骨付き鶏のとろろ昆布梅バター煮込み
外気温マイナス2度(体感)の本日。
家にいながらにしてヒートテック・極太ニット・ウールカーディガン重ね、マフラーぐる巻きの見た目エスキモー状態で過ごしているわけだが。
ことの発端は、今朝。
起きて簡単に朝ごはんを済ませ、食器を洗おうとお湯を出したのだけど、待てど暮らせどお湯、出ず。
え、、これは一体何事?顔にしたたる3本線。
サロンにある暖房系統を司るパネルを見ると、エラー表示。
いやな予感しかない。
ガレージのガスボイラーを見に行ったらこちらもエラー表示。
ちーん、終了のお知らせ。。
我が家、給湯も暖房もガスなので、お湯も出なけりゃ全館暖房もつかない。
至急、来週末まで戻ってこないOtto氏に事態を報告。
気を落ち着かせようと茶でも入れようと、電気ケトルを沸かそうとしたら、なんとこちらも作動しない。
昨晩までは普通に動いてたのにナンデカナ?
何もかもがうまく回らない日ってあるけど、それにしてもこのクソ寒い日に・・・と思わず悪態もつきたくなる。私なんかした??家で大人しく俺を愛でてるだけなんですけど号泣。
閑話休題。
毎月の弁当記録を心待ちにしている餃子先生。
餃子先生の投稿によく登場するのが、長谷川あかりさんという料理家の方。その影響を大いに受けて、X(旧ツイッター)でフォロー。少ない食材かつ組み合わせの妙が気になるレシピが多くて、ブックマークしているものが多い。
昨晩、魚が続いていたから久しぶりに肉を食べるか〜と。週末白菜を仕入れていたから、この絶品梅バター鍋、いってみよう。
さすが餃子先生。すでにR5年11月15日の弁当で作られていますね。
冷凍していた骨付き鶏ももを流水解凍している間に、箸休めからとりかかりますかね。マルシェでカブを買ってきていたので、千枚漬け風に。
薄切りにしたカブを袋にいれて塩を振ってもみもみ。しんなりしたらお酢(りんご酢しかなかった)、きび砂糖(健康っぽい)、みりん(ツルヤ)、輪切唐辛子(八幡屋礒五郎)で合わせ酢をつくって、昆布(北海道産)とともに袋に加えてもみこんで冷蔵庫へ。
鶏肉が解凍できたら、例の絶品梅バター鍋をつくろう。
材料は、鶏肉、白菜、とろろ昆布、梅干し、みりん、バター、塩のみ。
白菜(chou chinois シューシノワ)って最近北フランスでも市民権を獲得しつつあるっぽくて、入手しやすくなった。まあだいぶ小さいサイズだけど。
鶏肉とともに、梅、バター、みりんを煮て火を通したのち、白菜とおぼろ昆布、塩を加えて加熱するのみという簡単手順。このシンプルさもいいね。
骨つき鶏肉を捌くのが面倒なのでズボラモード発動。
きっと骨付きのほうが出汁が出るにちがいないという信念もとい言い訳のもと、そのままどぼん。まあ鍋っていうより煮込みと呼んだほうがよろしいかな。
ちいさく切った鶏モモなら5分くらいで良いそうだけど、骨つきそのままなもんで30分くらい煮込む。
その後、ざくぎりにした白菜ととろろ昆布を投入。えらい量にも見えるけど、どうせカサは半減するのであろう。
蓋をして煮込むこと10分。だいぶカサが減ってきた。
さらに煮込むこと数分。白菜の歯応えがちょっとだけのこる感じでフィニッシュ。
深めのお皿に盛り付けてみよう。
これはきっと米にもあうだろうから、定食風にしよう。
野菜不足なもので、サラダなんかもちゃんと摂取。
この梅バター煮込み。絶品といわれるだけあって、えもいわれぬ美味しさで思わず声が出た。バターのコクと鶏&こんぶの旨み、そして梅の酸味が絶妙。味変でゆず胡椒も用意したけど、使わないうちに食べ切ってしまった。
そうそう、カブの千枚漬け。これがまたよかった。
朝、カブを買ってきていた自分を褒め称えたいほどのよい箸休め。
おかわりせずに鍋に半量残したまま、就寝。
翌日つまり今日。ノー暖房による絶望モードで昼ごはんを作る気力が起きない私を、昨晩の残りの煮込みが助けてくれた。これ、絶対あったまるじゃないの。雑炊にしちゃおう。
鶏肉は骨から外して、水を足して米を加えたところに、溶き卵を回し入れてひと煮立ちさせたら完成。
千枚漬けとともにいただきます。
煮込みあるある、2日目のほうが美味しい説。
煮込む時間はかかるけど、鶏肉は骨つきのままでよかったな。
とろろ昆布って、トッピングくらいしか使うことがないからなかなか減らないけど、これはいい使い方を教えてもらった。梅ととろろ昆布のストックが尽きるまではこの絶品煮込み、リピートしたいと思う。
それにしても、あー!明日には回復してくれ!頼む!ボイラー!
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