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異文化体験をした夜、イカの日の残り香でしっぽりと

一日中、天気が悪く、雨が降ったりやんだりしていた本日のパリ。
フランスに来て初めて、メガネとコンタクトの度数を測ってもらうために、ひとり眼科医に行った。

残念ながら私は目が悪い。近眼かつ強めの乱視も入っているので、裸眼では日常生活が不可能。眼精疲労と肩こりは私の永遠のテーマだ。今まで年に一度は一時帰国していたので、そのたびにコンタクトは購入していたのだけど、当分帰れそうにないのでここらで買い足さなくてはならぬ。

こちらの病院は、ヒトも犬も基本的に事前予約必須。電話以外にインターネットの予約サイトが充実しているので気軽に予約できるのはいいのだが、お医者によっては半年後じゃないと予約がとれないとか、ザラ。今回の予約は割といいほうで、1ヶ月前くらいに予約した。

12時の予約で、11時40分に到着。20分後に総合受付を済ませてからさらに待つこと30分。相変わらずよく待たされる国だ。

椅子に座って機械の中の景色を眺めたり、しゅぽっと空気が出てきたり(苦手)、ここまでは日本と変わらず。次、視力検査。日本みたく「どこに穴が開いているか教えてくださーい」が来るかと思ったら、「アルファベット、読んで」

アルファベットが5つ並んでいて、それを左から読み上げるという方式なのであった。「A・E・H・F・O」みたいな。HをMと間違えたり、VとUで迷ったり。でも穴の場所よりもアルファベットの方が覚えやすいせいか、左眼は右眼のときの経験による勘が働いてしまった感が否めない。

色覚の後の検査も、文字の大きさの違うフランス語の文章を読んだり。こりゃ最低限のフランス語ができないとなかなか厳しいな。

ひとりで病院にいくのは相変わらず緊張するけれど、日本との違いがわかって面白い経験となった。

👀

さて夕食。最近またダイエットブームが訪れたOtto氏(定期)。今日もいつもの野菜ポタージュをお召し上がるようなので、夕飯は別々。よって私のごはんは和食。

先週末に催した、今月のイカの日祭り

イカバーグには胴とエンペラと小さめのゲソを使って、ミンチにするにはもったいない立派なゲソは、そのまま食べたいからとっておいた。

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ここはシンプルにみりん醤油に漬け込んで、必殺、パリの空にたなびくイカゲソ干しといこう。

夏の自由研究のときはイカソーメンを目指していたのでカラっカラになるまで干したけれど、今回はプリプリ感も残したいので、表面が乾く程度で。

みりん醤油に漬け込んだイカゲソ3人衆。
残念ながらここ数日天気が悪いので、部屋の中で室内干し。洗濯バサミはあとで洗えばいいやーってことで、横着して直接挟んで干してしまう。

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夕方。
おばけ?ぎょっとするレベルのシルエット。

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例のごとく、Otto氏帰宅前に証拠隠滅。タッパーに入れてさらに一晩冷蔵庫。からの本日も同じことの繰り返し。良い感じに乾いた感じ。

オーブンで軽く焼いて、イカゲソの室内干し、できた。鉄板のマヨ×七味にて。

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イカだけってわけにもいかないので、冷凍庫の白米をチン。冷凍のサーモンを焼いて目玉焼きをのっけてお醤油をかけていただくという超適当飯。

それにしても緑が足りない。そしてもずく酢が欲しい。

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ちなみにイカゲソ、ちょうどいい乾き具合で最高でございました。

余談だけど、Otto氏のダイエットブームがやってきた日に限っていつもクレープを鬼焼きしているのは気のせいだろうか。昨日も今日も結局デザートに3枚くらい食べていらっしゃるのだけど。

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うちのひよこ、膝の上で熟睡中🐤

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