恥の多い私の人生と、絶品海苔たらこ〜マイ・ロシアンたらこ缶ストーリー・イン・パリ【第3章】
第1章、第2章とお届けしている私とロシアンたらこ缶のものがたり🇫🇷
第2章を投稿して少し経って、私のnoteを毎日楽しみにしてくれているソウルメイトの港区男子RくんからひゅっとLINEが入る。
ちょっとあなた、私もずーっと勘違いしてたんだけど、
「マトリーショカ」じゃなくて「マトリョーシカ」が正解らしいよ!
・・・・うぇええええええええええええ!?
思わず変な声がでてしまった。
生まれてこのかた30うん年間、疑う余地なくマトリーショカだと思っていた。
高校時代にロシア語をかじったことのあるRくんいわく、
ロシア語はリャリュリョが好きなのよ
と。たしかにスクリャービンとかいるな。あとはカラマーゾフの兄弟のアリョーシャか。それくらいしか知らんけど。
それにしても、第2章なんて全部のロシアンエピスリーの前にこの人形の看板があったから、めっちゃマトリーショカって書いてるし。恥ずかしいがすぎるよおい。穴があったらっていうか穴を掘って入りたい。
でもまあ、言いまちがいの恥はかき捨てだ。人生のこれから半分は正しいロシア語を使って生きていけると思えばいいさ。
すでに気づいていて「あっこいつ間違ってやんの!けけけ」と思っていた読者の皆様、笑ってやってください。で、もしまた私がやらかしているところをお気づきになった場合、コメントでこっそり教えてください🙏
🐟🥚🐟🥚🐟
勘ちがいというか言いまちがいといえば、先日私のつくった豚の塩釜焼きを取り上げてとっても素敵な記事を書いてくれた、エア呑み友のえりきゃっとことえりちゃん。
現実世界で会ったことはないけれど、noteの世界で毎日会話してるようなもの。
東京からパリを想ってワインを飲んでくれていることに、ほっこり。
「東京のえりちゃんを想いながら、今度ポークケチャップつくる🐽」なんてちょっとカッコつけてコメントしたら、「ユイちゃん、言いづらいけど、ケチャップじゃなくてチャップだよ😂」って。
え!そうなの??ポーク+ケチャップでポークケチャップじゃないの?・・・というか作ったことがない、ポークケチャップじゃなくてポークチャップ。
人は失敗から学ぶというけれど、まさに、だ。
とにもかくにも、親切に正してくれて、ありがとうえりちゃん。
🐟🥚🐟🥚🐟
そんな恥の多い人生を現在進行形で送っている私なわけだが、先週のはじめも懲りずに魚卵を求め、ふらふらとパリの街をお散歩。「あ、そういえば入荷してるかなたらこ缶」と思いついて、在庫確認しに最初のお店へ立ち寄ってみた。
中に入って冷蔵コーナーに直行すると、おおお!いつもの場所にあふれるほど並べられている、大量の青いたらこ缶。これ絶対普段より多く発注してるんじゃないかと。
おいしいものは共有しないとなと、買い占めたい気持ちを抑えつつ、パリの友人へのお土産を兼ねてとりあえず3つ持ってレジへ並ぶ。
レジで初めてお目もじするムッシューが、何やら初対面なのに、「ちゃんと見つかった?」って話しかけてこられる。もしかしてたらこ缶探してるちっちゃいアジア人として、私、すでに知られている・・・?ざわざわ。
🐟🥚🐟🥚🐟
紆余曲折を経て、ようやくパリ深酒系友のAちゃん家に持っていく分がゲットできたので、白ワインと粕漬け、とあるつまみ(まだ書けていない研究成果)とたらこ缶を持って、てくてくと。
Aちゃんが作ってくれた特製焼売などをいただきながら、ほろ酔いの中、いざたらこ缶オープン。ワインのプロ、美味しいものをたくさん知っているAちゃんに「ちゃんとたらこだ!」と好評でうれしい。
Aちゃんの思いつきで、彼女おすすめの「極上」海苔と合わせてみることにした。ちなみにこの海苔、海苔の概念がひっくり返るくらい、めちゃくちゃに美味しい。
この海苔に、スプーン1杯のたらこをのせるだけ。
おーいーしーいーー!!シンプル・イズ・ベスト。ほっぺたが落ちた。
海苔の匂いに誘われて、ミルゥも首がのびーる
美味しいものを共有したいと思える友人がいることは、なんて幸せなことなんだろうと、しみじみ。今日も楽しく美味しいひとときを、ありがとう。
つまみに茹でてくれた丸ごとタコも気になる首長男🐶
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