは、お客さまが喜んだ結果だと社内で話している。お客さまが喜ぶということは、何…
「築地市場の水産関係者の99%がおいしいと認めた」。電通が2015(平成27)年に行った水産…
私は東京からUターンし、2020年1月、家業の「株式会社おのざき」を承継すべく入社しました。19…
前回の記事では、煮凝りの方向性を決めてから開発に着手する中での障壁などを中心にまとめまし…
前回の記事では、「金曜日の煮凝り」は、原発処理水海洋放出決定をきっかけに構想が始まり、調…
2022年2月「金曜日の煮凝り」リリース! 構想からおよそ10ヶ月。2022年2月末に新商品「金曜日…
新年あけましておめでとうございます。 2023年で(株)おのざきは100周年を迎えます。帝国デー…
海の豊かさを次世代に繋ぐべく、魚のアラを活用した出汁開発プロジェクトを立ち上げて約1年。 …
大正12年。貧しい家庭ながら大家族を養うために、魚を売り始めた1人の女性がいた。女に魚屋が…
「おぬし、戦う前から臆病風に吹かれておるのか、その者の首を斬れい!」自軍の数3千騎に対し…
22時の港。穏やかな波が寝息を立てるように揺れている。すやすや眠る子供たちをベッドに残し、…
初夏の翠雨(すいう)が街を潤す。森の木々や田んぼの幼穂は生命の息吹を誇示するかのように踊…