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第12話~こころざし~

「おぬし、戦う前から臆病風に吹かれておるのか、その者の首を斬れい!」自軍の数3千騎に対し、攻め入る敵軍は3万騎。勝ち目のない戦を前に将を引き留めた家臣の首が飛ぶ。三国志を読み返しているのだが、こんなシーンが多い。なんて暴君だ、多くの人がこう思うだろうが、こういったリーダーこそ今必要じゃないか。

家臣は100%勝ち目がないという数的根拠を提示して出軍に反対すべきだ。前例がないという理由で将軍を止めてはいけない。もちろん、将軍は自国のリスク許容度を計算していることが前提だが。

政府のコロナ対応を批判する声が毎日耳に入りうんざりしている。前例がないのだから完璧な対応など困難だ。人々が政府を罵っている間にも、目標に向かって努力する人はいる。優れた代替案がないなのら、批判はやめて、行動しようぜ。

株式会社おのざきのミッションは「街をもっと面白く、もっと多彩に」。街を盛り上げる挑戦をこれからもしていく。

曹操のように力ずくで天下を取りたいとは思わない。劉備玄徳がただ国の平安を求めるように、僕らはただ街の面白さを追求していきたい。(いわき民報掲載)

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